【在住者が比較】東京から屋久島への行き方|3ルートの料金と時間

東京から屋久島への直行便はありません。どのルートでも鹿児島を経由します。
行き方は大きく3つ。「JAL+JAC」「LCC+高速船」「フェリー&車」。この3ルートの料金と時間を、東京と屋久島を20回以上往復した経験から比較しました。
結論から言えば、JAL便で鹿児島経由、鹿児島からJACの飛行機が最もラクで安心です。その理由を、他のルートの「実際のところ」と比べながら解説します。

10年以上、屋久島で観光業に携わっています。
元々旅行者だった筆者ですが、2006年から屋久島へ移住。
14歳の娘と夫の3人暮らし。 東京、名古屋に在住経験あり。
→屋久島ファンをもっと詳しく
東京から屋久島への行き方|直行便はなし!3ルートの料金と時間【比較表】
東京から屋久島への3つの行き方を、料金と時間で比較しました。オフシーズンとハイシーズン(お盆)の両方を載せています。
| ルート | 総所要時間 | オフシーズン 片道トータル金額 | 繁忙期(お盆など) 片道トータル金額 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 羽田 → 鹿児島(JAL/ANA) → JAC飛行機で屋久島 | 約3時間 (乗継含む) | 約23,000円 | 約50,000円 | 乗り継ぎ1分(JAL同士) 欠航時も一括対応 |
| 羽田 → 鹿児島(LCC) → バス → 高速船で屋久島 | 約6〜7時間 | 約22,500円 | 約23,500円 | 空港→港のバス54分 保安検査やり直し 高速船で約2時間 |
| 東京 → 大阪(車) → さんふらわあ → フェリー屋久島2 | 2〜3日 | 約15,500円 +宿泊費 | 約16,500円 +宿泊費 | 鹿児島で前泊必須 車ごと渡れる |
※料金は時期・予約タイミングで変動します。利用する際は必ずご自身で確認なさってください。
表を見ていただくとわかりますが、フェリーは宿泊が必須なのに特別安くない。LCC+高速船は繁忙期以外は飛行機と大差ない値段なのに、時間が倍以上かかる。
それぞれのルートの「実際のところ」を、以下で詳しくお伝えします。
東京から屋久島への行き方|羽田空港から飛行機で

羽田から鹿児島へは、JAL・ANA・スカイマーク・ソラシドエアの4社が就航しています。どの航空会社を使うかで、鹿児島での乗り継ぎのラクさと欠航時の対応がまったく変わります。
JAL便 ── 乗り継ぎ1分・欠航時も羽田で一括対応
鹿児島から屋久島への直行便(JAC)はJALグループ。
羽田からJALで出発すれば、鹿児島での乗り継ぎは同じフロア内を1分歩くだけ。手荷物もそのまま屋久島まで運んでもらえます。
最大のメリットは欠航時の対応。屋久島行きのJACが欠航・条件付き運航になった場合、羽田のJALカウンターでその場で変更・キャンセルの対応をしてもらえること。

これが屋久島ファンでJAL推しをしている理由です。
屋久島への全交通は荒天で欠航しやすい。
東京にいる時点で「屋久島行きが欠航している」とわかっていれば、JALなら羽田で一括キャンセルできる。
ANAやLCCだと、屋久島行きのJACが欠航していても何の対応もしてもらえません。
鹿児島まで行ったのに屋久島に渡れない、しかもキャンセルもできない。これが一番怖いパターンです。
ちなみに、JAL便利用のデメリットは、GWやお盆は値段が上がること。
ただし早期予約やセールを使えば、かなり抑えられます。
ANA便 ── 手荷物は引き継げるが欠航対応なし

ANAマイルを貯めている方はANA利用もできます。
鹿児島空港に着いたら、JAC搭乗口へ。
手荷物もそのまま屋久島まで引き継いでもらえるので、チェックインし直す必要はありません。
ただし、ANAとJACは別会社なので、JACが欠航してもANA側での特別対応はありません。
羽田のチェックインカウンターでJACの運行状況は教えてくれますが、対応してもらえるのはそこまで。

また、ANAの搭乗口からJACの搭乗口は離れています。乗り継ぎ時間が短い場合はCAさんに機内で申し出を。
全力で走らないと間に合わないことも。。。
スカイマーク・ソラシドエア ── 格安だが鹿児島で保安検査やり直し

羽田→鹿児島の最安値を狙うならスカイマークかソラシドエア。格安航空会社なので値段は魅力的です。
ただし注意点が2つ。
1つ目は、鹿児島空港で保安検査場を通り直す必要があること。一旦荷物を受け取って外に出て、最初からやり直し。JALやANAにはこの手間がありません。乗り継ぎに1時間以上の余裕が必要です。
2つ目は、JACが欠航した場合のリスク。LCCはキャンセルや払い戻しの対応がない場合が多い。東京にいる時点で鹿児島発の屋久島行きが欠航しているとわかっていても、LCCのチケットはキャンセルできない。鹿児島まで行くしかない。(こういう人結構いる)

飛行機が欠航していれば、かなりの確率で高速船もフェリーも動いていません。
つまり鹿児島まで行っても屋久島には渡れない。それなのにLCCのキャンセル料は返ってこない。
鹿児島までの運賃が安くても、このリスクを考えると「格安」とは言いにくいんです。
東京から屋久島への行き方|成田空港から飛行機で(ジェットスター)

成田から鹿児島へ就航しているのはジェットスターのみ。
成田が最寄りの方や、東京→鹿児島の最安値を狙うなら選択肢に入ります。
ただし注意点はスカイマーク・ソラシドエアと同じ。
鹿児島で保安検査やり直し、JACが欠航した場合のキャンセル対応なし。LCCのリスクはどの会社でも変わりません。
東京から屋久島への行き方|LCC+高速船ルートの実際

「LCCで鹿児島まで安く行って、高速船で屋久島へ」というルートを検討する方も多いです。
ですが、実際に鹿児島についてからの行程は下記の通りとなります。
- 鹿児島空港に到着。保安検査場を出て荷物を受け取る
- 空港バスに乗って鹿児島港へ移動(54分・1,400円)
- 高速船ターミナルでチケットを買って乗船(片道12,700円)
- 高速船で屋久島へ(約2時間)
トータルで約6〜7時間。しかも料金は22,500円前後で、オフシーズンの飛行機ルート(約23,000円)とほぼ変わりません。
お盆やGWなど飛行機の値段が跳ね上がる時期なら、LCC+高速船の方が安くなります。
ただし、時間は倍以上かかり、欠航時のリスクも高い。
「LCC+フェリーならもっと安いのでは?」と思う方もいると思いますが、実際に見積もりを出して比較したところ、
JAL便利用ツアーとの差額はたった5,634円でした。前泊費・バス代・食費を足すと格安にはならないのです。→LCC+フェリー vs JAL楽パックツアーの差額を検証
・もし高速船の利用方法やターミナルの案内を知りたい方は、鹿児島から屋久島の3つの行き方比較を
・空港から港へのバス乗り換えの写真付きガイドは鹿児島空港→港への乗り換えの仕方をご覧ください。
東京から屋久島への行き方|フェリー&車で行くなら

東京から屋久島への直航フェリーは残念ながらありません。
東京→大阪(車)→鹿児島(フェリーさんふらわあ)→陸路で移動→屋久島(フェリー屋久島2)
というルートになります。
移動に2〜3日かかりますが、自家用車で島内を自由に回れるのが最大のメリット。
屋久島のバスは1時間に1本なので、車があると行動範囲が広がります。

ただし、「安いから」でフェリーを選ぶのはおすすめしません。
フェリー屋久島2は朝8時30分の1便のみなので鹿児島で前泊が必要。
宿泊費を足すと飛行機のパッケージツアーと大差ない値段になります。
何度も試しましたが(笑)飛行機利用とだいたいトータル同じくらい。具体的な差額はLCC+フェリー vs JALツアーの見積もり比較にまとめています。
フェリー&車での詳しいルートと体験談は東京から屋久島への行き方(フェリー&自家用車)をご覧ください。
東京から屋久島への行き方|格安で行く方法
「東京から屋久島に安く行きたい」という気持ちはよくわかります。
でも正直に言うと、東京から屋久島へウラ技的な格安方法はないのです。

でもちょっと見方をかえてみれば解決策が見えてきます。
行き方だけを安くするのではなく、屋久島旅行トータルで費用を下げることを考えた方が結果的にお得です。
JALの早期予約・セールを使う
鹿児島→屋久島のJAC直行便は、75日前の予約で片道7,260円。高速船(12,700円)より安い。
羽田→鹿児島のJAL便も、早期予約やタイムセールを使えばかなり安くなります。セールの時期を狙うなら次回のJALタイムセール予想をチェックしてみてください。
安い飛行機チケットの探し方は屋久島旅行を格安にする4つの方法をご覧ください。
パッケージツアーでトータルを下げる
飛行機+宿がセットのパッケージツアーは、個別手配より安くなることが多い。しかも欠航時のキャンセル対応もしてくれるので、屋久島旅行とは相性がいいです。
格安ツアーの比較は屋久島格安ツアー4社比較。
東京から屋久島への行き方|おすすめ屋久島ツアー
「行き方は分かった。で、結局どこで予約すればいいの?」という方へ。東京発の屋久島ツアーを比較した記事があります。

おすすめはJALツアー、格安ならジェイトリップです。
トレッキング付き「JALダイナミックパッケージツアー」
縄文杉・白谷雲水峡トレッキング付きツアーが「2泊3日」と「3泊4日」から選べます。「おすすめホテル」+「トレッキング付き」ならお得です。
屋久島空港からホテルまでの送迎あり。登山アイテムレンタル(有料)あり。欠航時も一括でキャンセルできるので安心です。
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↓屋久島へのツアーで、「JAL便+宿」で現地はフリーとなるダイナミックパッケージツアーの比較は下記をご覧ください

↓現地の縄文杉トレッキングなどのガイド付きツアーは下記をご覧ください

東京から屋久島への行き方でよくある質問
- 東京から屋久島の費用はどのくらい?
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東京発2泊3日で約10万円〜が目安。ツアーなら6万円台から行ける場合も。→屋久島旅行の費用まとめ
- 格安航空券はどこで探す?
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屋久島への「行き方だけ」を安くする裏技はありません。旅行トータルで下げるならパッケージツアーが有利。→屋久島旅行を格安にする4つの方法
- 東京発のツアーでおすすめは?
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JAL便利用のツアーがおすすめ。欠航時の対応力が段違いです。→東京発の屋久島ツアー7社比較
- 屋久島旅行は何泊必要?
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縄文杉トレッキングだけなら最短2泊3日。白谷雲水峡も行くなら3泊4日がおすすめ。→屋久島旅行は何泊必要?
- ベストシーズンはいつ?
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トレッキングなら4〜5月と10〜11月。海なら7〜9月。→屋久島に行くなら何月がいい?
- 東京以外の出発地からの行き方は?
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大阪・福岡・名古屋・鹿児島など各出発地からの行き方は屋久島への行き方|在住者が料金と時間を本音で比較した結論でまとめています。
まとめ|東京から屋久島はJAL+JACの飛行機一択
東京から屋久島への行き方は3ルートありますが、料金・時間・欠航リスク、すべてを考慮するとJAL+JACの飛行機一択が結論です。
LCC+高速船は安く見えて実は大差なく、時間は倍以上。フェリーは前泊必須で格安にならない。
「行き方を安くすること」より「屋久島旅行トータルで費用を下げること」、そして「行けなかったときのリスクに備えること」。この2つを考えれば、JAL便利用のパッケージツアーにたどり着きます。
20回以上往復した結論です。ぜひ参考にしてください。


























