屋久島への行き方|在住者が料金と時間を本音で比較した結論

屋久島への行き方は、鹿児島経由の飛行機が基本です。
東京からも大阪からも福岡からも、屋久島に行くにはまず鹿児島を経由します。直行便は伊丹・福岡・鹿児島の3空港からしか出ていません。
屋久島在住15年、東京と屋久島を30回以上往復してきた経験から、飛行機・高速船・フェリーの料金と時間を本音で比較しました。
「フェリーが安い」と思っている方、実はそうでもないです。その理由も含めて、失敗しないルートの選び方をお伝えします。

10年以上、屋久島で観光業に携わっています。
元々旅行者だった筆者ですが、2006年から屋久島へ移住。
14歳の娘と夫の3人暮らし。 東京、名古屋に在住経験あり。
→屋久島ファンをもっと詳しく
屋久島への行き方|まず知っておくべき3つのこと
鹿児島から屋久島へ行き方まとめ

屋久島への直行便は3空港だけ
屋久島への直行便を運航しているのは、JAL系の日本エアコミューター(JAC)のみ。就航しているのは以下の3空港です。
- 鹿児島空港:1日5便〜(便数が多く時間の自由度が高い)
- 伊丹空港:1日1便(大阪エリアの方向け)
- 福岡空港:1日1便(九州エリアの方向け)
羽田・成田・セントレアからの直行便はありません。東京や名古屋からは、必ずどこかで乗り継ぎが必要です。
鹿児島経由が基本になる理由
伊丹と福岡からの直行便は1日1便。席数が少なく、ハイシーズンは満席になりやすい。しかも欠航したら次の便がありません。
一方、鹿児島空港からは1日5便以上。欠航しても次の便に振り替えてもらえる可能性が高い。時間帯の選択肢も多い。
便数・値段・欠航時の対応力、すべてにおいて鹿児島経由が有利です。
欠航リスクが高い島だということ
これは観光協会もツアー会社もあまり言いませんが、屋久島への交通はよく止まります。
飛行機も高速船もフェリーも、荒天で欠航・遅延することが珍しくありません。台風シーズンだけでなく、冬の北西風でも欠航します。

屋久島に15年住んでいて何度も見てきましたが、「飛行機が欠航→高速船も止まっている→フェリーも動かない」という日が年に何回もあります。
だから屋久島旅行では、欠航時にキャンセル対応できるツアーを選ぶことが、ルート選びと同じくらい大事なのです。
屋久島への行き方|鹿児島から屋久島への料金と時間【比較表】
どの出発地からでも、
最終的には鹿児島→屋久島の区間を飛行機・高速船・フェリーのどれかで渡ることになります。
で、気になる3つの行き方の料金と時間を比較しました。
| 飛行機(JAC) | 片道:約7,260〜17,600円 | 片道:約35〜40分 |
| 高速船(トッピー&ロケット) | 片道:12,700円 | 片道:約1時間50分〜2時間50分 |
| フェリー屋久島2 | 片道:6,000円 ※2026年4月より値上げ(申請中) | 片道:4時間 注:朝8時30分発の1便のみ 前泊必須 |
| フェリーはいびすかす | 片道:3,900円 | 片道:13時間(下り便) 注:船中泊 |
※料金や時間は変更がある場合があります。利用する際は必ずご自身で確認なさってください。
飛行機(JAC)── 最速・早期予約なら最安
鹿児島から屋久島まで35分。1日5便以上あるので時間の融通がきく。
意外に知られていないのですが、75日前に予約すれば片道7,260円。高速船(12,700円)より安いです。これが飛行機をおすすめする最大の理由。
デメリットは、直前予約だと値段が跳ね上がること。お盆やGWは17,000円超えることも。
高速船(トッピー&ロケット)── 直前でも値段が変わらない
鹿児島港から約2時間。片道12,700円で、いつ予約しても同じ値段です。(地味に嬉しい)
直前予約でも空いていることが多く、値段の変動がないのはメリット。屋久島島民の貴重な移動手段でもあります。(国はこうゆうところに補助を出すべき)
ただし、鹿児島空港から鹿児島港までバスで約1時間かかるので、飛行機で鹿児島空港に着いた人には乗り継ぎが煩雑です。

東京から調子よく鹿児島空港に着いた。鹿児島港に行ったら高速船が欠航しとるやん!ってことマジでありますのでお気をつけくださいませ。
屋久島に入る日は高速船の運行状況と天気を逐一確認すれば、だいぶ回避できます。
フェリー(屋久島2)── 車ごと渡れるが前泊必須
片道6,000円で最も安く見えますが、朝8時30分の1便のみ。
遠方からだとこの朝8時30分の出発時間に間に合わないので、鹿児島市内で前泊が必要です。宿泊費を足すとトータルでは飛行機と大差ありません。
自家用車を積みたい方や、のんびり船旅を楽しみたい方には向いています。
鹿児島から屋久島への3つの行き方をもっと詳しく知りたい方は鹿児島から屋久島の3つの行き方比較(料金・所要時間・メリット・デメリット)をご覧ください。
↓「LCC+フェリー vs JALツアーの見積もり比較」↓

屋久島への行き方|出発地別おすすめルート【早見表】
お住まいの地域から屋久島へ、どのルートがベストかを早見表にまとめました。自分の出発地をタップして、詳しい行き方の記事へどうぞ。
| 出発地 | おすすめルート | 所要時間(目安) | 詳しい行き方 | おすすめツアー |
|---|---|---|---|---|
| 東京 | 羽田→鹿児島→屋久島 (JAL+JAC) | 約3時間 (乗継含む) | →東京からの行き方 フェリー&車 | →東京発ツアー |
| 大阪 | 伊丹→屋久島 (JAC直行便) | 約1時間15分 | →大阪からの行き方 | →大阪発ツアー |
| 福岡 | 福岡→屋久島 (JAC直行便) | 約1時間10分 | →福岡からの行き方 ANA・LCCの注意点 | →福岡発ツアー |
| 名古屋 | セントレア→鹿児島→屋久島 (ANA+JAC) | 約4時間 (乗継含む) | →名古屋からの行き方 | →名古屋発ツアー |
| 鹿児島 | 鹿児島空港→屋久島 (JAC) | 約35分 | →鹿児島からの3つの行き方 フェリーでの行き方 | →鹿児島発ツアー |
| 北海道 | 新千歳→鹿児島→屋久島 (JAL+JAC) | 約5時間 (乗継含む) | →北海道からの行き方 | — |
| 岡山 | 岡山→鹿児島→屋久島 (JAL+JAC) | 約3.5時間 (乗継含む) | →岡山からの行き方 | — |
| 沖縄 | 那覇→鹿児島→屋久島 (JAL+JAC) | 約3時間 (乗継含む) | →沖縄からの行き方 | — |
※所要時間は乗り継ぎ待ち時間を含む目安です。便の接続により前後します。
以下では、検索の多い東京・大阪・福岡・鹿児島の4ルートをもう少し詳しくご紹介します。
屋久島への行き方|東京からのルート

屋久島への行き方で一番検索が多いのが「東京から」。
羽田・成田から鹿児島を経由するのが基本ルートです。
飛行機での行き方(JAL/ANA/LCC)
羽田からはJAL・ANA・スカイマーク・ソラシドエアの4社、成田からはジェットスターが鹿児島へ就航しています。
おすすめはJAL便。理由は、鹿児島から屋久島の直行便(JAC)がJALグループだから。同じグループなので、乗り継ぎがラクで、欠航時も羽田のカウンターで一括対応してもらえます。
ANAやLCCだと、屋久島行きのJACが欠航していても対応してもらえません。鹿児島まで行ったのに屋久島に渡れない、ということが起こりえます。

フェリー&車での行き方
東京から屋久島への直航フェリーはありません。
東京→大阪(車)→鹿児島(フェリーさんふらわあ)→屋久島(フェリー屋久島2)というルートになります。
3〜4日かかりますが、自家用車で島内を自由に回れるのがメリット。ただし格安にはなりません。宿泊費を足すと飛行機ツアーと大差ない(涙)
東京発の屋久島ツアー
個人手配が面倒なら、飛行機+宿がセットのパッケージツアーがラクです。欠航時の対応も旅行会社がやってくれるので、屋久島旅行とは相性がいいです。

屋久島への行き方|大阪・福岡・鹿児島からのルート

次は、東京の次によく検索される大阪から屋久島への行き方についてご案内します。

名古屋エリアに実家のあるツキシマもセントレアにJAL便の発着がないので、伊丹→屋久島の直行便を使わせてもらってます。
大阪から屋久島への行き方

大阪からは、伊丹空港発の直行便が最も便利です。1日1便、約1時間15分で屋久島に着きます。
直行便が取れない場合は、JALかANAで鹿児島経由。
関空からのLCC利用もできますが、乗り継ぎの手間を考えると伊丹からがおすすめ。
大阪からはフェリー(さんふらわあ→鹿児島経由)で行く方法もあります。車旅を楽しみたい方には魅力的なルートです。
→ 大阪から屋久島への行き方(飛行機)
→ 大阪発の屋久島ツアー7社比較

福岡から屋久島への行き方
福岡空港からは直行便(JAC)が1日1便。約1時間10分で屋久島に着くので、九州在住の方には最短ルートです。
直行便以外なら、JALで鹿児島経由。ちなみに福岡→屋久島にはANAもLCCも飛んでいません。
→ 福岡から屋久島への行き方
→ 福岡から屋久島の飛行機|ANA・LCCなしでもお得に行ける理由
→ 福岡発の屋久島ツアー7社比較
鹿児島から屋久島への行き方
鹿児島から屋久島へ行き方まとめ

鹿児島から屋久島は、飛行機・高速船・フェリーの3択です。
上の比較表で料金と時間をまとめています。
結論は、75日前に予約できるなら飛行機が最安で最速。直前予約なら高速船。車を積むならフェリー。
→ 鹿児島から屋久島の3つの行き方比較
→ 鹿児島から屋久島へフェリーを利用しての行き方
→ 鹿児島発の屋久島ツアー4社比較
屋久島への行き方|安く行くなら在住者はこうする!

「屋久島に安く行きたい」という気持ちはよくわかります。でも15年住んでみて確信しているのは、屋久島への「行き方だけ」を安くしようとするのは得策ではないということ。
行き方を安くするより、屋久島旅行のトータルの費用を下げることを考えた方が結果的にお得です。
JAC早期予約(75日前)が最安
鹿児島→屋久島のJAC直行便は、75日前の予約で片道7,260円。高速船の12,700円よりずっと安い。しかも所要時間は35分で最速です。
「飛行機は高い」と思い込んでLCCや高速船を選ぶ方がいますが、早期予約なら飛行機が最安。これは意外と知られていません。
パッケージツアーでトータルを下げる

飛行機+宿がセットのパッケージツアーなら、個別に予約するより安くなることが多い。しかも欠航時のキャンセル対応もしてくれるので、リスクが減ります。
ガイド付きトレッキングツアーならガイド付き屋久島ツアー6社比較、自由にプランを組みたいなら屋久島フリープラン7社比較(クーポン使える)をご覧ください。
航空会社のセールを狙う
JAL・ANA・ピーチ・ソラシドエアなど各社が不定期にセールを実施しています。鹿児島までの区間が大幅に安くなるので、タイミングが合えば活用を。(ちなみにJACのセールはありません。)
航空会社のセール情報
安い行き方についてもっと詳しくは屋久島旅行を格安にする4つの方法をご覧ください。

屋久島旅行のトータル費用については屋久島旅行の費用はいくら?が参考になります。

屋久島への行き方|在住者がおすすめする失敗しないルート

ここまで読んでいただいた方にはもうお分かりかと思いますが、率直に結論を書きます。
屋久島への行き方は、JAL便で鹿児島経由が正解です。
理由は3つ。
- JACがJALグループなので、乗り継ぎが1分。手荷物もそのまま。
- 欠航時に出発JALカウンターで一括対応してもらえる。ANAやLCCではこの対応がない。(乗り継ぎ便の情報を教えてくれるし便の変更も期待できる)
- 便数が多いので、時間帯の選択肢と欠航時の振替先が豊富。
「でもJALは高いんじゃ?」と思うかもしれませんが、早期予約やセール、パッケージツアーでクーポンを活用すればLCCと大差ない値段になります。
それで欠航時の安心が手に入るなら、JAL一択というのが15年住んだ結論です。

荒天の中、何もできないとわかっているのに屋久島へ来島するお客さまを何度も見てきました。
行き方を安くすることより、「行けなかったとき」のリスクに備えることの方が、結局はお金も時間もムダにならないとツキシマは考えてます。(あとは自分で決めてね。)
【JAL便利用なのに格安の屋久島ツアー】
トレッキング付きも現地フリーもあり!一人旅OK!
屋久島に多い欠航時はJALツアーと同じキャンセル対応あり。
\ JAL便で格安・欠航対応も安心 /

屋久島への行き方でよくある質問
- 東京から屋久島への行き方は?
-
羽田からJAL便で鹿児島経由、鹿児島からJAC直行便が最もラクで安心です。LCCやフェリー利用のルートもありますが、トータルで大差ない上にリスクが高い。→東京から屋久島への3つの行き方比較
- 屋久島に安く行く方法は?
-
JAC直行便の75日前予約が最安(片道7,260円)。パッケージツアーでトータルを下げるのも有効です。→屋久島旅行を格安にする4つの方法
- 屋久島旅行の費用はどのくらい?
-
東京発2泊3日で約10万円〜が目安。ツアーなら6万円台から行ける場合も。→屋久島旅行の費用まとめ
- おすすめの屋久島ツアーは?
-
ガイド付きトレッキングツアーならガイド付き6社比較、自由にプランを組みたいならフリープラン7社比較。格安ツアーなら格安ツアー4社比較をご覧ください。
- 屋久島に直行便はある?
-
あります。鹿児島・伊丹・福岡の3空港からJAC(JAL系)が運航しています。ただし東京・名古屋からの直行便はありません。
- フェリーで行くメリットは?
-
自家用車を積めること。島内のバスは1時間に1本なので、車があれば自由に動けます。ただし「安いから」でフェリーを選ぶのはおすすめしません。前泊費を足すと飛行機ツアーと大差ありません。→鹿児島から屋久島へフェリーでの行き方
- 屋久島旅行は何泊必要?
-
縄文杉トレッキングだけなら最短2泊3日。白谷雲水峡も行くなら3泊4日がおすすめです。→屋久島旅行は何泊必要?
- ベストシーズンはいつ?
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トレッキングなら4〜5月と10〜11月。海なら7〜9月。安さ重視なら梅雨と冬。→屋久島に行くなら何月がいい?在住者がベストシーズンを解説
まとめ|屋久島への行き方は飛行機一択。迷ったらJALツアー
屋久島への行き方は、どこから出発しても鹿児島経由の飛行機が基本です。
安さだけで選ぶとリスクが高くなるのが、屋久島旅行の落とし穴。
欠航で行けなくなったときに、お金も時間もムダにならない方法を選ぶことが、結局は一番「安い」行き方です。
迷ったら、JAL便利用のダイナミックパッケージツアーにしてしまうのが、15年住んでたどり着いた結論です。
JAL便利用のパッケージツアーといっても、本家JALのみならず、各旅行会社で販売していますので、ポイントやマイル、クーポンなど、ご自身にメリットの高い航空会社や旅行会社を選ぶとよいのでは。
同じホテルグレードなら、JALダイナミックパッケージが安いですが。


























