屋久島に行くなら何月がいい?在住者がベストシーズンを目的別に解説!

屋久島のベストシーズンは、トレッキングなら4〜5月と10〜11月。海なら7〜9月です。
屋久島在住歴10年以上、ガイド歴15年以上の夫の監修で、目的別のおすすめ時期を早見表にまとめました。
「いつ行けばいいの?」と迷っている方は、まず下の早見表をご覧ください。何をしたいかで、ベストシーズンは変わります。

10年以上、屋久島で観光業に携わっています。
元々旅行者だった筆者ですが、2006年から屋久島へ移住。
14歳の娘と夫の3人暮らし。 東京、名古屋に在住経験あり。
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屋久島に行くなら何月がいい?目的別ベストシーズン【早見表】
| 目的 | ベストシーズン | 補足 |
|---|---|---|
| 縄文杉トレッキング | 4月〜5月(梅雨前)、10月〜11月中旬 | 積雪がなければ通年OK。6月と2月を避ければ◎ |
| 白谷雲水峡(もののけ姫の森) | 3月〜5月、10月〜11月 | 雨上がりが最も苔が綺麗 |
| 海水浴・シュノーケル | 7月〜9月 | 海開きは7月中旬 |
| カヤック | 4月〜10月 | ガイドツアーに参加 |
| ウミガメ観察 | 5月〜7月 | 観察会要予約。永田エリア泊が便利 |
| 滝・温泉めぐり | 通年 | 入場料・駐車料金なし |
| 新緑 | 3月 | 私が1年で一番好きな時期 |
| シャクナゲ | 5月下旬〜6月上旬 | 縄文杉コースで見られる |
「何を優先したいか」が決まれば、行く時期は自然に絞れます。
トレッキングのベストシーズン

屋久島のトレッキングは、積雪がなければオールシーズンできます。
ただし6月の梅雨は荒天率が高く、12月〜2月は積雪で入山できない日があります。
「いつでも行けるけど、快適なのは春と秋」。これが15年住んでみての実感です。
人混みを避けるなら、GW後〜梅雨前の2週間と、9月〜11月の連休以外が狙い目ですね。

海・カヤック・ウミガメのベストシーズン

海水浴とシュノーケルは7〜9月。一湊(いっそう)の海水浴場には海の家も出ます。ダイビングも同時期がベストです。
カヤックは4月からガイドツアーが盛んになります。夏は日差し対策を万全に。
屋久島の川で遊ぶなら、必ずガイドツアーに参加してください。毎年水難事故が起きています。
ウミガメ観察は5月〜7月。必ず永田ウミガメ連絡協議会の観察会に参加しましょう(予約制)。
滝・温泉・観光のベストシーズン

滝と温泉は通年楽しめます。入場料も駐車料金もかかりません。
個人的にはサマナホテルの温泉がおすすめです。島の南側に滝と温泉が集まっているので、ドライブがてら回るのが定番コースですね。

屋久島のベストシーズン|縄文杉トレッキングの月別気温と時期

屋久島のアクティビティの中で一番多い質問が「縄文杉にはいつ行けばいい?」です。
縄文杉は標高1,300m。里地とは気温が6℃ほど違います。以下は標高1,000m付近の月別気温です。
| 月 | 最高気温 | 最低気温 | 判定 |
|---|---|---|---|
| 1月 | 9.4℃ | 3.0℃ | ⚠️積雪注意 |
| 2月 | 11.1℃ | 5.5℃ | ⚠️積雪注意 |
| 3月 | 11.5℃ | 5.6℃ | △ 中旬まで雪の可能性 |
| 4月 | 17.7℃ | 11.1℃ | ◎ ベストシーズン |
| 5月 | 19.6℃ | 14.2℃ | ◎ ベストシーズン(梅雨前まで) |
| 6月 | 21.3℃ | 15.6℃ | △ 梅雨で荒天率高い |
| 7月 | 24.8℃ | 17.6℃ | ○ 梅雨明け後は快適 |
| 8月 | 26.2℃ | 18.2℃ | ○ 暑いが森の中は涼しい |
| 9月 | 23.6℃ | 17.6℃ | ○ 台風リスクあり |
| 10月 | 20.0℃ | 14.6℃ | ◎ ベストシーズン |
| 11月 | 15.6℃ | 9.6℃ | ◎ 中旬まで(下旬は積雪注意) |
| 12月 | 11.7℃ | 6.2℃ | ⚠️積雪注意 |
春(3月〜5月)の縄文杉トレッキング
3月中旬までは積雪の可能性があります。3月下旬から安定してきますが、朝晩はまだ冷えます。
4月に入ると里地の気温は20℃を超え、トレッキングには最高の季節。GW前の4月上旬〜中旬は人も少なく、個人的にはこの時期を一番おすすめします。
新緑を見たいなら3月。シャクナゲなら5月下旬〜6月上旬です。
3月の屋久島については屋久島の3月の気温・服装・観光情報で詳しくまとめています。
梅雨〜夏(6月〜9月)の縄文杉トレッキング
6月は梅雨で荒天率が高く、荒川登山バスが運休する日も増えます。晴れれば森は最高に綺麗ですが、正直おすすめしにくい時期です。
7月の梅雨明けからは夏本番。標高1,000mでも25℃前後まで上がります。歩けば暑いですが、都会の40℃と比べればずっと快適。水分補給は沢水でできるのでペットボトル1本でOKです。
ただし7〜9月は台風シーズン。台風が近づくだけで天気は崩れ、全交通機関が欠航する可能性があります。この時期に旅行するなら、キャンセル対応がしっかりした旅行会社を選ぶのが鉄則です。
台風の時期について詳しくは屋久島の台風が来る時期と対応をご覧ください。

秋〜冬(10月〜2月)の縄文杉トレッキング
10月〜11月中旬は文句なしのベストシーズンです。暑すぎず寒すぎず、連休以外は人も少ない。
注意点は日没が早くなること。夏より早めの下山を意識してください。
11月下旬からは積雪の可能性が出てきます。積雪があると登山口への道が封鎖されるため入山できません。ただし標高1,300m付近は雨が降れば雪はすぐ溶けるので、本土の雪山とは少し事情が違います。
12月〜2月は登山者が少なく静かな森を楽しめます。ツアー料金も安くなる時期です。防寒はしっかり必要ですが、歩くと暑くなるので着すぎにも注意。
冬の屋久島について詳しくは屋久島の冬(12月/1月/2月)の観光情報をご覧ください。
縄文杉トレッキングのガイド付きツアーを比較したい方はこちら
→ 屋久島ツアー ガイド付き6社比較|初心者が安心な旅行会社は?

屋久島のベストシーズン|月別の観光ガイド
「自分が行く月の屋久島って実際どうなの?」という方へ。月ごとの気温・服装・観光情報をまとめた記事を用意しています。
| 季節 | 月 | おすすめ度 | 詳しい記事 |
|---|---|---|---|
| 冬 | 12月 | △ 積雪注意・人が少ない | 屋久島の12月の観光情報 |
| 1月・2月 | △ 積雪注意・ツアー安い | 屋久島の冬(1月/2月)の観光情報 | |
| 春 | 3月 | ○ 新緑が美しい | 屋久島の3月の気温・服装・観光情報 |
| 4月・5月 | ◎ ベストシーズン | 屋久島のGW・4月・5月の観光情報 | |
| 梅雨 | 6月 | △ 荒天率高い・ツアー安い | 屋久島の梅雨(6月)の観光情報 |
| 夏 | 7月・8月・9月 | ○ 海◎・台風リスクあり | 屋久島の夏(7月/8月/9月)の観光情報 |
| 秋 | 10月・11月 | ◎ ベストシーズン | 屋久島の10月・11月の観光情報 |
台風の時期と対策については屋久島の台風が来る時期と対応をご覧ください。
屋久島のベストシーズン|雨が少ない時期と台風リスク

「屋久島は月に35日雨が降る」と言われますが、実際はどうなのか。
15年以上住んでの感想は「だいたい毎日どこかで降ってるな」です。^^;
年間で比較的雨が少ないのは、太平洋高気圧に覆われる8月と、冬の12月〜2月です。
ただし8月は台風リスクがあり、冬は寒波による積雪リスクがあります。100%雨を避けられる時期は、屋久島にはありません。
だからこそ、雨を恐れるより「雨でも楽しめる準備」をしてくることが大切です。ゴアテックスのレインウエアと防水のザックカバーがあれば、雨の森は驚くほど美しい体験になりますよ。
天気の詳しい傾向と14日前からのチェックポイントは屋久島の天気予報チェックポイントでまとめています。

屋久島のベストシーズン|安い時期に行くメリット・デメリット
屋久島ツアーが安くなるのは、梅雨時期(6月〜7月上旬)と冬(12月〜2月)です。ベストシーズンの裏側ですね。
安い理由はシンプルで、荒天リスクが高く旅行者が減るから。4割ほど安くなることもあります。
ただしデメリットも明確。欠航が増える時期であり、トレッキングが中止になる確率も上がります。
逆にメリットは、天気に恵まれれば人が少なくて静かな森を安く楽しめること。梅雨の合間の晴れの森は、苔の緑が驚くほど鮮やかです。
安い時期に行くなら、欠航時にキャンセル対応ができる旅行会社を選ぶのが鉄則。詳しくは屋久島の安い時期とおすすめツアーでご紹介しています。
格安ツアーの比較は屋久島の格安ツアー比較が参考になります。

屋久島のベストシーズンでよくある質問
- 屋久島に行くなら何月がいい?
-
トレッキングが目的なら4月上旬〜5月の梅雨前、または10月〜11月中旬がベストです。海で泳ぎたいなら7〜9月。何をしたいかで最適な月は変わりますので、上の早見表を参考にしてみてください。
- 2泊3日のモデルプランは?
-
縄文杉トレッキングだけなら2泊3日が最短です。→屋久島2泊3日モデルプラン
- 3泊4日のモデルプランは?
-
縄文杉と白谷雲水峡の両方をじっくり楽しむなら3泊4日がおすすめです。→屋久島3泊4日モデルプラン
- 屋久島旅行の費用はどのくらい?
-
東京発2泊3日で約10万円〜が目安です。ツアーなら6万円台から行ける場合も。→屋久島旅行の費用まとめ
- おすすめの屋久島ツアーは?
-
ガイド付きトレッキングツアーならガイド付き6社比較、自由にプランを組みたいならフリープラン7社比較をご覧ください。
- 東京発の屋久島ツアーは?
-
東京(羽田)発なら、JAL便利用のジェイトリップが格安で人気です。→東京発の屋久島ツアー比較
- 屋久島ツアーの格安はどこ?
-
JAL便利用で最安級のジェイトリップがおすすめです。トレッキング付き・なし両方に対応しています。→屋久島の格安ツアー比較
まとめ|屋久島のベストシーズンは目的で決まる
GWや梅雨、夏季、台風、冬季など、季節や時期ごとにご紹介しました。
屋久島は海に囲まれた山岳島。雲ができやすい地形から天気や気温が予想しにくい島なんですよね。
基本的には本土と同じですが、『雨が多いこと』、『風と紫外線が強いこと』、『里地と山では気温の差があること』などは、知っておきたいポイントですね。
また、6月は梅雨で、7月、8月、9月、10月は台風で、というか、屋久島はオールシーズン、荒天時の対応策を考えておくことをおすすめします。
旅行会社や現地ガイドさんや宿の方は、そういうこと、言いません。(笑)
だって、そんなこと言ったら、屋久島に来てもらえなくなってしまいますから。
でも、そういうことを本当は一番知っておきたいですよね。(と、私も旅行者のときに思いましたので、こちらのブログ 『屋久島ファン』をつくるに至りました。)
在住して知ったのですが、屋久島では年に1名くらいの割合で、行方不明者や死者が出ます。
これは屋久島についての情報不足によって起こっています。
知っていれば対策できます。
一番良くないのは、知るべき情報を得られないこと。
だから、例え屋久島のネガティブな情報であっても、オープンにするべきなのです。
それが人の命を守ることにつながるのですから。
そしてそれは、長い目で見れば、屋久島の観光発展にも必ずつながるのだと私は信じています。
ぜひ参考にしていただき、安全で楽しい屋久島旅行をなさってください。
屋久島へ訪れるみなさまが、無事観光し、笑顔でお帰りになることを心からお祈りいたします。



























