【屋久島観光】夏(7月・8月・9月)をご紹介!(天気/気温/服装/レンタカー)

こちらでは『屋久島の夏』の里地と山の気温、服装、混雑状況、おすすめ観光、レンタカー事情、注意点などに焦点を当ててご紹介します。

夏の屋久島ってどんな感じなんだろー? 混雑はどのくらいかな?観光は何ができるのかな?レンタカーって予約必要?
といった疑問にお答えいたします。
この夏、屋久島旅行をお考えの方、ぜひ参考にご覧ください。

10年以上、屋久島で観光業に携わっています。
元々旅行者だった筆者ですが、2006年から屋久島へ移住。
14歳の娘と夫の3人暮らし。 東京、名古屋に在住経験あり。
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屋久島の夏(7月・8月・9月)の気温と服装

屋久島の夏は、梅雨明け(6月下旬〜7月中旬)から、9月の中旬頃までです。
屋久島の夏の気温は、里地でも森が多いので、都会のように気温が上がりすぎることはありません。
また、屋久島の気温は、里地と山岳部とで違います。以下の表を参考にしてみてください。縄文杉や白谷雲水峡あたりは、標高1,000m辺り。里地より−6℃ほど下がります。
山岳部は、標高が上がり気温が下がるので、避暑地のように涼しいです。
屋久島の夏(7月・8月・9月)の気温
里地の最高/最低 気温(平均) | 標高1,000m付近の最高/最低 気温(平均) | |
---|---|---|
6月 | 27.3/21.6 | 21.3/15.3 |
7月 | 30.8/23.6 | 24.8/17.6 |
8月 | 32.2/24.2 | 26.2/18.2 |
9月 | 29.6/23.6 | 23.6/17.6 |
- 【縄文杉コース】標高600m〜1,300m
- 【白谷雲水峡】標高600m〜1,000m
- 【ヤクスギランド】標高1,000m〜1300m
屋久島の夏(7月・8月・9月)里地の服装

里地での服装は、本土とほぼ同じと考えてよいでしょう。
ただし、緯度が下がるので、日差しが強いです。帽子や日焼け止めなど、日差し対策をしっかりしましょう。また、雨の多い屋久島。折りたたみ傘も忘れずに。
屋久島の夏(7月・8月・9月)登山の服装
また、トレッキングの場合ですが、縄文杉トレッキングコース、白谷雲水峡、ヤクスギランド は、ほぼ標高1,000付近。このあたりに行く場合は、服装は共通で大丈夫です。
里地より随分涼しくなります。早朝はひんやりします。雨が降り風が吹けば、凍えることもあるほど。
夏のトレッキング時のアウターは、ゴアテックスのレインウエアでOKですが、それとは別に、長袖の羽織りものは必ず持ちましょう。
さらに詳しいトレッキングの服装については、【縄文杉・白谷雲水峡・ヤクスギランド】の季節ごとの気温と服装でご紹介していますので、参考にしてみてください。
屋久島の夏(7月・8月・9月)の観光状況

屋久島の夏はハイシーズン。1年の中では最もにぎわう季節です。
ですので、人気の宿やガイドツアーはすぐ満員になります。特にお盆期間は早めの予約が必要です。
縄文杉トレッキングコースを歩くなら、1列に連なって歩く感じになります。また、白谷雲水峡の駐車場(無料)は朝の8時には満車に。
『縄文杉トレッキング』は、10時間のロングトレッキング。どうしても、皆同じ時間に歩き始めることになるので、同じ行動パターンになり、混雑することになります。
『白谷雲水峡』は、『苔むす森(もののけ姫の森)』や、『太鼓岩』などの人気スポットがあるので混み合います。ですが、『ヤクスギランド 』は比較的空いています。静かに屋久島の森を楽しみたいのなら『ヤクスギランド』 がおすすめです。
また、海や川も人が増えます。とはいえ、『屋久島の夏が混み合う』といっても、都会の渋滞や、行列に比べれば、ゼンゼン大したことないのかも。
屋久島の夏(7月・8月・9月)におすすめ観光

屋久島の夏の観光は、やはり海と川のアクティビティがおすすめです。水の透明度が素晴らしいです。
海なら、海水浴、ダイビング、シュノーケル、シーカヤック、タイドプール、ウミガメ観察など。川は、リバーカヤック、シュノーケル、沢登りなど。
また、トレッキングにもよい季節。山の上は、歩けば汗ばみますが、都会にいるよりずっと涼しいです。がっつりトレッキングするなら『縄文杉』。屋久島の森を楽しむなら、『白谷雲水峡』と『ヤクスギランド』です。
トレッキングも海や川のアクティビティもガイドツアーが盛んです。できれば、信頼できるガイドツアーへ参加しましょう。
屋久島の夏(7月・8月・9月)のレンタカー事情

レンタカー利用するなら予約が必要です。屋久島のバスは、1時間に1本程度。あとはタクシーしかありません。
特に、ご家族など、人数が増えるほどレンタカーにした方が割安に。また、効率よく、屋久島をまわりたい場合も、レンタカーは必須でしょう。
屋久島の夏(7月・8月・9月)の注意点

屋久島の夏は、毎年といっていいほど、水難事故や、山での遭難、レンタカーの事故が発生しています。
屋久島の川は、経験のあるガイドなどの同行がなければ、単独で入ることはおすすめしません。(急な増水があるため。)
海は、外海へは絶対出てはいけません。また、それぞれの海の看板にある注意事項を守って楽しみましょう。
山は、ガイドツアーへ参加しない場合は、必ず登山届けを出し、しっかりした装備と持ち物で。トレッキングシューズと、ゴアテックス製のレインウエアは、レンタルでよいので準備しましょう。
また、暗くなる前までに森を出られなかったことを想定して、必ずヘッドライトか懐中電灯を。
屋久島(7月・8月・9月)の台風について
屋久島の夏、7、8、9月は台風の確率が高くなります。この期間に屋久島旅行をお考えなら、台風について知っておいた方が良いと思います。
屋久島の夏の旅行は、海も山もおすすめです。ただし、台風の来る可能性が高い季節でもあるので、『台風が来た時どうするか。』ということも決めておくと安心です。
詳しくは以下でご紹介してます。ぜひご覧ください。

まとめ
いかがでしたでしょうか。夏の屋久島の気温、服装、混雑、おすすめ観光、レンタカー、注意点などについてご紹介しました。
屋久島は本土より南に位置しますが、山だけでなく、都会に比べれば里地も涼しいです。
ぜひ参考にしていただき、楽しい屋久島旅行をなさってください。
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