
こちらでは、屋久島の『定番モデルコース』や『お子様連れモデルコース』や、トレッキング控えめの『のんびり派モデルコース』などもご紹介します。
以下の6つの『モデルコース』からご希望ものをお選びください。
屋久島のその他の観光については、屋久島の観光まとめ をご覧ください。
屋久島へいらっしゃる方のほとんどが、『2泊3日』か『3泊4日』の日程でいらっしゃいます。
そして、これまたほとんどの方が、『縄文杉トレッキング』と『白谷雲水峡』が目的。
ということで、その辺りを加味しつつ、土地勘がある在住者だからのアドバイス入りでご紹介します。
以下では、それぞれの『モデルコース』を簡単にご紹介していきます。気になる内容のものがあれば、詳細記事をご覧くださいね。

ツキシマアサコ
10年以上、屋久島で観光業に携わっています。
元々旅行者だった筆者ですが、2006年から屋久島へ移住。10歳の娘と夫の3人暮らし。 東京、名古屋に在住経験あり。
1,定番・がっつり【2泊3日】縄文杉と白谷雲水峡トレッキング モデルコース
定番・がっつり

『縄文杉』と『白谷雲水峡』のトレッキングを『2泊3日』でするのは、実はスケジュール的にちょっとタイトなんです。
ですので、効率的に屋久島観光をする必要があります。
縄文杉トレッキングは、1日10時間かけて歩かなければ行けませんので、必ず『真ん中の日』に『丸一日』必要です。
となると、白谷雲水峡は『到着日』か『出島日』に行くしかないのですね。
ですので白谷雲水峡は、往復3時間で歩ける『苔むす森』までにして、最短で屋久島トレッキングを満喫します。
このモデルコースの詳細については、屋久島はじめてにぴったり【2泊3日】トレッキングモデルコース(ガイドなし) でご紹介しています。
2,定番・のんびり【2泊3日】『白谷雲水峡』森歩き モデルコース
定番・のんびり

屋久島であえて『縄文杉トレッキング』をしないという選択も実はあります。
筆者自身も、初めての屋久島旅行は、縄文杉トレッキングをしていません。
ということで、屋久島の北エリアにある、『白谷雲水峡』をメインにして、あとは、のんびり屋久島観光します。
白谷雲水峡は北エリア。屋久島の一番大きな街『宮之浦』に宿泊して、ご当地グルメを楽しむこともできます。
また、『一湊での海水浴』や『ダイビング』、『ウミガメ観察会』に参加する方にもおすすめのモデルコースです。
このモデルコースの詳細については、屋久島2泊3日 モデルコース(白谷雲水峡のんびり森歩きタイプ) をご覧ください。
3,おすすめ・のんびり【2泊3日】『ヤクスギランド』森歩き モデルコース
おすすめ・のんびり

『ヤクスギランド』 は、白谷雲水峡がある『宮之浦エリア』とは別の、『安房エリア』にあります。
『ヤクスギランド』は白谷雲水峡と同じ、森林レクリエーション施設で、コースが5つあります。
屋久島らしい森を楽しむのなら、『ヤクスギランド』もおすすめです。
『安房エリア』は屋久島の東側です。このエリアに宿泊すれば、ヤクスギランドだけでなく、南エリアに多く点在する『温泉』や『滝』にもアクセスしやすいです。
また、『春田浜』や『栗生』での海水浴、シュノーケルなども『安房エリア』が便利です。
こちらのモデルコースの詳細は、屋久島2泊3日モデルコース(のんびりヤクスギランド 森歩きタイプ)をご覧ください。
4,定番・がっつり【3泊4日】縄文杉と白谷雲水峡トレッキング モデルコース
定番・がっつり

人気の『縄文杉』と『白谷雲水峡』へトレッキングするなら3泊4日がおすすめです。
このモデルコースなら、もし屋久島が荒天で『縄文杉トレッキング』ができなかった場合は、2日目に再チャレンジも可能だからです。
スケジュール通り、1日目に縄文杉トレッキングができれば、2日目は白谷雲水峡を1日かけてトレッキングします。
時間があるので、ゆっくり6時間かけて絶景の太鼓岩を目指しましょう。
疲れ具合によっては、途中の『苔むす森』までに短縮することも可能ですよ。
こちらのモデルコースの詳細については、屋久島モデルコース【3泊4日】人気トレッキングタイプ(ガイドなしOK) をご覧ください。
5,子連れ・のんびり【子供OK 3泊4日】白谷雲水峡と『おすすめ観光スポット』へ行くモデルコース
子連れ・のんびり

子供で縄文杉へチャレンジできるのは10歳頃からです。
とはいえ、縄文杉トレッキングは、体力だけの問題ではなく『精神力』も必要。
なぜなら、延々と続くトロッコ道を往復6時間歩くからです。ですので、忍耐と集中力も必要なのです。
屋久島には自然が沢山あります。(というかそれしかありませんが(^^;;)都会ではできない体験をさせてあげるよい機会。
白谷雲水峡で、シカやサルを探しながらのんびり歩いたり、ウミガメ観察や海水浴、滝巡りドライブなどもおすすめです。
こちらのモデルコースの詳細については、屋久島モデルコース【子供・3泊4日】家族でにっこり&のんびり をご覧ください。
6,子連れ・がっつり【子供OK 3泊4日】縄文杉と白谷雲水峡へ行くモデルコース(アレンジ可能)
子連れ・がっつり

『親子で縄文杉を目指したい!』という方もいらっしゃると思います。
もしその場合は、安房エリアに宿泊がおすすめです。なぜなら、最寄りエリアのため、縄文杉トレッキング当日の負担が最小限にできるからです。
翌日の白谷雲水峡も元気であれば、7時くらいには、お弁当を持ってホテルを出発し『太鼓岩』を目指します。
でも、辛かったら、3日目は午前中ゆっくりして、午後から白谷雲水峡を最短コースのみでおしまいにするのも良いのかなと思います。
白谷雲水峡へ行くなら、屋久島一の大きな街、宮之浦エリアも経由します。
ですので、途中お土産を見たり、屋久島環境文化村センターや、益々神社(やくじんじゃ)を観光するのもあり。
このモデルコースの詳細については、屋久島モデルコース【子供・3泊4日】縄文杉・白谷雲水峡トレッキングタイプ でご紹介しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。屋久島旅行の【2泊3日】と【3泊4日】で『縄文杉』や『白谷雲水峡』へ行く『モデルコース』をご紹介しました。
『なぜ屋久島は1泊2日のモデルコースがないのか?』といいますと、
縄文杉トレッキングが目的の場合、トレッキングの日の前後に屋久島泊しなければ、できないからです。
縄文杉トレッキングは、早朝4時〜5時にホテルを出発して、夕方5時〜7時にホテル到着となります。となると、下山後に出島できる交通機関がないからなのですね。
ちなみに、ヤクスギランドは、白谷雲水峡と同じくらいの標高の屋久島らしい森を楽しめるスポットです。(遊園地ではございませんのでご了承くださいませ^^;)
ぜひ参考にしていただき、楽しい屋久島旅行をなさってくださいね。
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