屋久島旅行をかんたん手配

屋久島のホテルおすすめ
屋久島行き方まとめ

屋久島の観光をざっくり

こちらでは、屋久島在住歴16年の筆者が、屋久島の冬(12月、1月、2月)の気温や服装、3泊4日で行ける『ツアー情報』『観光』『年末年始の観光客の動向』『ひとり旅』などについてご案内します。
こちらをご覧いただければ屋久島の冬(12月、1月、2月)の観光が分かりますので、旅行へ行くかも判断できるはず。ぜひ参考にご覧ください。
10年以上、屋久島で観光業に携わっています。
元々旅行者だった筆者ですが、2006年から屋久島へ移住。
11歳の娘と夫の3人暮らし。 東京、名古屋に在住経験あり。
屋久島の気温は、標高が100m上がるごとに、0.6度下がります。
縄文杉や白谷雲水峡などのトレッキングスポットの標高はおよそ1,000m前後ですので、里地よりマイナス6度が目安となります。
標高1,000m付近 平均の 最高気温 | 里地 平均の 最高気温 | 標高1,000m付近 平均の 最低気温 | 里地 平均の 最低気温 | |
12月 | 11.7℃ | 17.7℃ | 6.2℃ | 12.2℃ |
1月 | 9.4℃ | 15.4℃ | 3.0℃ | 9.0℃ |
2月 | 11.1℃ | 17.1℃ | 5.5℃ | 11.5℃ |
※里地やその他の季節の年間を通しての気温は、【屋久島観光】年間の天気と気温から『ベストシーズン』をご紹介(トレッキング/海/ウミガメ)をご覧ください。
屋久島の冬(12月・1月・2月)も縄文杉や白谷雲水峡などの標高1,000付近ならトレッキングできます。
標高の高い宮之浦岳は、積雪がなければトレッキングできますが、積雪がある場合は一般的にはトレッキングしません。
また、縄文杉や白谷雲水峡も寒波が来れば積雪します。その場合はトレッキングができなくなることもあります。(荒川登山口への県道・県道が封鎖されるため。)
コース名 標高 | 難易度 | 往復時間 (だいたい) | 往復距離 (だいたい) |
❶縄文杉 600~1300m | 10時間 | 22km | |
❷宮之浦岳 1370~1936m | 10時間 | 16km | |
❸モッチョム岳 250~940m | 6時間 | 5.5km | |
❹黒味岳 1370~1831m | 7時間 | 10.5km | |
❺太忠岳 1010~1497m | 6時間 | 7km | |
❻蛇の口の滝 90~500m | 6時間 | 8km | |
❼白谷雲水峡 太鼓岩コース 600~1070m | 4時間 | 5.6km | |
❽ヤクスギランド 150分コース 1000~1100m | 2.5時間 | 3km | |
❾白谷雲水峡 苔むす森往復 600~1070m | 3時間 | 3km | |
❿西部林道 半山コース 0~200m | 3時間 | 約2km |
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屋久島の山岳部の積雪の特徴は、富士山のように『深い雪がずっと積雪する。』という訳ではないのが特徴。
『寒波が来たときだけ積雪するけど、気温が上がり雨が降れば、すぐ溶けてしまう』という点が異なる点です。
屋久島の冬のトレッキングについてざっくり分かったところで、実際にトレッキングするなら知っておきたい情報を次にご紹介します。
冬季の縄文杉トレッキングは、『屋久杉自然館〜荒川登山口まで』のマイカー規制(3/1~11/30)が無くなります。荒川登山バスの運行がないため、必ずレンタカーかタクシー利用で登山口まで行く必要があります。
※諸々の準備や判断が難しい方は、ガイドツアーへ申し込んだ方が懸命かもしれません。
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縄文杉へトレッキングするためには、およそ往復10時間必要です。
ですので、早朝6時くらいに荒川登山口を歩き始め、16時くらいに荒川登山口へ戻ってきます。
里地から荒川登山口へは、レンタカーで50分ほどです。
逆算すると朝4時〜5時くらいにはホテルを出ることになります。
ですので縄文杉トレッキングをしたいなら、確実に『2泊3日のモデルプラン』になります。
もう少しゆっくり楽しみたいなら、『3泊4日のモデルプラン』を参考にしてみてください。
縄文杉コースについては、縄文杉トレッキング コース地図と紹介【時間配分・トイレ・水・距離】でご紹介しています。
また、日程やその他諸々の縄文杉に関することは 縄文杉トレッキングに必要なこと全部まとめました でご紹介しています。
白谷雲水峡についてはこちらをどうぞ。
縄文杉や白谷雲水峡のベストシーズンってあるのか気になる方へ。
縄文杉トレッキングや白谷雲水峡のベストシーズンの時期は、
となります。
南の島の「標高が高い場所の気温」を想像するのは難しいですよね。
ということで、縄文杉トレッキングの年間を通してメリット・デメリットを屋久島の縄文杉トレッキングにおすすめの時期をご紹介!で、それぞれの季節についてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
ちなみに、白谷雲水峡についてのベストシーズンもおおよそは縄文杉トレッキングと同じです。
縄文杉トレッキングも、白谷雲水峡トレッキングも同じ標高1,000m付近を歩きますので、基本的に装備も服装も同じと考えていいです。
服装の準備については、スキーへ行くときをイメージするとよいです。
帽子、手袋などでしっかり防寒しますが、歩けば体温が上がり汗ばみます。着すぎに注意。
『衣類はできるだけ速乾性のもの』にして、さらに『暑くなれば脱ぐことができる重ね着スタイル』にします。
歩いて汗をかくと休憩の際、体を冷やします。これをできるだけ避けられるようにしましょう。
ちなみに、屋久島のトレッキングにユニクロが使えるかどうかですが、ヒートテックはNGです。(筆者が実際に使ってみての感想です。)理由は、生地が汗を吸わず放湿も追いつかないので、自分の汗で冷えます。
さらに詳しい屋久島トレッキングの服装については、 「屋久島トレッキング服装【女性】冬11下旬〜3月をご紹介!」 と「 屋久島トレッキング服装【男性】冬11下旬〜3月をご紹介!」 で男女に分けて詳しくご説明します。
トレッキング当日、「朝起きたら積雪していた」ということももちろんあります。
その時は清く諦めましょう。
ときに、1m以上も積雪することもあります。
その場合は、登山口への道『町道荒川線』も閉鎖され通れなくなります。
そんなときは、温泉巡りや滝巡りなど、里地でできる観光をするのがおすすめ。
ということで次はトレッキング以外の屋久島の観光についてご紹介します。
以下の記事は、朝起きて縄文杉や白谷雲水峡のトレッキングが可能かどうかの情報収集に使えます。
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屋久島は樹齢が7,200年あるとも言われる『縄文杉』や、『ジブリ映画 もののけ姫』の舞台モデルとなったといわれる『白谷雲水峡』が有名ですが、もちろんそれだけではありません。
例えば、以前に『世界ふしぎ発見!』で取り上げられた『滝』。それ以外にも世界遺産エリアでもある『西部林道』。東シナ海を一望できる『展望温泉』など。
ということで、屋久島の観光をざっくり以下でご紹介します。
豊臣秀吉が屋久杉の切り出しを命じた頃から湯治に利用されたという『楠川温泉』や、東シナ海を一望できる展望温泉『JRホテルの温泉』は屋久島島内でもかなりおすすめです。
その他にも、干潮時の時のみ入ることができる『海中温泉』、南エリアの島民のための『尾之間温泉』なども人気です。
温泉情報については、【屋久島の温泉まとめ】おすすめの日帰り入浴から海中温泉までご紹介!でご紹介していますので、ぜひ参考にご覧ください。
また、夏は暑くてあまりおすすめできない『モッチョム岳』『蛇の口』などの南側エリアのトレッキングや、『西部林道ドライブ』、『滝めぐり』もおすすめです。
屋久島は海に囲まれた山岳島。西部林道を経由しつつ、ぐるり一周するのも楽しいです。
距離にして約100km。観光ポイントを見ながら一周すれば、1日かかります。
屋久島の主要道路である、県道77、78号線は、ほぼ海沿いを走ります。水平線を横目に1日一周ドライブは本州ではなかなかできない体験です。
以下では、屋久島全体の観光スポットをまとめています。
『なるほど〜冬も屋久島行けるんだ。』
『でも、他の月はどんな感じなのかな?』
という場合は、以下で1年間を通していつから、どんなことができるかを詳しくご紹介しています。
ところで屋久島へ行くとトータルでおいくらくらいかかるの?
という方は、まずは以下のページでざっくり予算を立てるとよいかもしれません。
ポイントは屋久島への交通費。とくに鹿児島から屋久島の交通費。これを安くすることと、屋久島のホテルのグレードを下げること、あとはできるだけ早く予約することがキモです。
上述の通り、雪の影響がなければ、年末年始も『縄文杉』や『白谷雲水峡』などのトレッキングが可能です。
オフシーズンと言えども、やはり年末年始のお休みを利用して屋久島旅行される方も随分いらっしゃいます。
屋久島の年末・年始ですが、冬季の休暇を利用して屋久島旅行される観光客の方が毎年一定数いらっしゃるため、開けるお店や宿もあります。
一方、オフシーズンだからとクローズしているお店や宿もあります。(目当てのお店は事前に確認をしておきましょう。)
年末年始の島の人たちは、しめ飾りを飾ったり、31日深夜から益救神社へヤク太鼓を見に行ったり、初詣へお参りに行ったりしますが、それ以外はいたって静かです。
だいたい仲間内で集まって呑んでいますね。
年越しのカウントダウンや、初日の出をどこかに集まって見るなどのイベントもありませんので、個人で好きなポイントでそれぞれに楽しむという感じです。
年間を通しての屋久島の観光状況については、【屋久島観光】年間の天気と気温から『ベストシーズン』をご紹介(トレッキング/海/ウミガメ)をご覧ください。
屋久島のベストシーズンについてはこちら
屋久島は荒天になることが多く、屋久島へ乗り入れる全ての交通は、決行しやすいのが特徴です。
(以下では欠航したらキャンセル対応がよいツアーをご紹介します。)
ということで、普通に屋久島へ行けなくなるという方は多いのですが、これまたコロナで行けなくなるという方もいるでしょう。
また、屋久島は誰が言い始めたのか・・・行ってはいけないと揶揄する人も・・・
そんなことを聞いたら今から屋久島旅行を計画している方は、心穏やかではないですよね。^^;
ということで、詳しく知りたい方は以下でご紹介しています。
冬から春のオフシーズンの時期なら、屋久島旅行のお値打ちプランが多く出ています。
とにかく高額で有名な屋久島旅行。この時期なら3割〜4割お値打ちに。
以下では、そんな場合にも『おすすめの屋久島ツアー』について簡単にご紹介しますので、よろしければ参考にしてみてください。
JALダイナミックパッケージ、楽天トラベル、
トレッキング付きツアーは→コチラ
参考
かくいう私も初めて屋久島を訪れたのは、ひとり旅でした。(というか、主人と出会ったのも屋久島でした。^^;)
屋久島はひとり旅の方が多い観光地です。
コロナ禍でさらにその傾向は強くなってますね。
でもそもそもなぜそんなに、屋久島はひとり旅が多いのか?
理由を挙げるとすれば、屋久島はハワイのような華やかな雰囲気やスポットがないからでしょうか。
ですので屋久島では、一人旅どうし、宿や山で意気投合して『トレッキング仲間』になるということも珍しくありません。
ということで、アウトドア好きやトレッキング好きの方なら、出会いがあるのではないでしょうか。
ちなみに「人生変わる」とか、「呼ばれた人しか行けない」とか(笑)屋久島のよからぬウワサについては、屋久島へ行ってはいけない!?屋久島旅行リスクとその解決策 でご紹介しています。
ひとり旅の重要な点、例えば一人で山に入っていいのかとか、諸々のことは屋久島のひとり旅の仕方(ガイドなし/おすすめツアー/トレッキング情報あり。)でご紹介しています。
東京から屋久島へ2泊3日で旅行すると、一般的には10万円ほどします。
とはいえ、安い冬(12月・1月・2月)時期にしたり、宿のグレードを落とすなどすればもっと下げられます。
ひとり旅NGなガイド会社やツアーは省いて屋久島ひとり旅ツアー5社を比較『おすすめ宿』も一緒にご紹介!でご紹介します。
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もし屋久島の年間を通しての観光情報をもっと詳しく知りたい方は、【季節別まとめ】屋久島観光のベストシーズンでご紹介しています。
いかがでしたでしょうか。冬の屋久島(ツアー・トレッキング・観光・年末年始)についてご紹介しました。
夏に盛り上がる屋久島ですが、冬の静かな森もまた格別です。
屋久島は火山島ではないのですが、温泉かなりおすすめ。(もっとレア温泉なら、隣の島の口永良部島がよいです。)
屋久島は、空気や水がきれいで温暖なので、最近人気のトレイルランやジョギングにも最適です。
ぜひ、この冬〜春に、屋久島へいらっしゃってくださいね。
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屋久島って独特なサービスや、知られていないことも多いので、そこをお伝えできたらと思ってます。。。
【屋久島旅行の計画の手順】
【自分で情報を探す】
2泊3日〜3泊4日のガイドトレッキング付き屋久島ツアー5社
1【JALダイナミックパッケージ(トレッキング付き)】
屋久島直行便に多い欠航時の対応がしっかりしており安心。3タイプありで、縄文杉貸し切りツアーにも対応。屋久島のおすすめの宿&高級ホテルから選ぶならお値打ち。登山レンタル(有料)や送迎付きで便利。2名以上から参加OK。
2【ジェイトリップ(トレッキング付き)】
JAL便利用の格安専門旅行会社。(羽田・伊丹・福岡空港発のみ)縄文杉貸し切りプランあり。送迎付き。JALダイナミックパッケージで取り扱いのない格安宿を選べば、JAL便利用+トレッキング付きの格安ツアーになる。一人旅におすすめ。欠航時の対応はJALツアーと同じで安心。
3 【JTBツアー(トレッキング付き)】(〜11月30日限定)
2泊3日のみで「グリーンホテル」宿泊限定の固定型。「縄文+白谷+タクシー観光」か、「白谷+タクシー観光」のどちらかになります。固定型で自由度はないけど、トレッキング+「タクシー観光付きツアー」は他社になくしかも効率的。欠航にも対応明記あり。
4【HIS屋久島ツアー(トレッキング付き)】
JAL便のみならず、LCC+高速船を利用したツアーや、ホテルグレードも格安宿〜高級ホテルまで幅広く取り扱う。登山レンタルや送迎付きで便利。縄文杉や白谷雲水峡のみならず、カヤックや宮之浦岳などのツアー取り扱いあり。
5【クラブツーリズム(トレッキング付き)】
「バス周遊観光ツアー」が特徴的。白谷雲水峡などを1時間ほど散策するだけなら、特別な装備必要なしで気軽に参加できる。縄文杉トレッキングツアー+バス周遊ツアーは網羅的に観光できる。催行日が決まっているので日程の合う方に。宮之浦岳ツアーあり。
おすすめの交通+宿の現地フリー屋久島ツアー
「欠航」や「条件付き運航」の場合は「旅行代金」の払い戻し対応ありを明記している屋久島ツアーは以下の5社のJAL便利用ツアーです。
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