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屋久島でトレッキングする際の、荷物・レインウエア・登山靴の防水方法を詳しくご紹介します。特にトレッキング初心者の方はご覧ください。
ご存知の通り、屋久島は雨の多い島。シトシト降ることもありますが、強い雨が降ることも珍しくなく、多少の防水では太刀打ちできません。
こちらでは、ちょっとした工夫でできる、荷物と自身の防水方法をご紹介します。
まずは、荷物の防水方法をご紹介します。
水はザック底に貯まるので、濡らしたくないものは、上の方にしまうのが鉄則です。
それでは、詳しく防水方法をご案内していきます。
ザックの防水というと、『ザックカバーを上からかける』というのが一般的です。この方法ももちろんします。
『ザックカバーって何?』という方は、こちらを参考にしてみてください。サイズさえあえば、ご自分のザックにかぶせるだけなので、購入してかけるだけです。普段から使えるのであると便利。
ザックの内側にビニール袋を入れて防水します。
できれば、大きなものを一枚入れて、さらにその中で個別防水します。
ザックの中にもビニールを
ザックのビニールに入れる前に、ジップロックに入れます。
ジップロックは密閉製が高いので、スマホなどにいいかも。
精密機器のカメラなどは、タオルに巻いてからビニールにしまうのがおすすめです。
心配なら、タオル巻いてジップロックに入れて、さらにザックへ。(出すのが大変そうですが(^_^;)
防水バックとは、アウトドアショップで売っている、防水できる袋のことです。(説明になってないですね笑)
宿泊登山をする方なら、着替えはこれに入れます。
雨の中の縄文杉
ゴアテックス製のレインウエアを着用するのが基本です。
ゴアテックスとは、外からの雨は防いで、体から出る水蒸気は外に逃してくれる優れた特殊素材です。
ビニールカッパやナイロンレインコートなどの素材だと、体からの水蒸気が外へ出ることができません。そうなるとサウナスーツ状態となってしままいます。これではトレッキングは難しいですね。
ゴアテックス製のレインウエアは防水性が高く、長時間のトレッキングに適しています。屋久島でトレッキングするならば、必需品と考えてください。
ゴアテックスの一番の特徴は『防水透湿』の機能です。
『防水透湿』とは、外からの雨は防ぎますが、内側から出る汗や水蒸気は外に逃がすことができる機能でゴアテックス素材の特徴的な機能のこと。今や医療分野にも広く利用される特殊素材です。
厳しい品質基準をクリアしたゴアテックス製品には、必ず黒いタグが付けられ(別ブランドのものでも、ゴアテックス製品には同じタグが付きます。)その他の素材でつくられた商品とは区別されます。
『防水透湿』以外の機能としては、『防風性』や『保温性』があるので、アウターとしての機能も期待されます。
最近は素材が進化し、軽量化や耐水性、丈夫さなどが追求され、より快適に利用しやすくなっています。
ゴアテックス製のアイテムは、タウン着のアウターとして利用することもできますし、もちろんレインウエア としても。
ですが、今回の屋久島旅行だけしか利用しそうもない方は、島内のレンタル屋さんでレンタルすることも可能です。
屋久島 白谷雲水峡の花崗岩 滑りにくいトレッキングシューズなら安心
忘れがちなのが足の防水です。でも、ひょっとしたら一番大事かもしれません。
足が濡れると靴ずれにもなりやくなりますし、不快なだけではなく、歩ける距離にも影響が出ます。
特に体力に自信のない初心者の方は、何より自分の足に合った、しっかりした登山靴を履くことが、縄文杉トレッキング攻略の秘訣といえるでしょう。
トレッキングの足の防水は、防水性&靴底が滑りにくい登山靴を履くのがベストです。
屋久島の日帰りトレッキングなら、初心者にも最適な、ソールが柔らかめのものがおすすめです。
もし『トレッキングはもうしないかも。』というなら、こちらもレンタルで対応してもOKですが、できれば屋久島以外のフィールドでも使えるので、一足準備するのが懸命です。
すでにお気に入りの登山靴があるけど、『防水じゃないのでどうしよう?』という方は、靴の中で防水するアイテムを上手に利用しても。
こちらを靴下の上に重ねばきして、ご自分の登山靴を履きます。靴は濡れても自分の足は濡れません。利用している屋久島のガイドさんもけっこういます。
いかがでしたでしょうか。雨が多い屋久島での防水方法の基本について詳しくご紹介しました。
屋久島トレッキングの防水方法は、外からと内側でもすること。
ジップロックや防水バックも上手に利用しましょう。
精密機器は、タオルに包むとよいです。
私は屋久島でトレッキングをして初めて、『傘をささずに雨の中を歩くのは楽しいこと。』という認識を持ちました。
都会にいると『濡れることはイヤなこと。』と思いがちですが、諦めがつくほど全身濡れると、逆に楽しくなってくるものなのですね。
子供の頃、傘をワザとささずに下校したことを思い出しました。
でも、濡れて困るものはちゃんと防水して行きましょう。