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屋久島トレッキングの人気スポットである縄文杉や白谷雲水峡、ヤクスギランドなど、日帰りトレッキングに必要な情報をまとめました。
屋久島だからこその持ち物や服装、子供のトレッキングについてなど、初心者でも分かりやすく、尚且つ15年以上実績ある屋久島ガイドさん監修でご紹介します!
関連記事:屋久島 観光をまとめて知りたい方はコチラ
10年以上、屋久島で観光業に携わっています。
元々旅行者だった筆者ですが、2006年から屋久島へ移住。
11歳の娘と夫の3人暮らし。 東京、名古屋に在住経験あり。
屋久島トレッキングで人気でおすすめはといえば、縄文杉トレッキング、白谷雲水峡トレッキング、宮之浦岳トレッキングとなります。
ですが、気になるのがその難易度。そして行くとなるとどのような装備が必要なのか?
さらにその人気の屋久島トレッキングをするなら、どのツアーへ申し込めばよいのか?
など、諸々疑問が出てきますよね。
ということで、以下で順にご紹介して行くワケですが、おすすめの屋久島トレッキングツアーをすぐ申し込みたい方に向けて おすすめ「屋久島トレッキング」と「おすすめツアー」を難易度別にご紹介!で簡単にご紹介します。
『縄文杉トレッキング』は屋久島で一番人気のトレッキングスポットです。
樹齢7,000年とも言われる屋久杉。標高1,000〜1,300m 付近ををトレッキングします。
そして1日往復10時間かけて歩かなければ、行って帰ってくることができません。(短縮ルートなしです。^^;)距離にして22kmです。
そこでこの縄文杉トレッキングをガイドツアーへ参加しないでする場合、諸々な手配が必要となります。
例えば、縄文杉トレッキング当日はホテルから屋久杉自然館のバス停までの交通の手配や、早朝の食事やお昼のお弁当の確保など。
また、縄文杉へ行くなら日程は必ず2泊3日必要です。
なぜなら、前泊と後泊しないと、早朝から夕方までトレッキングできないからです。
そして宿泊する宿は安房がおすすめ・・・と、細々とお伝えしたいことがあります。
ですので【保存版】縄文杉トレッキングに必要なこと全部まとめました!で、詳しくご紹介します。
縄文杉トレッキングのガイドツアーに参加しない場合に必要手配や旅行日程をまとめています
旅行全体の観光モデルプランはこちらでご紹介しています。ガイドさんなしでもOKプランと同じ内容の屋久島ツアーを一緒にご紹介しています。
積雪さえなければ、1年を通してトレッキングできる縄文杉トレッキングですが、特にベストシーズンってあるのでしょうか?
しいて言うならば、
となるでしょうか。
縄文杉トレキングの季節ごとの注意点や、気温、服装などについては、屋久島の縄文杉トレッキングにおすすめの時期をご紹介!でご紹介しています。
縄文杉トレッキングが果たして自分に可能なのか?
多くの方が危惧する点ではないでしょうか。
まずは縄文杉トレッキングは、往復10時間のロングトレッキング。トレッキングの際に、ペース配分をしっかりすることが大切です。
普段トレッキングをしない方は『ペース配分って?』となると思います。(←私もそうでした。^^;)
ですが、これが意外に完歩の秘訣なのです。
ですので、ガイドツアーへ参加するメリットとして、ペース配分してくれる点というのも1つ挙げられます。
ということで、ガイドツアーへ参加しない場合の方のために、縄文杉トレッキング コース地図と紹介【時間配分・トイレ・水・距離】でペース配分と休憩ポイントなどを入れてご紹介します。
15年以上屋久島ガイドをしている、ベテランガイドさん監修で作成しました。
そして、縄文杉トレッキングの一番の成功の一番の秘訣は『準備をしっかりすること』です。
準備とは、屋久島トレッキングに合った『持ち物』と『服装』をすること。
そして『ロングトレッキングに耐えうる身体の準備』です。
身体の準備は、屋久島に来る6ヶ月くらい前から、長く歩く練習をしたり、日帰りの登山を2〜3回すればOKです。具体的には【初心者必見!】縄文杉トレッキング 成功の秘訣 でご紹介しています。
縄文杉トレッキングについてちょっとネガティブなことをいいますと、
もし途中リタイアした場合は、自力で歩いて戻るか、救助ヘリを呼ぶかしかありません。
しかも、携帯はどこでもつながりません。
ですので、ガイドツアーへ参加するもう一つのメリットとして、もし怪我で歩けなくなったときに里地にいる人に連絡を入れて、怪我人がいるということをいち早く知らせてくれるということが挙げられます。
またガイドさんと歩くと、夜までに下山できないということが、まずないです。
屋久島で、もし明るいうちに下山できなかった場合、屋久島の山は一寸先も闇です。
道迷いや滑落ということが十分考えられます。(だから懐中電灯かヘッドライトは必ず持ってください。また、登山届を必ず出してください。行動食は多めに持ちましょう。)→屋久島の持ち物リスト
ガイドさんと一緒の場合、里地にいる事務所の人が下山していないことを警察や他のガイドさんに知らせてくれるので、対応が遅れることを防げるということが大きなメリットといえるでしょう。
多くの方は無事下山される屋久島のトレッキングですが、上述のようなことが「ある」ということを知って準備しましょう。
もしガイドツアー参加も視野に入れたい場合はこちらでご紹介しています。
日帰り屋久島トレッキング対応 持ち物と服装
ジブリ映画『もののけ姫』の舞台イメージに使われたと言われる『苔むす森』(もののけ姫の森)は、今や世界中のジブリファンが観光に訪れます。
それだけでなく、往復4時間〜6時間かかる絶景の『太鼓岩』からの眺めや、点在する樹齢1,000年以上の『屋久杉』など、見所が盛りだくさん。
コースが3つあるので、ご自身の体力に合せて選択してください。
ですが白谷雲水峡は、沢が多く水難事故や道迷いなども毎年発生しているエリアでもあります。
こちらの【白谷雲水峡】ガイドなしなら知っておくべき(コース・時間・服装・行き方)で注意事項をしっかり確認していきましょう。
ヤクスギランドは昭和49年、『白谷雲水峡』と同時に『自然休養林』として指定された『屋久杉の森』。
コースが5つあり、簡単に歩ける30分コースは、お子さま連れにもちょうど良い散策コースもあります。
最長コースの210分コースなら健脚向けコースとなります。
白谷雲水峡に引けを取らない、屋久杉のよい森です。
安房エリアに位置しますので、南エリア〜安房エリアに宿泊される方なら、白谷雲水峡へ行かずともヤクスギランドで屋久杉の森を楽しむこともできます。
ヤクスギランドについては、「ガイドなし」でヤクスギランドへ行くならの必要情報(コース時間・服装・アクセス・料金・営業時間)でコースやその他の注意点などについてご紹介しています。
屋久島には、縄文杉トレッキングや白谷雲水峡、ヤクスギランドだけでなく、日帰りトレッキングできる山があります。
代表的なのは、宮之浦岳、太忠岳、黒味岳、モッチョム岳です。
こちらへ行くことを検討される方は、本土でもトレッキングされている経験者の方がほとんどかと思います。
検討するなら屋久島の日帰りトレッキング紹介【宮之浦岳/黒味岳/太忠岳/モッチョム岳】で、難易度やアクセス方法などを掲載しています。
屋久島トレッキングの服装は、雨に濡れることを想定して、素材選びを慎重にすることです。
ですので、濡れると重くなり冷たくなるコットン素材はNGです。
ユニクロや無印良品の運動を目的にしたアイテムでもOKです。とにかく速乾性の素材を選びましょう。(ヒートテックはNG)
また、屋久島は南の島ですが、標高が上がると気温が下がりますので、夏以外はフリースなどの保温着が必要です。
そして、忘れてはならないのが、ゴアテックス製のレインウエアです。
なぜゴアテックス製かというと、雨は防ぐのに中の蒸気を外へ逃してくれる機能が付いている素材だからです。
ゴアテックス製にしない場合どうなるかというと、蒸れがひどく自分の汗で全身濡れます。
標高の高い場所では、真夏でも濡れて風が吹けば凍えることもあります。ですので、しっかりした服装の準備が必要です。
ということで、屋久島トレッキングの服装(縄文杉・白谷・ヤクスギランド)季節と山の気温からご紹介!で、屋久島で日帰りトレッキングするための、服装を『季節』&『男女』で分けて、詳しくご紹介します。
屋久島で15年以上経験のある、トレッキングガイドさん監修ですので、参考になると思います。
具体的なおすすめアイテムも、すぐ購入もできるよう掲載しました。
登山レンタルありの屋久島ツアーはこちらでご紹介しています。
屋久島トレッキングだから必要なものと、必要ないものがあります。
必ず準備したいものは上述の通り、ガイドツアーに参加しないなら、ヘッドライトor懐中電灯は必須です。(万が一明るいうちに森から出てこられなかった場合に。)
また、大量の水は屋久島トレッキングでは必要ありません。所々にある沢の美味しい水を汲み足していきながら歩けます。
縄文杉トレッキングは、朝食を食べても、午前10時くらいにはお昼にしたくなります。(早朝より歩いているのでお腹が早くすきます。)行動食(おやつ)を多めに持つのがおすすめです。
詳しい屋久島トレッキングの持ち物については、屋久島トレッキング 安全に帰ってくるための『持ち物リスト』日帰り編でご紹介しています。
屋久島トレッキングでは、1日中雨の中を歩くことになることも。また思いがけず全身ずぶ濡れも珍しくはありません。
フツウの(?)防水方法では太刀打ちできないことも。ですので、屋久島トレッキングでは、ザックの中にビニールを入れてその中に荷物を入れます。
外にもザックカバーをします。
精密機器のカメラなどは、タオル巻いてジップロックに入れてザックへ。(出すのが大変そうですが(^_^;)
折りたたみ傘もお弁当時や撮影時に使えるので、持っておきましょう。
屋久島ならではの、持ち物の防水方法は 屋久島トレッキングの防水方法(荷物・レインウエア ・登山靴)で具体的にご紹介しています。
屋久島へお子さんといらっしゃる方へ。
屋久島で具体的に子供が歩ける、観光地とそのコースをご紹介します。
ちなみに縄文杉トレッキングは、10歳ぐらいからチャレンジできそうですが、本人が行きたいと言わない場合はおすすめしません。
なぜなら、縄文杉トレッキングは、体力面だけでなく、長い道のりを歩く集中力や精神力も必要だからです。
子供はただ目的地を目指して歩くのが苦手ですので、トレッキング嫌いになってしまう可能性もお考えください。
もし、お子さんと歩くなら、『白谷雲水峡の弥生杉コース』や『ヤクスギランドの30分or50分コース』がおすすめです。
詳しくは【子供】縄文杉登山は何歳からチャレンジできる?白谷雲水峡とヤクスギランド で歩けるコースもご紹介でご紹介しています。
1〜3時間のお散歩程度なら動きやすい格好で十分です。
ですが、『縄文杉トレッキング』や、『太鼓岩』へ行くなら、服装やトレッキングシューズの準備を。完歩の重要なポイントとなります。
もし、こちらの記事をお読みになり、『これならガイドなしでも行けそう!』という方は、JAL便利用ツアーの JALダイナミックパッケージ、楽天トラベル、じゃらんパックの3社がおすすめです。
良い宿ならJALダイナミックパッケージ。おすすめの理由はガイドなしの屋久島ツアーなら 『JAL/楽天/じゃらん』が安心でおすすめ!をご覧ください。
また、宿選びに困ったら、必要な情報を以下でご紹介しています。選ぶべきは安房のホテル・宿です。
いかがでしたでしょうか。
屋久島の日帰りトレッキングについてご紹介しました。
屋久島で観光といえば、縄文杉を目指す『縄文杉トレッキング』や、苔むす森や太鼓岩を目指す『白谷雲水峡トレッキング』が人気です。
また、九州最高峰の『宮之浦岳』があることも、屋久島でトレッキングが人気になった理由かもしれません。
屋久島は、雨が多く海に囲まれた山岳島。
『高く登れば海が見える。』『湧水を飲みながらトレッキングできる。』そんなところも、屋久島トレッキングのよいところです。
ぜひ、こちらを参考にしていただき、万全な準備で安全な『屋久島トレッキング』をなさってください。
みなさまが、無事笑顔で下山されることを心よりお祈りいたします。