屋久島フルーツガーデンのレビュー!見どころは?園内と果実庵の6種のフルーツ試食、中間集落からの行き方

屋久島フルーツガーデンを訪れた体験談です。
見どころは、ヤシとシダが頭上まで覆う亜熱帯の園路と、藁葺きの休憩所「果実庵」でいただくフルーツの盛り合わせ。
場所は島の南西部、中間(なかま)集落の山側。
車なら尾之間から20分ほど、バスなら「中間」バス停から徒歩15分で着きます。
どちらも最後は細い山道と石畳の上り坂なので、明るい時間に、歩きやすい靴で行くのが安心です。
私たちは8月の終わりの朝9時ごろに2人で訪れ、貸切の状態で園内を歩きました。
- 屋久島フルーツガーデンで見られるものと、果実庵で出てくるフルーツ盛り合わせの中身
- 入園料・営業時間と、支払い方法
- 中間集落の看板から駐車場・受付までの道順(車とバス)
- 行く前のコツと、帰りに寄れる周辺の立ち寄り先
屋久島フルーツガーデンの見どころ(ジャングルの園路と果実庵)
見どころは、受付の果実庵を起点にぐるりと回る亜熱帯の園路。
ヤシやヘゴ、果樹が頭上まで覆い、木に下がった名札を読みながら歩けます。
植えられている熱帯植物は、野生種と園芸種を合わせて約1,600〜2,000種だそうです。

ジャングルに迷い込んだような不思議な場所でした。

屋久島に長く住んでいたのに、こんな場所あったんだ的な驚きがありました。
(娘は小学校で社会見学的な感じで行っていたので知ってました。それもまた驚きですが、、、)
散策を終えて果実庵に戻ると、フルーツの盛り合わせが出てきます。
歩く楽しみと食べる楽しみがセットになってるんですね。
受付と休憩所を兼ねた小屋「果実庵」
園の受付は「果実庵」という小屋で、看板には「屋久島フルーツガーデン Fruit Hut」の文字があります。
雰囲気がたっぷりです。


普段は園の方が案内してくださるそうですが、この日のお客さんは私たち2人だけ。
「2人で行ってきて」と送り出してもらいました。
てきとーだな笑
ヤシとシダに覆われた園路
果実庵から園路へ進みます。赤い花が咲く株の横を抜け、ヤシの木立の中で、熱帯の不思議な植物を観察しながら歩きます。

木の案内板には、パピルスの池、ヘゴ林、スイレン、グァバ、サトウキビなど、園内の見どころが並んでいます。この板を頼りに、歩く順番を決められます。

足元にはシダ、頭上にはヤシの葉。緑の濃い森が続きます。

ヤシの幹が並ぶ一角は、本当にジャングルに来たかのようです。

急ぐ理由はないので、私たちはゆっくり、のんびり歩きました。

植物の名札を読みながら果実庵へ
ところどころ、木の幹に黒い名札がかかっています。写真は「リンゴツバキ ツバキ科 分布 屋久島〜沖縄」の札で、読みながら歩けるのが植物園らしいところです。

赤い花の向こうに石垣が見えてきました。果実庵はもうすぐです。

そして、出発した果実庵へ戻ってきました。藁葺き屋根を横から見ると、小屋が森に溶け込んでいます。

屋久島フルーツガーデンのフルーツ試食(果実庵の中と盛り合わせ)
試食は、入園料に含まれるフルーツの盛り合わせです。この日は6種類が1皿で、2人前でした。
食べる場所は、手作りの小屋「果実庵」の中です。
手作りの果実庵の中
果実庵の中には、丸太のテーブルと長椅子、柱に貼られた写真、扇風機が並びます。どれも手作り感があって、非常に楽しい空間です。

なんとも「屋久島らしい」です。

柱には、園の方が撮った植物の写真が、縦にずらりと並んでいます。

花の写真を見ると、こんな花が咲くんだと分かります。季節で咲く花は違うので、全部を一度に見られるのは、この写真の中だけです。

園の方の収集品と植物の本棚
壁際のカウンターは、園の方が集めた品々で埋め尽くされています。貝殻やヤシの実、瓶、額に入った写真などです。

オレンジ色の板には、いろいろな写真が貼られています。

海で拾ってきたサンゴや貝も並んでいます。

本棚には、屋久島の植物図鑑や学術書のような参考書、調査報告書のような資料も並びます。


実はこのフルーツガーデン、園長さんが海外を回って集めた種から育てた、なんてうわさも。
真相が気になる方は、園内を案内してもらうときにこっそり聞いてみてください。
2人前のフルーツ盛り合わせ
そして、こちらがお待ちかねのフルーツ盛り合わせです。
中身はパッションフルーツ、ドラゴンフルーツ、マンゴー、オレンジ、バナナ、パイナップルで、取り皿とフォークも付いています。

朝のフルーツを貸切で味わう、けっこうぜいたくな時間です。

めちゃウマでした。
東京で食べたら今なら3,000円くらいするかな?

テーブルの向こうは吹き抜けで、外の緑を眺めなら優雅な時を過ごします。


屋久島どころか、日本にいることを忘れそうなほどのジャングル感でした。
盛り合わせの6種類のフルーツ
さっそくいただきます。どのフルーツも切ってあるので、フォークだけで食べられます。

パッションフルーツは屋久島産で、中身がぎっしり詰まっています。

食べてみると甘酸っぱく、香りもよくて、おいしいです。

パッションフルーツを初めて食べた時、とても香りがよくてびっくりしました。香料入ってる?って思うくらい。
ちなみに、真っ赤な果肉はドラゴンフルーツ。本土ではあまり見かけませんが、屋久島ではよく売られています。


ドラゴンフルーツは、初めて見た時、えっ悪魔の実?って、マジで思いました笑
オレンジは半分に切って盛られています。

黄色の大きな切り身は、熟したマンゴー。

バナナは食べやすい長さに切ってあります。

パイナップルもありました。どのフルーツが出るかは、その時期に実っているもの次第です。

屋久島フルーツガーデンの入園料・営業時間
入園料は試食込みで、園の看板によると大人700円(中学生以上)・小人350円(6才以上)です。
20人以上は1割引きで、私たちは受付の果実庵で現金で払いました。
営業時間は8時30分から17時まで(最終入園16時30分)です。
休みは不定休なので、行く前に電話で開いているか聞いておくと、むだ足になりません。
住所から入園料までは観光協会の案内と園の看板、駐車場は私たちが行ったときの情報です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 屋久島町中間629-16 |
| 電話 | 0997-48-2468 |
| 営業時間 | 8:30〜17:00・不定休 |
| 最終入園 | 16:30 |
| 入園料 | 大人700円・小人350円 |
| 駐車場 | 無料 |
駐車場の台数は確かめていません。観光協会の案内では、入園者向けの園内案内もあります。
屋久島フルーツガーデンへの行き方(中間集落から車・バス)
車でもバスでも、目印は中間集落の中間川の橋の手前にある看板です。
屋久島の南部は集落が点々としているので、見落とすと通り過ぎてしまいがちです。
県道から中間集落に入ったら、速度を落とし、看板を目印に山側へ曲がります。(下記の写真参照)
住所は屋久島町中間629-16で、私たちは尾之間から車で20分ほどで着きました。
看板から園までは630mで、バスで来た場合もこの道を登ります。
中間集落の看板と中間川の橋
集落の入口を過ぎると、前方に中間川の橋が見えてきます。山側へ曲がる目印は、この橋の手前です。

橋の手前の建物の壁に、「屋久島フルーツガーデン 右へ」「フルーツガーデン 630m」と書かれた木の看板がかかっています。看板はこの先にも立っているので、ひとつ見落としても次で気づけます。

看板の前は広い舗装地です。橋の欄干を左手に見ながら右の山側へ曲がり、集落の中は速度を控えめに進みます。

看板から駐車場までの細い山道
曲がるとすぐに、コンクリートの轍が続く細い山道になります。道幅は車1台分ほどで、運転に慣れていないと怖いかもしれませんが、速度を落とせば大丈夫でした。

道が左へ曲がる地点に、フルーツガーデン行きの小さな看板が立っています。遅い時間は暗くて怖いと思うので、行くなら明るい時間がおすすめです。

ここから先は、ヤシやバナナの葉が両側から覆いかぶさる道です。ちょっと怖いのですが、雰囲気が良すぎて、かえって気分が高まってきます。

道の先に空が見えてきても、周りは変わらずジャングル。テーマパークかと思うほどの緑の濃さです。

屋久島フルーツガーデンの駐車場(無料)と草木に隠れた看板
登りきると、三角屋根の小屋が立つ駐車場(無料)に着きます。ここから先は、歩いて登ります。

小屋の横の「フルーツと花の楽園 屋久島フルーツガーデン」の看板は、草木にすっかり覆われていました。この看板の下から、受付へ続く石畳が始まります。

駐車場から果実庵までの石畳
石畳の入口には、入園料を書いた木の看板があります。「入園料は果実庵で」とあるとおり、支払いは受付の小屋「果実庵」で済ませます。

足元は石を並べた道で、濡れていると滑りやすそうです。滑りにくく歩きやすい靴が向いています。
ヤシの葉の下、木立の間をゆるやかに登っていきます。

入園料の看板から歩いて2分ほどで、右手の柱に小さな木の看板が見えてきます。その先が、受付の果実庵です。


車がないと行けない場所?
屋久島フルーツガーデンへバスで行く場合(中間バス停から徒歩15分)
バスでも行けます。屋久島交通の大川の滝行きか栗生橋行きに乗り、バス停「中間」(No.123)で降りて徒歩15分です。
屋久島交通の時刻表を数えると、宮之浦港から中間へ向かう便は1日9本、中間から宮之浦方面へ戻る便は1日10本でした。
朝いちばんは宮之浦港8時00分発で、中間に9時29分着です。安房からは50分ほど、宮之浦港からは1時間30分ほどかかります。
帰りの最終は中間17時34分発でした。本数は季節で変わるので、最新の時刻表は下記の記事で確認してください。

屋久島フルーツガーデンに行く前のコツと周辺の立ち寄り先
行く前のコツは、明るい時間に行くこと、滑りにくい靴を履くこと、開いているかを電話で聞いておくことの3つです。帰りは同じ中間集落の中間ガジュマルや、西の大川の滝へ寄れます。
行く前のコツと、向いている人・向いていない人
向いているのは、整った施設より、手作りの園と島の森を楽しめる人です。
- 明るい時間に。集落から先は細い山道で、暗いと心細い道
- 滑りにくい歩きやすい靴で。駐車場から果実庵までは石畳の上り坂
- 不定休なので、行く前に電話(0997-48-2468)で開園の確認を
向いている人
- 向いている人:縄文杉とは違う、里に近い亜熱帯の森を歩きたい人
- 向いている人:屋久島産のパッションフルーツやドラゴンフルーツを食べたい人(季節により内容が変わる)
- 向いている人:手作りの小屋や収集品の雰囲気を楽しめる人
向いてない人
- 向いていない人:整った観光施設を期待する人。看板は草木に隠れ、小屋も手作り
- 向いていない人:細い山道の運転が苦手な人。バスで来ても看板から630mの上り坂
- 向いていない人:決まったフルーツを食べたい人。出るものはその時の実り次第
周辺の立ち寄り先(中間ガジュマル・大川の滝・温泉)
同じ中間集落には、2本の大きなガジュマルが門のように立つ中間ガジュマルがあります。屋根に石をのせた台風対策の家も残り、無料の駐車場もあるので、前後に寄りやすい場所です。
車で西へ進むと、日本の滝百選の大川の滝と、栗生のタイドプールがあります。大川の滝から栗生のタイドプールまでは、車で5分ほどです。
安房方面へ戻る道沿いには、湯泊温泉、平内海中温泉、尾之間温泉が並びます。平内海中温泉は干潮の前後2時間ほどしか入れないので、潮の時刻を見てから寄るのが確実です。
食事は、平内海中温泉の近くの海鮮茶屋や、尾之間・南エリアのランチ6店の記事で紹介しています。



屋久島フルーツガーデンのまとめ
行く日が決まったら、まず園に電話で開いているかを聞いておきましょう。
レンタカーなら中間集落の看板を目印に、バスなら帰りの便を先に調べておくと安心です。
帰りに「中間ガジュマル」や「大川の滝」へ寄れば、島の南西部の観光スポットをまとめて回れます。
- 場所は中間集落の山側。橋の手前の看板から山道を登り、駐車場から徒歩で果実庵へ
- 見どころはヤシとシダの園路と、戻ってから出る6種のフルーツ盛り合わせ
- 入園料は試食込みで大人700円。明るい時間に、歩きやすい靴で
























