【実食レビュー】屋久島いわさきホテルのディナー和洋折衷コース

屋久島いわさきホテルのディナーは、揚げたての飛魚のつけあげから柔らかいステーキまで、全10品の和洋折衷コース。
締めの御飯と一緒に出る『亀の手』の味噌汁は見た目にちょっと驚きますが、屋久島らしい味に満足でした!
ただ一つだけ、焼酎の頼み方で後悔したことがありましたので、そのあたりもご紹介します。
- 和洋折衷コース全10品の中身と、向いている人
- 焼酎の選び方(お試しコースとくろじょか)
- 6階のレストランの雰囲気と、夕食の時間

一人旅をきっかけに屋久島へ移住し、約13年間暮らしました。「オーセン屋久島」のガイドツアーショップ運営経験と自身の旅行体験をもとに、屋久島旅行に役立つ情報をお届けしています。
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いわさきホテルのディナー、和洋折衷コースの全10品
夕食付きのスタンダードプランで泊まったので、夕食はこの和洋折衷のコースでした。
和食の流れの中に、生ハム・ステーキ・ショコラケーキの洋のお皿が顔を出すのが、このコースの楽しいところです。

席に着くとお品書きが渡され、最後の緑茶まで1時間ほどのコースでした。
お品書きの隅にはヤクザルが。
料理は1品ずつ運ばれてきて、そのたびにスタッフの方が説明してくださいます。
小鉢2品(落花生豆腐と黒豚の生ハム)
最初の料理から、和の落花生豆腐と洋の黒豚の生ハムが並んで登場。テーブルには、半月形の黒いお盆と『Iwasaki Hotels』の箸袋がセットされていました。

生ハムの洋皿にもお箸が添えてあったので、2品ともお箸でいただきました。

生ハムはチーズ添えで、塩気は強め。
屋久島で食べる豚肉って、やっぱり美味しいです。
余談ですが、屋久島のAコープ(スーパー)の豚肉が、今思うと美味しかったなと。豚こまやミンチも。
特に高い良いお肉とかでなくてもです。つまり鹿児島産の豚肉は美味しいってことですね。
チャーミートンも売ってましたが、チャーミートンでなくてもフツウに美味しかったです。
関東圏のスーパーで、鹿児島産豚肉を見つけると、だからつい選んでしまいます。


これだけでお酒が進みます笑
落花生豆腐は煎り酒(いりざけ)をかけた一皿で、おいしかったです。
上の小さな飾りまで手を抜かない、この一手間が心憎いですね。

屋久島名産、飛魚のつけあげ
小皿は屋久島名産の飛魚のつけあげ。いわゆる「さつま揚げ」です。
揚げたての熱々で運ばれてきて、食べ終えたお皿にはちょっとした仕掛けもありました。
表面は濃いきつね色に揚がっていて、熱いので気をつけて食べます。

すり身は飛魚100%?
屋久島はエリアごとに、この「つけあげ」の作り方が違っていて、ニラをたっぷり入れるところもあります。
屋久島島内のスーパーには、トビウオのすり身が必ず売ってます。
ウチも屋久島に住んでいた頃は、よく揚げました。

食べ終わると、敷き紙に飛魚のイラストと『つけあげ』の文字が!

屋久島は飛魚がよく採れるので、名産品です。こちらには出ませんでしたが、飛魚の姿揚げも有名ですね。
吸物と御造り(マグロ・カンパチ・クエ)
吸物は鯛豆腐の清まし汁で、だしが効いていて体が温まりました。

お椀の中には、鯛の身と豆腐、人参や青菜。具だくさんで食べごたえがあります。

続く御造りは、マグロ・カンパチ・クエの3種盛り。
ちなみに、お品書きではクエを『あら』と書いています。九州ではクエをこう呼びます。
花の形の青い器で、お造りがぐっと華やかに見えますね。

マグロは厚めに切ってあり、大満足です。

手前のクエは透き通るような白身。屋久島でもなかなか食べられない魚なので、ここでクエまで味わえるのはうれしいところです。

お醤油は、ふだん使う普通の醤油でした。
屋久島は「甘醤油」が主流なので少し意外でしたが、島の外から来た人には食べやすいかも。
またもや余談ですが、九州の醤油はなぜか甘い醤油なのです。
最初は違和感がありましたが、慣れると美味しいです。生姜を入れて、お鍋のつけダレにするとか。。。

焼物・WAGYUステーキ・もずく酢
焼物は、海老の磯の香り焼きと、照り焼きの切り身の盛り合わせ。
このあとに、いよいよメインのステーキが続きます。

切り身はお品書きに名前がなく、見た目からすると、たぶんブリの照り焼きです。

海老は甘みが強く、身の味がとても濃厚。ぜいたくな一皿でした。

メイン料理は『いわさきWAGYUステーキ ジャポネソース』。
お肉は柔らかく、とても美味しかったです。
赤い縁の角皿で、メインらしい存在感があります。

ステーキに続いて、酢物のもずく酢も。お肉のあとの酢の物で、口の中がさっぱりします。

御飯・亀の手の味噌汁・デザート
御飯は、ご飯と香の物、亀の手の味噌汁のセット。
この味噌汁の中から、見た目にちょっと驚く屋久島の食材が出てきます。

味噌汁の中には、屋久島名物のカメノテが入っています。

カメノテは見た目は少しグロテスクです。食べるときは、外の殻を割って、中の少しの身を食べます。
味噌汁もいいですが、塩ゆでにしてもいける食材です。
島の人は、カメノテやつけ揚げをつまみに芋焼酎をたしなみます。

カメノテとは、フジツボの仲間で、屋久島ではよく食べられている食材です。名前のとおり、亀の手のようだからこの名前。
エビやカニと同じ甲殻類なので、味噌汁にするととても良いだしが出ます。
屋久島では割とよく見かけるので、出会ったらぜひ食べてみてください。

香の物は、大根と刻んだ青菜のお漬物。ご飯のお供も十分です。

ご飯はちょうど良い量でしたが、ここまで来るともうお腹いっぱい。
ちなみにお品書きによると、お米は鹿児島県産です。


屋久島はお水がおいしいからなのか、ご飯もどこで食べても美味しいんですよね。
いわさきホテルのご飯も、例外でなく美味しかったです。
デザートはショコラケーキ。
カシスソースとホイップクリーム、巨峰が添えてありました。甘さ控えめで、食後でも重くありません。

最後は緑茶で締めます。さっぱりとした、濃いめのお茶でした。和洋折衷ですね。

いわさきホテルのディナーで飲める焼酎とお酒
特撰焼酎8種類をグラスかボトルで選べ、飲み方は水割り・お湯割り・ロック・ストレート。
ただ、特撰焼酎のページに『三岳』や『愛子』といった屋久島の焼酎はなく、鹿児島の焼酎が中心なのは少し意外でした。

特撰焼酎とお試しコース
焼酎を飲み比べたいなら、最初の注文でお試しコース(3種類)を選ぶのが確実です。
メニューは焼酎のページで開かれていて、上から2番目の『白露』を注文しました。

頼んだ後で、ページのいちばん下にある『お試しコース』に気づきました。
上の焼酎から3種類を選べるコースで、こちらにすればよかった……とちょっと後悔。
お店の方に聞くと、量が違うので、途中からお試しコースには変えられないそうです。
メニューでは、白露のグラスが税込605円、お試しコースが税込1,452円でした。

最初の注文の前に、お試しコースのことも説明してもらえたらよかったな。
くろじょか(黒千代香)の焼酎
メニューには『薩摩黒千代香(くろじょか)』の案内もありました。
前の晩から仕込んでおく、本格的な焼酎の飲み方です。

焼酎を水で割って一晩寝かせ、なじませてから温めて飲みます。
メニューによると、焼酎5に水5の割合です。
梅酒・ビール・ワイン・日本酒とソフトドリンク
飲み物メニューの最初のページには、梅酒・ビール・ワインがずらり。
お酒を控えたい人向けに、ノンアルコールのビールとカクテルもありました。

裏面は、オリジナルカクテルとソフトドリンクのページです。

テーブルには、10年貯蔵した焼酎『福蔵』の案内も。焼酎好きには気になる一本ですよね。

日本酒は、別の卓上メニューに冷酒などがまとめてあります。焼酎以外を飲みたい人も困りません。


こんなにたくさん飲み物メニューが有るなら、チェックインのときに教えてほしかったな。てゆうか、売りにすればいいのに。
私が思うに、いわさきホテルのお酒担当の方は、そうとうお酒に詳しい方かと。(担当だから当たり前?)
だから三岳とか、愛子とか、屋久島島内の宿ならどこでも置いているような焼酎だけじゃ、ちょっと物足りないのかもなと勝手に想像してしまいました。
いわさきホテルのディナーの時間と6階のレストラン
レストランは最上階の6階。
入口ではスタッフの方が席まで案内してくれます。公式サイトによると、夕食の時間は18:00〜21:30です。
館内のエレベーターで6階へ上がると、すぐにレストランの入口です。

入口からは奥のテーブル席まで見渡せて、店内の広さが伝わってきます。

店内は天井が高く、白いクロスのテーブルが並んでいます。高級感があって落ち着いた、屋久島のお店にはあまりない雰囲気です。

いわさきホテルのディナーのまとめ
ということで、食べ終えてうれしかったのは、つけあげや亀の手など屋久島の味に出会えたこと!
食べる前に知っておくと役立つことは、次のとおりです。
- 飛魚のつけあげは、揚げたての熱々
- 焼酎の飲み比べには、1杯目からお試しコース(3種類)がある
- 席に着いてから緑茶まで、1時間ほど
- 夕食付きの宿泊プランのコースで、量はしっかりめ
このディナーが向いているのは、こんな人かも。
- ゆったりと食事をしたい人
- 大切な人と会話をしながら食べたい人
- 焼酎の種類が多いので、お酒が好きな人
次に泊まるときは、焼酎のお試しコースから始めて、この夕食をもう一度楽しみたいです!
下記は屋久島いわさきホテルに泊まったときの宿泊記と、朝食とランチの記事です。参考にどうぞ(^^)



























