屋久島旅行をかんたん手配

屋久島のホテルおすすめ

屋久島行き方まとめ

屋久島の観光をざっくり

こちらでは屋久島へ移住して15年以上の筆者が、屋久島のガイドなしで行く『人気の観光モデルプラン』を『1泊2日』『2泊3日』『3泊4日』など日数別でご紹介します。
屋久島へいらっしゃる方のほとんどが、『2泊3日』の日程でいらっしゃいます。
そして、これまたほとんどの方が『縄文杉トレッキング』と『白谷雲水峡』が目的。
ということで、その辺りを加味しつつ、土地勘のある在住者だからこそのアドバイス入りでご紹介します。
以下では、それぞれの『観光モデルプラン』を簡単にご紹介していきます。気になる内容のものがあれば、詳細記事をご覧ください。
10年以上、屋久島で観光業に携わっています。
元々旅行者だった筆者ですが、2006年から屋久島へ移住。
11歳の娘と夫の3人暮らし。 東京、名古屋に在住経験あり。
人気・がっつり
『縄文杉』と『白谷雲水峡』のトレッキングを『2泊3日』でするのは、実はスケジュール的にちょっとタイトなんです。
ですので、効率的に屋久島観光をする必要があります。
縄文杉トレッキングは、1日10時間かけて歩かなければ行けませんので、必ず『真ん中の日』に『丸一日』必要です。
となると、白谷雲水峡は『到着日』か『出島日』に行くしかないのですね。
ですので白谷雲水峡は、往復3時間で歩ける『苔むす森』までにして、最短で白谷雲水峡を満喫します。
この観光モデルプランの詳細については、屋久島はじめてにぴったり【2泊3日】トレッキング観光モデルプラン(ガイドなし) でご紹介しています。
人気・のんびり
屋久島であえて『縄文杉トレッキング』をしないという選択も実はあります。
筆者自身も、初めての屋久島旅行は、縄文杉トレッキングをしていません。(縄文杉トレッキングをすると、他の屋久島観光があまりできない。)
ということで、屋久島の北エリアにある『白谷雲水峡』をメインにして、あとは、のんびり屋久島観光します。
白谷雲水峡は北エリア。屋久島の一番大きな街『宮之浦』に宿泊して、ご当地グルメを楽しむこともできます。
また、5月〜9月『一湊での海水浴』や『ダイビング』、『ウミガメ観察会』に参加する方にもおすすめの観光モデルプランです。
この観光モデルプランの詳細については、屋久島2泊3日 観光モデルプラン(白谷雲水峡のんびり森歩きタイプ) をご覧ください。
おすすめ・のんびり
『ヤクスギランド』 は、白谷雲水峡がある『宮之浦エリア』とは別の、『安房エリア』にあります。
白谷雲水峡と同じ、森林レクリエーション施設で、コースが5つあります。
屋久島らしい森を楽しむのなら『ヤクスギランド』もおすすめです。
『安房エリア』は屋久島の東側です。
このエリアに宿泊すれば、ヤクスギランドだけでなく、南エリアに多く点在する『温泉』や『滝』にもアクセスしやすいです。
また、『春田浜』や『栗生』での海水浴、シュノーケルなども『安房エリア』が便利です。
こちらの観光モデルプランの詳細は、屋久島2泊3日観光モデルプラン(のんびりヤクスギランド 森歩きタイプ)をご覧ください。
人気・がっつり
人気の『縄文杉』と『白谷雲水峡』へトレッキングするなら3泊4日がおすすめです。
この観光モデルプランがおすすめの理由は、もし屋久島が荒天で『縄文杉トレッキング』ができなかった場合は、2日目に再チャレンジも可能だからです。
スケジュール通り、1日目に縄文杉トレッキングができれば、2日目は白谷雲水峡を1日かけてトレッキングします。ゆっくり6時間かけて絶景の太鼓岩を目指しましょう。
2日目は、疲れ具合によっては白谷雲水峡の太鼓岩コース途中の『苔むす森』までに短縮することも可能ですよ。
こちらの観光モデルプランの詳細については、屋久島観光モデルプラン【3泊4日】人気トレッキングタイプ(ガイドなしOK) をご覧ください。
子連れ・のんびり
子供で縄文杉へチャレンジできるのは10歳頃からです。
とはいえ、縄文杉トレッキングは、体力だけの問題ではなく『精神力』も必要。
なぜなら、延々と続くトロッコ道を往復6時間歩くからです。ですので、忍耐と集中力も必要なのです。
屋久島には自然が沢山あります。(というかそれしかありませんが (^^;;)都会ではできない体験をさせてあげるよい機会。
白谷雲水峡で、シカやサルを探しながらのんびり歩いたり、ウミガメ観察や海水浴、滝巡りドライブなどもおすすめです。
こちらの観光モデルプランの詳細については、屋久島観光モデルプラン【子供・3泊4日】家族でにっこり&のんびり をご覧ください。
子連れ・がっつり
『親子で縄文杉を目指したい!』という方もいらっしゃると思います。
もしその場合は、安房エリアのホテルがおすすめです。なぜなら、荒川登山口に最寄りエリアのため、縄文杉トレッキング当日の負担が最小限にできるからです。
翌日の白谷雲水峡も元気であれば、朝7時くらいには、お弁当を持ってホテルを出発し『太鼓岩』を目指します。
でも、辛かったら、3日目は午前中ゆっくりして、午後から白谷雲水峡を最短コースのみでおしまいにするのも良いのかなと思います。
白谷雲水峡へ行くなら、屋久島一の大きな街、宮之浦エリアも経由します。
ですので、途中お土産を見たり、屋久島環境文化村センターや、益々神社(やくじんじゃ)を観光するのもあり。
この観光モデルプランの詳細については、屋久島観光モデルプラン【子供・3泊4日】縄文杉・白谷雲水峡トレッキングタイプ でご紹介しています。
かんたん観光
こちらでご紹介するおすすめのモデルプランは、縄文杉に並ぶ屋久島の人気スポットである『白谷雲水峡』と『いなか浜』へ行くモデルプランです。
宿泊は宮之浦エリアの宿やホテルで、飛行機利用を想定してご紹介します。
ちなみに、縄文杉は1泊2日では行くことができません。
なぜなら縄文杉トレッキングは、縄文杉トレッキングの前後に屋久島に宿泊する必要があるからです。ですので、必ず2泊3日必要です。
もし縄文杉トレッキングをするなら、当日は早朝4時〜5時にホテルを出発して、夕方5時〜7時にホテル到着となります。となると、下山後に出島できる交通機関がないからなのですね。
また、屋久島は広い為、移動に時間がかかります。バス1時間に1本程度なので、時間がタイトな1泊2日観光モデルプランはレンタカーを利用するモデルプランでご紹介します。
この観光モデルプランの詳細については、屋久島観光 1泊2日 おすすめモデルプランをご紹介!をご覧ください。
屋久島旅行の費用はざっくりいうと、2泊3日で飛行機をと現地ガイドさんを個人手配をしたとして、トータル10万〜15万です。(大人1名、東京発の場合)
屋久島の旅費で一番かさむのは交通費。
でも、個人手配で船を利用したりして、交通費を格安にすることができない為(JALマイル利用ならありますが。)屋久島旅行でお値打ちにトータルを下げるなら、ツアーに申し込むのが、結局お値打ちで、手間も省けるよね・・・となります。
内訳については、2022【屋久島の観光】ザックリいくら?2泊3日の費用の目安をご覧ください。
参考:屋久島へ【LCC+フェリー】vs【JAL楽パックツアー】なんで差額がこれだけ?
屋久島への旅行の計画は決まりましたか?
もし、色々手配が面倒なだったり、時間がない場合は、トレッキング付きのツアーへ申し込んでしまうのも1つの方法です。
トレッキング付きツアーは、固定型なので自由度は下がりますが、お値段は個別手配よりお得な場合がほとんどです。
以下のツアーなら、レインウエアのレンタルや、ツアー当日の送迎など、諸々の必要手配を一括でお願いできてしましいます。アレコレ手配が面倒な場合はこちらも検討してみては。
2泊3日〜3泊4日のおすすめトレッキング付き屋久島ツアー
飛行機の欠航、遅延について変更やキャンセルに対応してくれるのは、「JALダイナミックパッケージ」と「ジェイトリップ」。HISとクラブツーリズムはツアーによりサービスが変わるので事前にご自身でご確認ください。
もしガイドなしで、現地フリーで屋久島観光をするなら、『JALダイナミックパッケージ』『楽天トラベル』『じゃらんパック』の3社がおすすめです。
なぜかというと、屋久島への直行便で日常茶飯事である『荒天での欠航』のリスクを最小限にできるからです。
この3社はJAL便が欠航した際や変更が必要な場合は、空港チェックイン時に即座に情報を得られ、また対応してもらえます。(トレッキング付きもJALダイナミックパッケージは同じ対応です。)
現地のガイドさんはご自身で探すことになるか、自力で行くことになります。
もし自力で行くなら、縄文杉トレッキングの必要な手配については、【保存版】縄文杉トレッキングに必要なこと全部まとめました!で詳しくまとめています。
白谷雲水峡については、【白谷雲水峡】ガイドなしなら知っておくべき(コース・時間・服装・行き方)を参考にしてみてください。
ガイドさんの手配については、次でご紹介します。
おすすめの交通+宿の現地フリー屋久島ツアー
「欠航」や「条件付き運航」の場合は「旅行代金」の払い戻し対応ありを明記している屋久島ツアーは以下の5社。
屋久島トレッキングで人気なのは、縄文杉と白谷雲水峡。もし現地ガイドさんを探すなら以下の体験予約サイトが充実しています。(どこのサイトでも屋久島トレッキングツアーを扱っているわけではないのです ^^;)
そこで、ガイドツアーを選ぶポイントですが、ガイドツアー会社のホームページを見て、自分の好みに合うかどうかを見てみましょう。(そんなんでいいのか!?笑)
なぜなら、屋久島は個人ガイドさんが多いため、ホームページにガイドさんのカラーがそのまま出ていることが多いからです。
ですので意外に(!?)選ぶ一つの目安になります。(個人ガイドさんは個人でホームページを作成していることが多い。)
もちろん、ガイドツアー料金に含まれるものや、サービスに違いがありますので、そこも確認しましょう。
日程別ではなく、出発地でツアーを探したい方や、格安ツアーをしっかり比較して選びたい。また一人旅OKのツアーのみで探したいなど。
ニーズ別で屋久島ツアーに強い旅行会社〜一般的に知られているJTBなどの旅行会社も交えて比較しています。
以下では屋久島旅行を計画する際に、よく訊かれる質問についてQ&A式でお答えします。(不思議なのですが、みなさん、ハンコで押したように、同じことをお尋ねになります。^^;)
ということで、代表的な質問をQ&A式でご紹介します。
1泊2日からでも旅行できますが、樹齢7,000年以上と言われる一番の観光スポットである縄文杉へは行けません。
なぜなら、縄文杉は早朝4時に起き、6時頃から歩き始めなければ、日帰りで帰ってくることができないからです。(所要時間10時間)
ということで必ずトレッキングの前日に屋久島入りしておかなければならず、また下山後に動いている交通機関がないので、トレッキング翌日が出島日となります。ですので、最短でも2泊3日が必要です。
屋久島を車で一周すると、ノンストップでおよそ3時間です。
屋久島をぐるり一周する道は、県道 77、78号線しかありません。(一本でつながっている道ですが、なぜか77、78号なのです。^^;)
車で巡れる観光スポットと所要時間は、屋久島1日で一周できる(所要時間入り)ドライブマップをご紹介でご紹介しています。
人により、目的や希望が違うため、いつがいいとは一概にいえませんが、
屋久島の観光のおすすめシーズンは、3月〜5月下旬の梅雨入り前まで と、7月上旬の梅雨明け〜11月下旬までです。
トレッキングなら年中できます。(ただし、12月〜2月は積雪があると入山できなくなる可能性があります。)
海水浴は6月〜9月です。(年や日によりますが、だいたいです。)
ダイビングやカヤックは3月〜11月くらいまで。
雨が降るのは、いつのシーズンも大きくは変わりませんが、梅雨時期は豪雨になりやすいので、梅雨時期を外すことをおすすめします。
ちなみに、7月〜10月は台風シーズンなので、台風にも積雪にも梅雨にも合いたくない(ですよね。笑)場合は、3月〜5月下旬くらいまでと11月でしょうか。
繰り返しますが、人により目的が違いますので、人によりベストシーズンも変わります。
トレッキングなら、3月〜5月下旬くらいまでと、7月上旬の梅雨明け〜11月いっぱいまででしょうか。
海水浴は6月〜9月です(年や日によりますが、だいたいです。)
ダイビングやカヤックは3月〜11月くらいまでです。
日本に4つ(知床・白神山地・屋久島・小笠原諸島)ある世界自然遺産の1つです。
また、樹齢推定年齢 2,000年〜7,200年の屋久杉である『縄文杉』が有名です。(TVでよくトレッキングしてますね。)
その他は、ジブリ映画「もののけ姫」の映画の舞台モデルになったと言われる、白谷雲水峡の苔むす森(もののけ姫の森)が人気観光地です。
屋久島トレッキングの服装は、本土のトレッキングと大きくは違いません。ただし、9割がた雨に濡れる可能性があるので、雨対策が必須となります。
ですので、特殊加工が施された、ゴアテックス製のレインウエアや、濡れても歩き続けることのできるトレッキングシューズなどが必要です。
詳しくは、屋久島トレッキングの服装(縄文杉・白谷・ヤクスギランド)季節と山の気温からご紹介!をご覧ください。
本土より少し早い時期が屋久島の梅雨です。
おおよそですが、早くて5月下旬〜6月いっぱいが梅雨時期です。
梅雨明けは、だいたいになりますが、7月上旬〜中旬くらいです。
沖縄が梅雨明け宣言すると、「奄美〜屋久島もそろそろ」と行った感じです。
詳しくは、屋久島の『梅雨は入り』と『梅雨明け』はいつ?6月に旅行するメリット・デメリットをご覧ください。
屋久島の観光モデルプランについてや、観光について、なんとなく分かってきましたか?
でも、旅行日程を決める前に、もう少し屋久島の観光について全体を知りたい方もいらっしゃるかと思います。
ということで、縄文杉や白谷雲水峡以外の観光地や知っておきたい情報を、『屋久島の観光』を在住者がかんたん解説します!で網羅的にご紹介します。
いかがでしたでしょうか。屋久島旅行の【1泊2日】、【2泊3日】、【3泊4日】で『縄文杉』や『白谷雲水峡』へ行く人気の『観光モデルプラン』をご紹介しました。
ちなみにヤクスギランドは、白谷雲水峡と同じくらいの標高の屋久島らしい森を楽しめるスポットです。(遊園地ではございませんのでご了承くださいませ^^;)
屋久島を楽しむコツは、移動時間を短縮すること。
広い屋久島では、これにつきます。
移動時間を短縮するには、当然、効率的に動くことが大切です。
そのためには、屋久島の目的をはっきりさせて、それに合った宿泊先や観光する場所を決めることです。
またある程度、事前に情報を持っておくことも有効です。(←当たり前?^^;)
日程が短い方は、どんなに頑張っても物理的に無理ですので、諦めて行く場所を絞って楽しむのがおすすめです。
ぜひ参考にしていただき、楽しい屋久島旅行をなさってくださいね。
こちらの記事が皆様のお役に立てば幸いです。
「トレッキングあり」や「なし」など屋久島の「観光モデルプラン」はこちらで一覧にしています。
屋久島の「メイン&行くべき観光スポット」は以下で厳選してご紹介しています。