【体験談】白谷雲水峡『太鼓岩・もののけ姫の森』へ8歳子供とチャレンジしてみました!

白谷雲水峡 太鼓岩コース 途中沢をいくつか渡ります。

今回は白谷雲水峡の『太鼓岩コース』へ、8歳(小学3年生)の子供とチャレンジした体験談のご紹介です。もちろん太鼓岩コースの途中にある『もののけ姫の森経由』です。

実際に歩いたコースタイムを掲載していますので、お子さんとでなくても、1日かけてゆっくり散策する方にも目安となるはず。

太鼓岩コースを歩く予定の方ならぜひ参考にしてみてくださいね。

 『太鼓岩コース』って どのくらいハード? 子供は何歳くらいから歩ける?


白谷雲水峡で一番長いコースである『太鼓岩コース』は、大人の足でも最短で4時間かかり、距離はおよそ5.6㎞。コースの半分以上が登山道を歩きます。そして太鼓岩までのラスト10分は、かなり辛い急勾配を登ります。

とはいえ、それ以外は、たまに急な登り箇所があっても、比較的緩やかに登ります。縄文杉トレッキングに比べると、距離的にもハードルはかなり下がります。(縄文杉トレッキング 往復22㎞)

子供の場合は、体力と集中力がある程度ついてくる小学校2年生頃からチャレンジできるのではと思います。

時間的にはゆっくり行けば丸1日かかります。レインウエアやトレッキングシューズなど、できるだけ準備は万全にして行きましょう。

白谷雲水峡へはどうやって行くの?

白谷雲水峡 駐車場

白谷雲水峡は最寄りの宮之浦エリアから車でで20分です。空港からなら35〜40分。安房エリアからなら1時間弱かかります。またバスやタクシーでもアクセスが可能です。

詳しい行き方については、こちらでご案内してますので参考にしてみてください。
白谷雲水峡への行き方【レンタカー・バス・タクシー】と駐車場情報のご紹介

太鼓岩コースの地図と持ち物や服装は?


白谷雲水峡の太鼓岩コース以外のコースのご紹介をしています。もしガイドツアーへ参加しない方は、『トイレポイント』や『注意点』もご案内していますので是非ご確認ください。

そして、白谷雲水峡は雨の多い屋久島の中でも、さらに輪をかけて雨が降りやすいエリア。できるだけ、ゴアテックスのレインウエアや、登山靴など万全な準備でのぞみましょう。

白谷雲水峡のコース地図やトレッキングの持ち物、服装など詳しくはこちらでご紹介しています。
白谷雲水峡へ行くなら知っておきたい【コース時間・持ち物・服装・注意事項】
子供のトレッキングコーデを詳しくご紹介!【屋久島の春・夏・秋】

【体験談/レビュー】白谷雲水峡 太鼓岩コース 8歳の娘とチャレンジしてみました!

白谷雲水峡 太鼓岩コース 入り口付近でお父さんから今日歩くコースを教えてもらいます。

前置きが長くなりましたが、実際に太鼓岩コースを歩いたレビューをご紹介します。時間や気温、服装なども是非参考になさってみてください。

朝7時30分に白谷雲水峡入り口を出発

この日は4月22日。屋久島の里地の1日の気温は15℃〜25℃ほど。

出発地点の標高は600mぐらいなのと、朝なので、少しひんやりします。白谷雲水峡の気温はこの時およそ13℃ぐらいでした。

娘は半袖に保温性の高いベストを着て『丁度いいよ。』といっていましたが、私は寒くて最初は中綿入りのアウターを羽織っていました。

太鼓岩コースは、途中のトイレポイントが白谷小谷の1箇所なので、必ずトイレを済ませてから出発します。

ちなみに子供と一緒なら携帯トイレは持って行った方がよいかも。

さつき吊り橋を渡ってすぐ 楠川歩道 かなりの急勾配をいきなり登ります。

『さつき吊り橋』からは登山道になります。

『さつき吊り橋』までの道は整備されているので余裕で歩けますが、『さつき吊り橋』を渡り終えたところから、『楠川歩道』という古道になり山道になります。

楠川歩道は300年〜400年ほど前に、屋久杉を伐採して運び出すために舗装された古道です。

最初の休憩まで1時間10分 大きな沢を渡ったあとのベンチが休憩ポイント

古道を歩いて行くと大きな沢を渡ります。渡りおえた所にベンチがあり休憩ポイントとなっています。

このポイントまで約1時間10分でした。

ひとまずこのベンチで一息入れます。まだ出発したばかりなので娘も元気なのですが、早朝から起きて動くので、とにかくお腹がすきます。

お昼まではまだ程遠いので(^-^; お弁当とは別に持ってきたサンドイッチをほおばります。

白谷雲水峡 太鼓岩コース 最初の沢

白谷の沢はとても気持ちのいいポイント。ただし増水に気をつけましょう。

雨が降るとすぐ水量が増えます。実際に水難事故が起きています。白谷雲水峡は特に沢に注意が必要です。

最初の沢の休憩ポイントから、白谷小屋(トイレあり)まではおよそ1㎞弱。途中に『くぐり杉』や『鹿の宿』などの子供の喜びそうな見所もあります。

くぐり杉

鹿の宿

9時30分に白谷小屋へ到着  出発からおよそ2時間でした。

白谷小谷では必ずトイレへ行っておきましょう。この先太鼓岩まで行って戻ってくるまでトイレはありません。

ちなみに白谷小谷の出入り口に、流れっぱなしになっている水道の水は飲んでもOKです。美味しいですよ。

特に休憩が必要ないようなら、トイレへ行ったらすぐ出発です。

白谷小屋から40分ほど進むと『苔むす森』へ到着 ここで2度目の休憩

『苔むす森』はジブリの映画作品 『もののけ姫』の舞台のモデルとなったと言われ、今や世界中からこの『苔むす森』を目指して人がやって来ます。

映画『もののけ姫』のどのシーンに『苔むす森』が似ているかなんて話で盛り上がります。

白谷雲水峡 苔むす森

『苔むす森』から目的地の『太鼓岩』までは、およそ1時間程度。

『苔むす森』で引き返す登山客も結構います。お子さんと相談して辛そうなら引き換えしてもよいかもしれません。

『太鼓岩』を目指すのであれば、『苔むす森』は単なる通過点。

お腹もそろそろすいてきて、山道も飽きてくる頃。娘はこのくらいからお腹が空いて御機嫌斜めに。持ってきたおやつを食べて少し休んだら出発します。

途中すれ違った子供がいっぱいのグループは、島のどこかの職場遠足だとか。

ぴょんぴょん歩く子供たちを『小さくても子供によっては歩けたりするのかな?』などと思いながら見ていましたが、途中やはりお父さんに担がれていました。(^^)

途中見かけたグループ 職場の遠足なのだとか

苔むす森から30分ほど歩いて『辻峠』に10時50分到着  お弁当に

辻峠へ到着した時間は10時50分。とにかく『お腹がすいてもう歩けない・・』と全員一致でお弁当にすることに。

この辺りは少しひらけていてベンチなどもあり、休憩ポイントになっています。

本日のお弁当は安房の『かもがわ』の竹の箱弁当。おにぎり2個にさばの塩焼きと、つけ揚げと卵焼き、きんぴらが入っています。

おいしかった〜おすすめのお弁当屋さんです。娘も無言で食べていました。(笑)

白谷雲水峡 太鼓岩コース 辻峠

かもがわの竹の箱弁当

太鼓岩までの最後の難関
お弁当を食べたらいよいよ太鼓岩を目指します。ラスト10分はとにかく急勾配の山道、ゆっくり慎重に登ります。

子供だともう少しゆっくりなので、時間にして15分ほど登れば太鼓岩です。

白谷雲水峡 太鼓岩

太鼓岩でしばしお昼寝?

この日は天気がよくて雲もなく、最高に気持ちがよかったです。遠くに安房川や、宮之浦岳、太忠岳、翁岳、永田岳なども見えます。東側を向けば海も!

太鼓岩では譲り合って

とにかく岩の上は展望スポットなので、次から次へと人がやってきます。ちなみに太鼓岩の上でお弁当はご法度となっています。譲り合って楽しみましょう。

高所恐怖症の方はちょっと怖いかも。子供さんは落ちないように気をつけてあげてください。

ウチの娘は全く平気なようで、結構ギリギリな所でニコニコして下をのぞいているので、こちらがヒヤヒヤしました。(-。-;

登山は上るより下る方が大変!?12時40分から下山開始

太鼓岩から帰りは、ひたすら下っていきます。これが、娘には結構キツかったみたいです。一般的にも下りの方が難しく怪我もしやすいので、とにかくゆっくり行きましょう。

太鼓岩からの下り道 腰を落としてゆっくりがポイント

白谷の森の中は、午後は陽の光の入り方が変わり、午前中と違う森の雰囲気を楽しめます。

同じ距離なのに『行き』より『帰り』の方が早く感じるのは不思議ですよね。

下りは疲れも出始め、気も緩むので(大人も同じ)、休憩でおやつなどを楽しみながら、のんびり行くことをおすすめします。

子供の集中力が途切れていないか、くれぐれも気をつけてあげてください。

管理棟への到着は15時30分でした。

太鼓岩を後にし、12時40分から下り始めて、途中休憩を入れつつ、入り口の管理棟へ到着したのが15時30分。

太鼓岩から、休憩も入れて、下りは3時間弱でした。

ということで、太鼓岩コースを娘と歩いてトータルで8時間。無事、歩ききることができました。めでたしめでたし。

白谷雲水峡 憩いの大岩 とにかく全部歩けてご満悦の様子。

白谷雲水峡 出入り口 管理棟 外国の方が最近は多いです。

太鼓岩コース成功の秘訣


今回娘と歩いてみて感じたことは、『靴の大切さ。』

実は、娘と半年ほど前に『太鼓岩コース』へ一度チャレンジしているのですが、途中で雨に降られてリタイア。

原因は靴でした。その時娘は普通のアシックスのスニーカーで歩いたのですが、雨で濡れて靴下も足も全部濡れてしまいました。

そして足が全部濡れた後、急に歩けなくなってしまったのです。

白谷の古道は、雨が降るとすぐに道が『水たまりだらけ』になるので、スニーカーだとすぐに足までぐっしょり濡れてしまいます。濡れると不快だけでなく、靴づれにもなりやすくなります。

そんな前回の経験から、今回はモンベルのトレッキングシューズを準備してのぞみました。今回は雨には降られませんでしたが、明らかに娘の歩くペースが前回より早かったです。

聞くと靴底が硬いので登山靴の方が断然歩きやすいとのことでした。(だから登山靴なんですけどね^^;)これは大人も同じようです。

やはり、アウトドアは道具が大事です。体力的に十分ではない人ほど、アイテムの機能性が重要になります。

ちなみに娘が履いた『モンベル』の『ティトンブーツ』は、もう廃盤にするのか、『モンベル』のお店ではアウトレットで取り扱われています。→モンベル公式ページ

お子様の登山アイテムを探していらっしゃる方は、こちらを参考にしてみてください。
子供のトレッキングコーデを詳しくご紹介!【屋久島の春・夏・秋】

大人の方はこちらでご紹介しています。
【縄文杉・白谷雲水峡・ヤクスギランド】の季節ごとの気温と服装

【体験談】白谷雲水峡『太鼓岩・もののけ姫の森』へ8歳子供とチャレンジしてみました! まとめ

いかがでしたでしょうか。白谷雲水峡の太鼓岩コース(もののけ姫の森経由)を実際に歩いてみた体験談をご紹介しました。

白谷雲水峡は屋久島でも人気のスポット。コースが3つあるので、体力や時間に合わせて選ぶとよいですね。

ぜひ参考にしていただき、楽しくて安全な白谷雲水峡トレッキングをなさってください。