屋久島の3月の「おすすめ観光とツアー」気温や服装もまとめてご紹介！

こちらでは屋久島の3月について、縄文杉トレッキングなどの観光や、おすすめのツアー、3月の天気や気温と服装などについてご紹介します。

屋久島の3月の観光と天気と気温と服装

まずは屋久島の3月の天気や気温、そして気になる雨について知っておきたいですよね。

屋久島の3月の雨量と気温のグラフを掲載しますので、ご確認ください。

屋久島の3月｜天気と気温と服装

屋久島の3月は、ちょうど春から冬へ移り変わる時期。東京の3月より5℃ほど平均気温が高いです。

屋久島の3月は、里地では上旬に桜が咲き、下旬なればかなり暖かくなります。

ですので、ちょうど東京の4月くらいを思い浮かべればよいでしょうか。とはいえ、屋久島の朝晩の冷え込みは本土より少なく、湿度が高いため暖かく感じるでしょう。

次は、縄文杉トレッキングなどで歩く標高の高いエリアの気温と天気と服装について見てみましょう。

縄文杉トレッキングの天気と気温と服装

※ 縄文杉・白谷雲水峡など・・・標高500〜1,500m
※ 宮之浦岳・黒味岳など・・・標高 1,500〜2,000m

		最高気温			最低気温
	屋久島 里地	標高 1000m	標高 2000m	屋久島 里地	標高 1000m	標高 2000m
3月	17.5	11.5	5.5	11.6	5.6	-1.1

3月の縄文杉や白谷雲水峡の標高1,000mエリアは、早朝はまだ十分寒くしっかりとした防寒が必要です。

また3月の上旬は冬と同じくらいの防寒が必要ですが、下旬はもう少し薄手の春のアイテムにしても。

3月の登山は、早朝は寒くダウンが必要なくらいでも、日中は気温が上がり暑くなるため、脱ぎ着のできる服装で体温調節ができるようにしておきましょう。

宮之浦岳などの標高2,000m付近はまだ積雪が残っている可能性も。しっかりとした防寒をしていきましょう。

トレッキングの詳しい服装については 屋久島トレッキングの服装まとめ をご覧いただくと、具体的なコーディネイトとアイテムご紹介しています。

ユニクロ利用について

ユニクロをトレッキングに使えるか？という質問があまりに多いため、ここで補足しておきます。

運動を目的とした速乾性のアイテムであれば、利用はできます。ダウンもOK。ヒートテックはNGです。コットン素材のアイテムもNGです。

これは、「できるかできないか？」という質問に対しての返答です。

ですので「アウトドアアイテムと、ユニクロならどっちがいいの？」といえば、当然、アウトドアアイテムの方が快適度や使用感は上です。

できるだけ、アウトドアを目的につくられた服装やアイテムを準備が望ましいです。屋久島は高尾山などの山とは違いますので、アイテム選びに関してもシビアな言い方になってしまいます・・・

※当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

もし、年間を通してざっくり天気と気温と服装を知りたい方は、屋久島の「年間の天気と気温」と月別の服装まとめをご覧ください。

屋久島の3月｜雨について

屋久島の3月は、特別雨の少ない時期ではありませんが、多い時期でもありません・・・微妙な言い方ですが・・・

というのも一般的に屋久島の雨の少ないと時期と言われる8月・12月・2月であっても、一ヶ月の総雨量は東京のおよそ3倍〜4倍。

残念ながら屋久島は年間通して、いつ来ても雨が降ります。

屋久島の3月は、6月の梅雨のような雨量ほどはありませんし、2月のような積雪の可能性もほとんどないので、トレッキングの時期としては良い時期です。

ですがしつこいようですが、^^; 屋久島で雨は「降る」と思ってご準備ください。

屋久島のベストシーズンとは？

屋久島のベストシーズンは、何を屋久島でするかによってベストシーズンは変わります。

ちなみにトレッキングのベストシーズンは以下の通り。

ダイビングや沢登りなどは、やはり夏（7月・8月・9月）がベストシーズンです。

アクティビティ別のベストシーズンは屋久島観光のベストシーズン【季節別まとめ】をご覧ください。

屋久島の3月｜観光1番人気は「縄文杉トレッキング」

屋久島の観光で1番人気が高いのは「縄文杉トレッキング」です。

「縄文杉」は樹齢2,000年〜7,000年といわれる屋久杉で、往復10時間歩かななければ見ることができません。TVで特集されることも多く定番の人気スポットです。

2番めは白谷雲水峡（しらたにうんすいきょう）。白谷雲水峡の太鼓岩コースの途中にある「苔むす森」（以前はもののけ姫の森）というポイント。

「苔むす森」はジブリ映画「もののけ姫」のアニメ映画の舞台モデルになったということで、世界中のジブリファンがこの森を目指しやってきます。

屋久島の詳しい基本＆貴重な観光スポットについては、私が何度も行きたくなる屋久島観光スポット 25選（穴場あり）でご紹介しています。

屋久島の3月｜その他の観光

3月はシュノーケル、海水浴などはまだ早い時期。ちなみに屋久島の海開きは7月です。（島民は6月くらいから入ります。）

ダイビングは、ウエットスーツを来て3月から潜ることも可能で、川ではカヤックもできます。どちらもガイドツアーへ参加して楽しむことに。

アクティビティ以外で、個人で観光となると、滝巡りや温泉、ドライブなどとなります。

屋久島の3月｜泳げるのは6月から

屋久島の海開きは、7月の梅雨明けしてから。

屋久島の泳げる時期は6月〜9月です。（6月と9月はその日の気温によります。）

10月に海水浴はさすがに寒いですので、ウエットスーツを着てダイビングがおすすめです。

屋久島の夏もお考えなら、海の情報は 屋久島の海まとめ をご覧ください。

また、屋久島でできるアクティビティを知りたい方は 屋久島でできるアクティビティ観光とそのベストシーズンで詳しくご紹介しています。

屋久島のモデルプラン

屋久島のことが少し分かってきました。

では、屋久島へ行くならどのようなスケジュールで動くとよいのか？

屋久島は広いので、効率的にいきたいです。

ということで、こちらのブログ「屋久島ファン」では、7つの観光モデルプランをご紹介していますが、3泊4日と2泊3日の代表的なものを以下でご紹介します。

屋久島のモデルプラン「3泊4日偏」

縄文杉トレッキングと白谷雲水峡を1日ずつじっくり巡るモデルプランです。

屋久島のモデルプラン「2泊3日偏」

人気の縄文杉トレッキングと白谷雲水峡の苔むす森を組み合わせたモデルプランの最短コースです。

3月におすすめの屋久島ツアーのご紹介

屋久島は交通の便があまりよくない鹿児島県の離島です。

しかも、一般的な旅行会社があまり参入しない特殊な観光地。

ということで、そんな点もふまえて、屋久島のおすすめツアーをご紹介します。

JTB の屋久島ツアー

JTBの現地フリーツアー（飛行機＋宿・ホテル）

屋久島のJTBツアーは、飛行機と宿・ホテルを組み合わせただけの、ガイドなしの現地フリーツアーが主流です。

メリットは、現地での自由度が高い点。また、飛行機と宿・ホテルを組み合わせることで、屋久島旅行の手配がラクでお得になる点もメリットです。

最近やっと欠航したときの欠航・遅延・運休についてのページができ、はっきり対応を明記。屋久島は荒天で交通が動かなくて行けなくなることは珍しくないので、このあたりはポイント高いです。

HISの3月の屋久島ツアー

HISの屋久島ツアーには、縄文杉や白谷雲水峡トレッキング付きツアーと、飛行機＋宿の現地フリーツアーがあります。

HISのいいところは、現地に屋久島のガイドオフィスがあるところ。

本格的に屋久島のアクティビティをツアーへ取り入れており、宮之浦岳縦走やカヤック、ダイビングなど（時期による）の現地ツアーを組み込んだツアーはHISの特徴です。

HISの縄文杉トレッキング付きツアー

そしてHISの縄文杉トレッキング付きツアーは、羽田、伊丹、福岡空港発のみならず、「神戸空港発」や「中部国際空港発」もあるところ。

ちなみに神戸空港や中部国際空港には、JAL便発着はなくANAかLCCのみとなるため、JTBやJALのツアーでは申込みができません。

また、九州最高峰である宮之浦岳縦走ツアーや、ひとり参加限定ツアーも特徴的です。

格安の3月の屋久島ツアー

ジェイトリップのツアーは現地フリーツアーにオプションでガイドツアーを申し込む

ジェイトリップはJAL便の格安ツアーを専門に取り扱う、格安旅行会社。

あまり聞いたことがないかもしれませんが、それは広告費をおさえて価格に反映させているため。

屋久島のツアーは、直行便がJALしかないとか、現地ガイドをコンスタントに確保することが難しいので、屋久島ツアーを取り扱う旅行会社はそんなに多くはないのです。

そんな中で、ジェイトリップは現地フリープランに、オプションでガイドさんを同時に手配できる貴重なツアー会社といえます。

ガイド付きの3月の屋久島ツアー

ガイド付きのおすすめツアーは4社。

一番おすすめなのは、やはりJALダイナミックパッケージ（トレッキング付き）ですが、良い宿なので格安ではありません。

もし、格安ツアーでトレッキング付きなら、やはり上述でご紹介したジェイトリップでしょう。

LCC利用や高速船利用の方が安いと思うならHIS屋久島ツアー。

バスでかんたん屋久島周遊ツアーや、シニア層向けがよいならクラブツーリズムがおすすめですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は3月の屋久島について、天気や気温、服装、おすすめの観光やツアーについてもまとめてご紹介しました。

3月は特に雨が少ない時期ではありませんが、新緑がきれいで、寒さもやわらぎおすすめの季節です。

服装については、できるだけ万全な服装、装備をご準備ください。

レインウエアーはレンタルでよいので、ゴアテックス製のもので。

ぜひこちらをご覧いただき、安全で楽しい屋久島旅行をなさってください。

こちらの記事が皆様のお役に立てば幸いです。