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屋久島の観光をざっくり

荒川登山口から縄文杉までのコース地図にトイレ・給水箇所・距離を入れ、コースの時間配分目安を入れました。
さらに、コースの特徴や歩くポイントもご案内します。
縄文杉トレッキングは、トロッコ道と急勾配の階段や登山道を歩くロングコース。(往復約10時間)
歩く時間配分が意外に重要なカギに。記載のある時間配分を歩く目安にすれば、ラクに歩けるかも!
10年以上、屋久島で観光業に携わっています。
元々旅行者だった筆者ですが、2006年から屋久島へ移住。
11歳の娘と夫の3人暮らし。 東京、名古屋に在住経験あり。
※トイレは3箇所。給水箇所はしずくマークです。時間配分を目安にして歩けばOK!。
屋久島ガイド歴15年以上あるガイドさん監修で作成した、自分で時間配分の目安を入れたコースマップです。
しずくマークは、沢水が流れている給水スポットです。ペットボトルなどがあれば汲んで飲むことができます。(←美味しいです。天気で流れるポイントが変わることもあります。^^;)
また、トイレ箇所はだいたい1時間に1箇所です。
ちなみに、縄文杉にはトイレはないのですが、さらに奥にある避難小屋(高塚小屋)の横にはあるので、どうしても行きたい場合はそこまで歩きます。(10分弱)
ペース配分に自信がない方は、やはりガイドツアーに参加する方が安心かもしれません・・・
屋久杉自然館から出発する「荒川登山バス」を降りたら、登山口にはトイレがありますので済まして出発します。
縄文杉への登山道は最初から約8㎞のトロッコ道が続きます。
途中手すりのない橋がいくつかありますので気をつけて行きましょう。
隆起した花崗岩が見どころ。伐採跡の中を進みます。
最初なのでペースをあげすぎないようにしましょう。
歩きはじめて50分ほどで小杉谷集落跡地へ。この辺りが最初の休憩ポイント。休憩舎(あずま屋)の横にホースで沢水を引っ張ってきた水場があります。
安房川の河原に降りられるポイントもあります。こちらで休憩もよいでしょう。
小杉谷集落跡地を過ぎると造林跡にきれいな苔を見ることができます。
そのまま進むと右手に「楠川別れ」という看板があり、白谷雲水峡へ続く道がありますが、スルーしてそのままさらに進みます。
三代杉手前には1つ目のバイオトイレがあります。こちらで2度目の休憩を入れます。
三代杉からトロッコ道終点まではおよそ5㎞。整然とした人工杉の中を行きます。単調な道ですがペースを落とさず行きましょう。
トロッコ道終点には2つ目のバイオトイレが設置されています。ここにも沢水が汲める給水ポイントがあり、3度目の休憩ポイントです。
トロッコ道が終わると急に木の階段が始まります。急勾配なので気をつけていきましょう。階段には1組ごとに番号がついていて50番まであります。
つらい方は手をついて登ります。
およそ30分ほど登るとウィルソン株があります。人が入ることができるほどの大きな切り株で、中から見る位置によって、ハート型に見えるので人気ポイントにもなっています。
ウィルソン株を出発するとすぐに長く急な階段が3つほど続きますので気をつけて行きましょう。
大王杉の手前の水場で4度目の休憩を入れるとよいでしょう。お腹の具合にもよりますが、このポイントでお昼にしても。
さらにこのあたりから森の雰囲気が変り、巨木が目立つ世界遺産エリアに入っていきます。
関連:縄文杉&その他の観光地【屋久島名水スポット】をご紹介!
縄文杉手前で5度目の休憩。ここでお昼にするとよいでしょう。
縄文杉前のデッキは混雑しますので、残念ながらお弁当はNGなんです。
夫婦杉から30分登ると、いよいよ縄文杉です。
やっと到着した縄文杉。でもまだ全コースの半分なのです。
帰り道の下りならラクなのでは?と思うかもしれませんが、実は「登り」より「下り」の方が断然怪我をしやすいです。
前半の疲れもあります。もし、つらいようなら帰りの荒川登山バスの最終便に乗ることをあきらめ、タクシーを利用することを考えて。
いかがでしたでしょうか。縄文杉トレッキングコースを荒川登山口から縄文杉まで順にご案内しました。
ガイドツアーへ参加しない方は、地図に掲載した時間を目安にしていただくとよいと思います。
完歩する秘訣はペース配分です。始めて歩くのにちょっと難しいかもしれませんが、心配ならやはりガイドツアーに参加しましょう。
参考にしていただき、安全で楽しい縄文杉トレッキングをなさってください。
みなさまが無事笑顔で下山できることをお祈りいたします。
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