
こちらでは、一番短いコースである『弥生杉コース』を7歳(小学2年生)と実際に歩いた体験談をご紹介します。
白谷雲水峡(しらたにうんすいきょう)には、3つのコースがありますが、『弥生杉コース』なら、比較的歩きやすいショートコースなので、小さなお子さんとでも屋久島の森を楽しめておすすめです!

ツキシマアサコ
10年以上、屋久島で観光業に携わっています。
元々旅行者だった筆者ですが、2006年から屋久島へ移住。10歳の娘と夫の3人暮らし。 東京、名古屋に在住経験あり。
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白谷雲水峡 弥生杉コースを7歳の娘と歩いてみました!

白谷雲水峡入り口の管理棟で募金(500円)をすると、パンフレットがもらえます。
「弥生杉コース」の途中にトイレはないので、必ず駐車場手前のトイレに行ってからスタートしましょう。

入り口から「白たえの滝」を見ながら白谷川沿いを進むと「さつき吊橋」が左手に見えてきます。
「さつき吊橋」は渡らず、逆側の「弥生杉コース」の標識の矢印通り、右側へ進めばOKです。

道なりに、木でできた階段や整備された登山道を進みます。濡れていると滑りやすいので気をつけましょう。
空気がきれいで、すがすがしく気持ちいいです。
途中登りが続く所や、木の橋などもあります。

『弥生杉』は分岐点から500mほど歩いた所にあります。
弥生杉は樹齢3000年。ちなみに、縄文杉は樹齢2000年〜7000年なので、ひょっとしたらあの縄文杉より長生きかもしれませんね。
弥生杉まで歩いたら、弥生杉の周りをぐるっと回って引き返します。
先ほどの川沿いの道まではおよそ600mです。

橋や橋のような木道の箇所では、お子さんが横から落ちると大変です。気をつけながら進みましょう。途中休憩ポイントもあります。

先ほどの白谷川沿いの道に戻ったら、入り口の管理棟とは逆の方向へ。
この時点で、お子さんの様子をみて、むつかしそうなら引き返してもよいかもしれません。
奉行コースを少しだけ進むと二代大杉へ
少しだけ奉行杉コースと同じコースを進むとすぐに『二代大杉』へ到着します。
『二代大杉』まで行って戻ってくるくらいなら、途中ちょっとワイルドな道もありますが大丈夫でしょう。

途中沢を渡ります。雨の日は増水して大変危険なこともありますので注意が必要です。
沢を渡ると、急勾配の階段と岩場を登ります。登りきったところに『二代大杉』があります。
そこからは、来た道を戻ります。
休憩やお弁当を広げるなら、白谷川横のベンチがオススメです。

帰り道は、白谷川沿いの道を歩いてもいいですし。花崗岩の『憩いの大岩』を歩いても楽しいかもしれません。(どちらでも管理棟へつながっています。)
「飛龍落とし」や「白たえの滝」も観ていきましょう。
白谷雲水峡 弥生杉コース 子供と一緒に行くなら

弥生杉コース(約2㎞)は大人の足で1時間ですが、子供と歩くと2時間はみておきましょう。
『弥生杉コース』は、ベビーキャリーを利用すれば、1歳頃から行くことが可能です。
また、2、3歳くらいの足元がまだしっかりしないお子さんを歩かせるとなると、転落の危険がある箇所もありますので気をつけましょう。
もしお子さんと一緒に歩くのなら4歳頃から。(くれぐれも大人の方がみてあげてください。)
さいごに:『弥生杉コース』を7歳の子供と歩いてみてのアドバイス
白谷雲水峡の「弥生杉コース」は、小さなお子さん連れならば、トイレと足場の悪いところをどうクリアするかという点がポイントになりそうです。
また、水分補給できるよう飲み物の準備と、必ず行動食(おやつ)を多めに持っていきましょう。
お弁当を持って行くなら、食べられるポイントが少ないので、見つけたらそこで食べてしまった方がいいかもしれません。
雨の多い屋久島の中でも、さらに雨の降りやすい白谷雲水峡です。傘やレインウエアの準備も忘れずに。
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