楠川温泉の「体験談」と「行き方」のご紹介!【屋久島の観光】

こちらでは、屋久島のレア温泉の1つである楠川温泉へ行った体験談と行き方をご紹介します。
楠川温泉は、安土桃山時代より湯治温泉として利用されてきた歴史ある温泉。
神経痛や筋肉痛、五十肩、慢性消化器病、疲労回復などに効くアルカリ性単純温泉で、冷泉を温めて利用しています。
宮之浦から近くで、バスでもレンタカーでも行くことができます。
それではご紹介します!

10年以上、屋久島で観光業に携わっています。
元々旅行者だった筆者ですが、2006年から屋久島へ移住。
14歳の娘と夫の3人暮らし。 東京、名古屋に在住経験あり。
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屋久島観光 楠川温泉への行き方

場所は宮之浦からバスで10分ほどの楠川地区にあります。
バス停は「湯の川温泉」で下車してください。県道から、向かって右側の道へ進みます。
そこから山の方へ5分ほど歩きます。1本道ですので道なりに進めば大丈夫です。
少し登って下った先に楠川温泉の駐車場が見えてきます。レンタカーならこちらに車を止めましょう。駐車場は無料です。
蛍の川、湯之河沿い、グリーンの小さな建物が楠川温泉の施設です。
向こう側に流れる湯の川は、5月から6月にかけてホタルが川面いっぱいになり、幻想的な世界を見ることができます。
入場料は大人300円、子供150円です。入り口を入ってすぐの窓口でお金を払います。
屋久島観光『楠川温泉』の施設の利用の仕方

靴を下駄箱に入れます。奥が女湯、手前が男湯です。トイレは窓口のすぐ左横にあります。
途中共同休憩スペースがあります。木のロッカーがなんともレトロです。
平日の昼間などは入浴する人が誰もいない場合もあり、完全貸切になることも。
地元の方がいるときは、休憩共同スペースは憩いの場になるようで、和やかに屋久島弁がとびかいます。
脱衣スペースもお風呂場も、5人でいっぱいというほどの小さな施設ですが、人がいないのであまり気になりません。
脱衣所は洗面台と鏡が1つづつ、また扇風機も1つあります。
お風呂場スペースは、洗い場にシャワーと蛇口が2箇所あります。
備え付けの石鹸は使ってもよいようですが、シャンプーなどはありませんので必要であれば持参しましょう。


お湯がぬるい場合は、蛇口から熱いお湯を足して温度を上げます。
まめに係りの方がお湯の調節をする訳ではないようなので、自分でもしくは、その他の入っている方たちと相談して調節します。
お湯の温度は時々によるようですが、温度が低めでもつかっているとじんわり体が温まるのが分かり、汗が出てきます。
また、アルカリ性の泉質で、肌がツルツルになります。
持病のある方は注意しましょう

持病がある方や妊娠中の方は、温泉に入る場合は注意しましょう。
温泉成分としては、日本ではさほど珍しくはない「アルカリ性単純温泉」です。
筆者からひとこと
楠川温泉は豊臣秀吉が全国を統一した時代から、湯治場として利用されてきた温泉です。
小さな古い温泉ですが、なんとものんびりしていて、ほっとさせられます。
娘はぬるいのに汗がたくさん出ると不思議がっていました。笑
古くから湯治湯とされてきたというのが納得の温泉なのです。
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