【宿泊体験レビュー】屋久島いわさきホテルの部屋は?山側からモッチョム岳を眺める滞在

屋久島に13年暮らした経験があっても、ホテルの窓からモッチョム岳を眺めて過ごしたのは初めてでした。
屋久島いわさきホテルで、いちばん長くいたのは客室の窓際の椅子。
目の前には国立公園の深い森、その奥にモッチョム岳。海側の宿が多い島で、山側の眺めがこんなに贅沢だと気づいた宿泊レビューです。
- 山側の部屋から見える森と山の景色
- 客室の広さと設備・アメニティ
- 温泉・プールなど館内の施設
- 車とバスでの行き方と周辺の散策

一人旅をきっかけに屋久島へ移住し、約13年間暮らしました。「オーセン屋久島」のガイドツアーショップ運営経験と自身の旅行体験をもとに、屋久島旅行に役立つ情報をお届けしています。
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いわさきホテルの部屋と山側の眺め
泊まったのはツインの部屋。入って最初に目に入ったのは、部屋の広さと、奥のレースのカーテン越しの森。窓の外には、深い森とモッチョム岳が広がります。
※モッチョム岳:屋久島の南部にそびえる標高940mの山。切り立った花崗岩の岩肌と、先のとがった独特の姿が目印です。南側の集落からはいつも見上げる位置にあり、島の南に暮らす人たちにとっては毎日の景色の一部であり、愛着のある山です。

山側の部屋で、ずっとこの景色を見られたのが幸せ!
実は宿泊するまで、部屋からこんなにモッチョム岳と森がよく見えるとは思っていませんでした。
屋久島に住んでいると、山も森もいつも下から見上げるもの。
いわさきホテルの高い所から見下ろすと、まるで山の頂上から眺めるようです。目の前すべてが森で、吸い込まれそうなくらい深い森でした!

本当にきれいな森の景色でした。山側にして大正解!
海側の部屋なら、きっと水平線が視界の端にいつもあり、それはそれでよかったかもなのですが、、、
山側の窓とベランダ
山側の部屋なら、部屋の中から森と山を眺め続けられます。窓際には、そのための特等席もありますよ。

座り心地のいい椅子に座って、外の森と山を眺めていた時間が、この滞在でいちばん長かったかも。それくらい気持ちのいい場所です。

朝はコーヒーを飲みながら、1時間ほど山を眺めていました。
頂上は見えませんでしたが、流れる雲が山肌に当たっていく様子が面白く、まったく飽きません。

部屋からはベランダに出られ、真下に広がる屋久島の森を見渡せます。窓を開けると、いろいろな鳥の声がずっと聞こえてました。

部屋にいるというより、森の中に泊まっている感じ。
窓を開けて鳥の声を聞きながら、ずっと森を眺めていました。
キャンプのように自然が近いのに、部屋は広くてきれい。
なかなか優雅で贅沢な時間を過ごせました。
寝室とベッド
寝室は、ツインでもゆったり歩き回れる広さです。作りもしっかりしています。

防音もしっかりしていて、隣にお客さんがいないのかと思うくらい静か。(屋久島の安い宿は壁が薄いところが多いのでこれ、けっこう重要です。)
ベッドは広くて大きく、ふわふわ・ふかふか!

ベッドサイドのランプもおしゃれです。この明かりがあると、夜の部屋がぐっと落ち着きます。

エアコンは、壁のパネルで操作するタイプ。ちょっと古いですが問題なしです。

スリッパは、繰り返し使える布のスリッパ。共有がイヤな人は、マイスリッパ持参してください。
机とWi-Fi・コンセント
机は広く、簡単なパソコン作業なら十分できます。ただ、コンセントまわりで一つだけ困ったことがありました。

Wi-Fiは、机の上の案内札のとおりに設定すればOK。ただ、この機器の電源アダプターが曲者。
それが、こちら。

机でノートパソコンを開こうとしたら、備え付けのWi-Fiの充電器が場所を取ってしまい、MacBookのアダプターが差せません^^;
空きはこれだけなので、延長コードがあると安心かもしれません。
備え付けの機器のアダプターがもう少し小さければ、良かったのかもしれません。
貸し出しがないか部屋の中を探しましたが、見当たらず… フロントに聞けば、あったのかも?

鏡の下の机には、テレビとランプ。

テレビは机の上。下の引き出しには、館内着が入っていました。

このQRコードをスマホで読み込むと、夕食・朝食の会場や、大浴場の混み具合などの館内情報を見られます。気の利いたサービスですね。
洗面台・お風呂・トイレ
水まわりは、洗面台・お風呂・トイレがそれぞれ分かれています。洗面室には、寝室とつながる小さな窓まで付いていました!

ということで、森を眺めながら身支度できる。ということでしょうか。
こちらは、洗面台の方から寝室を見た眺め。

洗面台には椅子が置いてあるので、座ったままお化粧もできますね。

アメニティもそろっていて、ドライヤーもあります。公式サイトによると、歯ブラシ・シェーバー・シャワーキャップ・綿棒なども用意されています。

ドライヤーはパナソニック製。

お風呂はトイレと別で、お湯も張れます。
温泉があるので使う人は少ないかもしれませんが、音楽を聴きながらゆっくり浸かりたい人は、部屋のお風呂でも。


シャワーも洗い場も別で、とても贅沢で広い作り! 入ってみると、お湯は普通のお湯。
温泉に入るなら大浴場ですね。

お風呂場には、シャンプーとコンディショナー、石鹸がそろっている。

トイレもすごく広い! 夜中に使っても、音がほとんど響かない作りです。

トイレは、温水洗浄便座のタイプ。
玄関・ミニバー・館内着
玄関まわりには、クローゼットと冷蔵庫、お茶のセットがまとまっています。
館内着が南国感たっぷり。

そういや、サンカラのホテルの人もこんな感じの制服着てたような?

館内着は男性用と女性用で形が違い、男性用は甚平、女性用は確かワンピース(たぶん)。
今回は着ませんでしたが、館内では着ている人をたくさん見かけます。

こちらは寝巻きで、ワンピースタイプ。男性用も女性用も同じ?

部屋の玄関を入ると、すぐ横にクローゼットと鏡。

クローゼットの中には毛布や敷布団、掛け布団があり、ハンガーもたくさんかかっている。

クローゼットの下には、貴重品ボックス。

壁には、洋服ブラシと靴べらが掛かっています。長い靴べらは、登山靴を履く朝に使えそうですね。

こちらはミニバー。無料のお水が置いてあります。

無料のお水の横には、湯沸かしポットも。

棚のガラス扉の中には、グラスとコーヒーカップ。

飲み物は、紅茶とインスタントコーヒー。

ドリップコーヒーは残念ながらありませんでした。

冷蔵庫は小さいタイプで、中には何も入っていませんでした。
いわさきホテルの館内施設と温泉
館内は広く、温泉・プール・ジム・ビリヤードまでそろっています。
ホテルから出なくても1日が終わってしまう、と感じた理由を順に紹介します。
公式サイトによると、主な施設の時間と料金は次のとおりです。プールは宿泊者だけが無料で使えます。
| 施設 | 時間・料金 |
|---|---|
| 温泉 | 朝5:30〜・午後15時〜 |
| プール | 14時〜21時・無料 |
| ジム | 10時〜21時・1,100円 |
| ビリヤード | 1卓60分2,200円 |
| 洗濯 | 7時〜23時・1回300円 |
| 売店 | 朝7時〜・夕方16時〜 |
ロビーの屋久杉モニュメントとフロント
1階のロビーの真ん中には、縄文杉を模した大きな杉のモニュメントがそびえます。上の階から見下ろすと、その大きさに驚くはず。

近くで見ると、本当にでっかい! 根元には石が敷かれ、太い幹がうねるように立ち上がります。建物の中にこの大きさの杉、なかなかの迫力です。

4階のフロアから1階のロビーを眺めると、吹き抜けの真ん中にモニュメントが立っています。右にはグランドピアノがあり、比べると木の大きさが際立ちます。

ちょっとバブリー笑なつくりですが、縄文杉まで歩けない人も、ここで大杉の迫力を味わえる?
1階ではランチやスウィーツも食べられます。

フロントは、いつも静かです。
館内が広いうえに混み合うことがほとんどなく、音楽が流れる中で手続きができます。
スタッフの方は、質問するとしっかり答えてくれる人が多かったです。
中には、慣れていないのか緊張しているのか、答えに詰まる方も。

ロビーには、その日の天気や飛行機・高速船・フェリーの運航状況が分かる掲示板があります。これは旅行者にはかなり助かります。
天気が悪かったこの日は、なんとフェリーが欠航…
日の出や干潮・満潮の時間も書いてあるので、干潮のときだけ入れる『平内海中温泉』へ行きたい人は、ここでチェックできます。
私は毎日、ここをチェックしていました。

エレベーターで客室フロアへ上がると、廊下は広々。絨毯敷きなので、足音も静か。

エレベーターを降りたところのフロアには、ロッキングチェアが並んでいます。広い! 各階に、モッチョム岳を眺めるための椅子が置いてあります。
この日は山が見えず… それでも、手前の深い森を眺めるだけで十分幸せです。

エレベーターの中はこんな感じ。フロアは1階から6階まで。
温泉『神の湯』とサウナ
館内には天然温泉『神の湯』があり、露天風呂とサウナも付いています。温泉・サウナ・水風呂の3つとも、すごくおすすめ!

こちらが、大浴場とプールへ行く通路。

温泉の入口です。写真はここまで。入口に貴重品ボックスがあるので、スマホや財布を入れてから温泉に入っていました。
何よりの贅沢は、広い露天風呂で足を伸ばして、ゆっくりできること。昼間に山登りをしてきた人は、体ごと浸かれる温泉で、疲れを癒してほしいです。
サウナも、屋久島にしては広め。しっかりしたサウナなので、整いたい人にも向いています。
意外だったのは、サウナの横の水風呂。冷たすぎないので長く入っていられて、浸かっているうちに、だんだん整ってきたような、、、(んなわけないか)

森を眺めながらの露天風呂がよいです。サマナホテルは全面海なので、森がいい人は「いわさきホテル」ですね。
屋久島で天然温泉に入れるホテルは数えるほどなので、これは貴重です。
外の露天風呂は、普通のお湯を使っているそうです。
それでも、長い時間、外にいた気がします。
サウナ、温泉、露天風呂を何度も行き来していたら、あっという間に時間が過ぎていました。公式サイトによると、営業時間は5:30〜10:30と15:00〜23:30です。

プール・ジム・ビリヤード
屋内には、プールとトレーニングルーム、ビリヤードもあります。
どれもガラス越しに森が見えるのが、いわさきホテルのいいところですね。
こちらはプール。

スタッフの方に申し込んで使うタイプで、公式サイトによると宿泊者は無料です。水着とキャップが必要で、有料のレンタルもあります。
人があまりいないので、プール好きなら贅沢に泳げます!

トレーニングルームには、自転車のマシン、トレッドミル、腹筋のマシンなど。
ヨガマットを持ち込んで、ヨガをしている人も。
ガラスの向こうにはモッチョム岳が見えるので、山を眺めながら体を動かせます。公式サイトによると、利用は10:00〜21:00で1,100円です。
ビリヤード台は2台。

札によると、営業は10:00〜22:00(受付は21時まで)で、受付は売店とのこと。
売店・コインランドリー・お弁当
売店や自動販売機、コインランドリーもそろっています。
登山の日に役立つお弁当の案内も、フロントで見つけました。屋久島トレッキングにはお弁当手配は必須なので嬉しいサービスです。
登山で朝食の時間に間に合わない人は、朝食を『振替弁当』にしてもらえます。

フロントで見せてもらった案内では、振替弁当は朝ご飯とお昼ご飯のセットで、昼食だけのお弁当もあります。
申し込みは前日の19時までです。
売店にはお土産コーナーがあり、さば節の燻製やトビウオのあご出し、下の棚には焼酎も見えます。どれも屋久島らしい顔ぶれ。

ただ、屋久島で有名な焼酎『三岳』や『愛子』は、置いていなかった気がします…
島の焼酎を部屋で飲みたい人は、先にスーパーとかで買っておくと安心です。


館内の1階には、飲み物の自動販売機も。売店と合わせて最低限の物はそろうので、ちょっとした飲み物なら館内で買えます。

一度ホテルに入ると、車で尾之間エリアまで買い出しに行くのは、ちょっと億劫に。(最寄りは尾之間のAコープ)
まわりに本当に何もないので注意です。
各フロアの廊下には、氷を取れる『あいすぼっくす』も。


中はこちら。製氷機も置いてあります。
ここは、コインランドリー。

もとはゲームコーナーだった場所の一部で、今はゲームは置いていません。
ちなみに、乾燥は30分200円です(公式サイトによる)。
夕食と朝食
夕食は屋久島の新鮮なお刺身、朝食は森を眺める窓際の席が心に残りました。
ここでは、それぞれの見どころだけ紹介します。

夕食には、屋久島の新鮮なお刺身が並びます。

朝食会場では、窓際の席を取りました。絶景の森を眺めながら、ゆったり朝ごはんを食べられるのが何よりの幸せです。
さすが屋久島です。ここまでダイナミックな景色を楽しめるホテルは珍しいかもですね。
公式サイトによると、夕食は18:00〜21:30、朝食は7:00〜9:30です。


いわさきホテルのアクセスと周辺
屋久島いわさきホテルは、島の南部・尾之間の山際に立つホテル。
空港から車で約30分、正面玄関の前にはバス停もあります。
場所と外観
ホテルは森の中にポツンと立ち、まわりは国立公園です。遠くから見ると、その立地がよく分かります。
遠くからいわさきホテルを眺めたところ。↓↓↓

森の中、左側に大きな建物が一つポツンとあるのが分かります。
国立公園の中という、とても貴重な場所に立つホテルです。

駐車場から撮った外観。とにかく大きい。

こちらは正面玄関。屋根が付いているので、雨の日も濡れずに荷物を下ろせます。
車で来たら、まずここで荷物を下ろしてから駐車場へ。
玄関に車を止めるとスタッフの方が出てきてくれることが多いので、荷物を預けてから、ゆっくり車を止めに行けます。
車とバスでの行き方
島内の移動は、レンタカーが便利です。
路線バスも正面玄関の前に止まりますが、公式サイトによると本数は限られます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 屋久島町尾之間1306 |
| 屋久島空港 | 車約30分・バス約45分 |
| 安房港 | 車約20分・バス約35分 |
| 宮之浦港 | 車約50分・バス約70分 |
| 島内の移動 | レンタカーが便利 |
| 電話 | 0997-47-3888 |
所要時間は、公式サイトの目安です。
ちなみに、高速船は安房港と宮之浦港に、フェリー『はいびすかす』は宮之浦港に着きます。

正面玄関の前にバス停があり、路線バスがここまで来てくれます。
バスで来るのもおすすめです。
車の場合は、尾之間に入ると『いわさきホテル入口』の看板があるので、見落とさないように右へ曲がり、山の方へ上がります。
こんな感じの入口。

ここからレンタカーで入っていきます。


散策路とサイクリング
ホテルのまわりには、散策路とサイクリングのコースがあります。
少し森を歩きたい人にも、しっかり体を動かしたい人にも向いていますね。

ホテルの周辺には、熱帯系の植物や珍しい植物が植わった散策路があります。
ちょっとだけ森の中を歩きたい人に、ちょうどいい散策路。
鈴河大滝までの散策コース

もう少し運動したい人には、ホテルの敷地にある『鈴河大滝』へ行く長めのコースも。
途中の道は歩きやすく、ときどき登りがある程度です。往復は、さくさく歩いて40分ほど。
ゆっくり歩いても、1時間くらいで戻れると思います。
ただ、最後に滝へ降りる斜面は、かなりの山道。
雨で濡れると滑りやすいので、できれば登山靴のような滑りにくい靴で行くのがおすすめです。
ロビーの掲示板には、ホテル周辺のサイクリングマップも。

自転車はホテルで借りられます! 周辺のサイクリングにどうぞ。
屋久島はアップダウンの多い場所なので、体力のある人向けです。
(いわさきホテルのすぐ近くには、何もないので注意です。)
いわさきホテルを予約するコツ
旅行サイトのクーポンとセールを組み合わせると、同じ部屋でも支払額がお得になることも。
オーシャンビューの宿は屋久島にほかにもありますが、モッチョム岳と森を眺められる部屋はなかなかありません。
部屋は海側と山側を選べるので、空いていれば個人的には、山側『マウンテンビュー』がおすすめです。(海を見たい人はサマナホテルやザホテル 屋久島など、海の近いホテルがいいかもです。)
実は私も予約のとき、山側と海側のどちらにするか少し迷いました。
結果は、山側で正解でした。
- 山側(マウンテンビュー)の部屋の空き
- 旅行サイトのクーポンとセール
- 同じ条件での支払総額
いわさきホテルに泊まった感想
屋久島いわさきホテルは、山側の部屋から森とモッチョム岳を眺めるだけで、泊まる価値があるホテルでした。
屋久島トレッキングが難しい方でも、ここに滞在すれば屋久島の森のすごさを体で感じられます。
- 部屋は山側(マウンテンビュー)を選ぶ
- 干潮の時間はロビーの掲示板で見る
- パソコンを使うなら延長コードを持っていく
- 景色を眺めて、のんびり過ごしたい人
- 山に登らずに、屋久島の森を感じたい人
- 登山のあと、温泉とサウナで体を休めたい人
反対に、部屋でドリップコーヒーを飲みたい人は、持っていくと安心です。
机でのパソコンを使いたい人は、コンセントの空きが少ないことも覚えておきたいところです。
そして外国の方が少なかった点もポイントです。
屋久島全体ではよく見かけ、ほかのホテルでは外国の方が多い所もありました。

あくまで私の予想ですが、海外のツアーにあまり、いわさきホテルが入っていないからなのでは?と思いました。
国内の主要旅行サイトである、JALパックやヤフートラベル、じゃらん、楽天トラベル、JTB、HISなどでは、まず取り扱いがあるホテルなので、お好みの旅行会社から予約できると思います。
各社の今使えるクーポンと使い方は、下記の記事にまとめました。




セールの期間中は、セール対象のプランにクーポンを重ねて使えるかも見ておくと安心です。
比べるときは、宿泊日・人数・部屋・食事・キャンセル条件をそろえ、クーポンを使ったあとの支払額で並べます。後から付くポイントは、支払額と分けて考えましょう。
公式ページで空き状況を確認したい方はこちら




























