こちらでは、屋久島旅行のシーズンの中で安い時期である、梅雨時期と、冬の季節に最適な屋久島トレッキングツアーをご紹介します。(一人対応ツアーあり。)
もちろん気になる屋久島のベストシーズンについての情報も交えながらご紹介していきますので、屋久島旅行の安い時期について、かんたんに知ることができます。
私が書きました
10年以上、屋久島で観光業に携わっています。
元々旅行者だった筆者ですが、2006年から屋久島へ移住。
14歳の娘と夫の3人暮らし。 東京、名古屋に在住経験あり。
目次
屋久島の安い時期は梅雨時期と冬の季節
まずはかんたんに屋久島の安い時期のメリットとデメリットについてご紹介します。
屋久島の安い時期は、
です。
この2つの時期は、1年間の中でもっとも屋久島ツアーの値段が下がる時期。
「安いのは嬉しいけど、でもなんで?」
ちょっと不安に思いますよね。
ということで、その理由とデメリット、逆にメリットも挙げてみました。
屋久島の安い時期に旅行するデメリット3つ
1,荒天で欠航が増える時期
屋久島への交通(飛行機、高速船、フェリー)はどれも、1年を通して欠航することがそもそも多いのですが、さらに輪をかけて欠航が増える時期が梅雨時期と冬の季節です。
2,トレッキングができない可能性が高くなる
屋久島の梅雨時期は、雨が多いだけでなく豪雨になりやすいため、また冬季は積雪のため、縄文杉をする際に利用する荒川登山バスが運休する確率が上がります。
3,オフシーズンでお店が開いてない
屋久島のお店は個人店が多く、オフシーズン(冬の時期)は、お客さんが減るので休業しているお店もあります。
屋久島の安い時期に旅行するメリット3つ
1,屋久島ツアーの値段が下がる
「梅雨時期」 と 「冬の季節(1月、2月、3月)」は、1年間のうちで屋久島の観光客が減る時期ですので、需要と供給のバランスから相対的に屋久島ツアーの価格が4割ほど下がります。
2,人が少なくて静かに観光できる
屋久島への観光客が減れば、縄文杉や白谷雲水峡などの人気の観光スポットも人が減りますので、ゆっくりのんびり楽しむことができます。
3,天気が良い日なら安く屋久島観光を満喫できる
荒天の多くなる「梅雨時期」 と 積雪の可能性がある「冬の季節(1月、2月、3月)」ですが、この期間中ずっと天気が悪かったり、積雪があるわけではなく、当然お天気の良い日もあるわけです。
ということで、天気に恵まれれば、安く屋久島観光を満喫できます。
屋久島のベストシーズンはいつか?
屋久島のオンシーズンは春から夏、そして秋。
ですが厳密に言うと、屋久島で何をするかによります。
例えば縄文杉トレッキングをするなら、3月〜5月の梅雨前までおすすめですし、涼しくなり始める10月、11月もおすすめです。
ダイビングやカヤックなどの水モノ系アクテビティなら、7月〜8月の夏ですし、ウミガメ観察なら5月〜8月まで。
ということで、実は屋久島で何をしたいかによってベストシーズンは変わるのです。
ということで、屋久島の観光とともに、ベストシーズンについてご説明しますと長くなりますので、屋久島の観光のベストシーズンで1年を通してまとめています。
気になる方は参考にしてみてください。
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屋久島の安い時期におすすめの屋久島ツアーのご紹介
上述の通り、
屋久島の安い時期は、天気のリスクが高い時期。だから安くなるのですね。
天気が悪いということは、直行便の欠航する確率が更に高く、現地のトレッキング中止率も高いということ。(屋久島周辺は地形的理由から風が強く天気が荒れやすいため、交通の欠航は日常茶飯事です。)
そこで、その場合の解決策として挙げられるのが、キャンセルや便の変更対応ができる屋久島ツアーを選ぶということです。
例えば、出発空港で屋久島直行便JACの運行状況をチェックイン時に受付カウンターで知らせてもらえ、しかもその場で変更やキャンセルの対応ができるなら、一旦キャンセルして別の機会を考えることもできます。
このサービスが受けられるのは、出発空港からJAL便を使い、さらにJACへ乗り継ぐツアーです。
もし安いからと、LCCを利用して鹿児島空港まで行き、バスに乗り換え港まで到着した後に、高速船が欠航していると分かったらすでにそれは手遅れなのです。(高速船利用ツアーも同じ)
もう空港へ戻っても鹿児島への飛行機はありませんし、フェリーは翌朝の8時30分出発しかありません。
しかも鹿児島まで行ってしまっているので、旅費が中途半端にかかる上に目的の屋久島へも渡れません。
(筆者経験談より)
ですので次に「おすすめの屋久島ツアー」を「トレッキング付き」と「現地フリー」の2つに分けて以下でご紹介します。
【安い時期におすすめ】の屋久島トレッキングツアー
以下では、屋久島ツアー を比較してご紹介します。
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2泊3日〜3泊4日のガイドトレッキング付き屋久島ツアー5社
1.JALダイナミックパッケージ(トレッキング付き)【直行便/2名〜】
<対象期間:2024年2月1日~2024年11月30日出発>レンタルあり&トレッキング当日のみならず屋久島空港到着すぐからの送迎もあり。バス乗り放題の1日乗車券クーポン付き。JAL便利用が屋久島は最適。おすすめの理由はこちら
2.ジェイトリップ(トレッキング付き)【一人OK/直行便/格安】
JAL便利用の格安専門旅行会社。羽田・伊丹・福岡空港出発のツアーのみだから格安。「高級ホテル〜格安宿」+「JAL便」+「トレッキング」のツアーをカスタマイズできる。一人旅にもおすすめ。屋久島の提携するガイド店が良いです。→J-TRIPクーポン →J-TRIP評判
3.JTBツアー【JAL/直行便/ANA/JR】
2024年3月現在は「店頭のみの対応」となっています。ネット申し込みの情報は分かり次第掲載します。尚、トレッキングなしのダイナミックパッケージタイプはあり。→JTBの割引クーポン情報
4.HIS屋久島ツアー(トレッキング付き)【一人OK/LCC/高速船】
JAL便のみならず、LCC+高速船を利用したツアーや、格安宿〜高級ホテルまで幅広く取り扱う。登山レンタルや送迎付きで便利。縄文杉や白谷雲水峡のみならず、カヤックや宮之浦岳などのツアーも取り扱いあり。→HISの割引クーポンコード
5.クラブツーリズム(トレッキング付き)【バス周遊/直行便/ANA】
「バス周遊観光ツアー」が特徴的。白谷雲水峡などを1時間ほど散策するだけなら、特別な装備必要なしで気軽に参加できる。縄文杉トレッキングツアー+バス周遊ツアーは網羅的に観光できて便利。催行日が決まっているので日程の合う方に。→クラブツーリズムのクーポン情報
※屋久島のホテルが選べない場合は おすすめホテル15選からお選びください。
※上記の旅行会社をもっと詳しく比較したい場合は屋久島ツアー比較をご覧ください。
【安い時期におすすめ】の屋久島現地フリーツアー
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おすすめの交通+宿の屋久島フリープラン
「欠航」や「条件付き運航」の場合は「旅行代金」の払い戻し対応ありを明記している屋久島ツアーは以下の5社のJAL便利用ツアーです。
- JALダイナミックパッケージ【直行便/ 一人旅】
最寄りの出発空港を自由に選べます。屋久島の宿のラインナップがよいので安心。乗り継ぎや屋久島直行便に多い遅延、欠航にも対応がよい。屋久島のおすすめホテルならお得に予約できることがほとんど。→今すぐ使えるJALクーポン →JALの次回タイムセール予想
- ジェイトリップ【直行便/格安/一人旅】
JAL便専門の格安ツアー旅行会社(羽田・伊丹・福岡空港発のみだから安い)縄文杉などのトレッキングやレンタカーを後付けオプションで付けられる。JALダイナミックパッケージで予算オーバーの方は、こちらで格安宿を選べば『格安トレッキング付きJAL便利用ツアー』もできます。一人旅OK。→J-TRIPクーポン →J-TRIP評判
- 楽天トラベル【直行便/ 一人旅/ANA】
宿のラインナップが豊富。誰でも利用できるクーポンが豊富。『お値打ち宿』+『JAL便』にすれば、JALよりお値打ちなダイナミックパッケージツアーに。現地フリーツアーのみ取り扱う。楽天ポイント利用可能。
※ANA利用OKだけど鹿児島→屋久島間は別手配必要で注意。
- JTBツアー【直行便/JAL/ANA/JR】
交通+宿を組み合わせただけのダイナミックパッケージタイプ。JR新幹線と屋久島の宿のツアーも取り扱う。初回クーポン利用するとお得に→JTBの割引クーポン情報
- じゃらんパック【直行便/ 一人旅/ANA】
宿のラインナップが豊富。JAL便と格安宿の組み合わせなら格安ツアーになる。こちらもじゃらんクーポンやポンタ、dポイントなどのクーポンを利用したい方に。現地フリーツアーのみ取り扱う。
※ANA利用OKだけど鹿児島→屋久島間は別手配必要で注意。
※屋久島のホテルが選べない場合は おすすめホテル15選からお選びください。
※屋久島の現地フリーツアーについては屋久島の現地フリープラン比較で詳しくご紹介しています。
【安い時期におすすめ】の一人旅OK屋久島ツアー
- →ジェイトリップ:JAL便利用専門の『格安ツアー旅行会社』。縄文杉や白谷雲水峡などのトレッキング、またレンタカーなどをオプションで付けられる。JALダイナミックパッケージで予算オーバーの方は、こちらで格安宿を選べば『格安トレッキング付きJAL便利用ツアー』ができます。キャンセルについてはポイントで全額保証。
- →HIS屋久島ツアー:縄文杉や白谷雲水峡のトレッキング込みのツアーが主流。JAL便利用のみならず、LCCや高速船利用ツアーも取り扱う。登山アイテムのレンタルや送迎付きで便利。キャンセル対応に付いては、申し込むツアーによるので申込時に確認を。一人限定ツアーあり。
- →クラブツーリズム国内ツアー:ガッツリトレッキングしないバス周遊ツアーならイチオシ。屋久島到着後からバスのお迎えがあり、観光スポットを巡ってくれます。少しだけ森歩きできるツアー。ツアー催行日が決定して参加者を募るタイプ。日程が合う方に。
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屋久島への平均的な費用
そもそも、屋久島旅行の平均的な費用ってどのくらいなんだろう?と疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
例えば、東京から屋久島まで2泊3日で旅行した場合、個人手配で「飛行機+民宿」で宿泊すると 100,780円〜154,580円ほどです。
内容としては以下の通りです。
- 交通費
- 宿代
- 屋久島内での交通費(バス代・レンタカー代)
- ガイドツアーへの参加費用(参加する場合)
- 滞在費(食事代や入館料)
- お土産代
さらに詳しい屋久島の観光の費用については以下の記事でご紹介しています。
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【屋久島旅行の費用】2泊3日/3泊4日での予算と格安ツアー料金との比較
屋久島観光の費用の内訳をご紹介するとともに、費用をおさえられる縄文杉ツアーや格安ツアーまた、安い時期などをご紹介します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。屋久島のツアーの安い時期とおすすめの屋久島ツアーについてご紹介しました。
屋久島の安い時期は、梅雨時期と冬の季節でした。
この時期はツアーの値段が下がる時期です。
ですが、荒天の多い時期でもあるため、欠航した場合キャンセル対応が可能な旅行会社をこちらのブログ『屋久島ファン』ではご紹介しています。
なぜなら、ツアーのキャンセルができなくて荒天の屋久島へいらっしゃるお客様をたくさん見てきたから。
その場合は、当然、縄文杉トレッキングもできません。
屋久島へはそれなりの交通費がかかります。
目的の観光ができないのに、なんだかもったいないですよね。
ということで、ぜひこちらを参考に、楽しい屋久島旅行をなさってください。
こちらの記事がみなさまのお役に立てば幸いです。