「屋久島でできること」何ができる?アクティビティと観光のご紹介
こちらでは、屋久島でできる観光とアクティビティをご紹介するとともに、そのベストシーズンについてご紹介します。
屋久島でのできることが分かれば、旅行の計画も立てやすいですし、屋久島を満喫できるはず。
10年以上、屋久島で観光業に携わっています。
元々旅行者だった筆者ですが、2006年から屋久島へ移住。
14歳の娘と夫の3人暮らし。 東京、名古屋に在住経験あり。
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【アクティビティ編】屋久島でできることとは?
まずは、屋久島に行ったら何ができるか、簡単にご紹介していきます。
まずは屋久島へ来たら多くの人がする『トレッキングスポット』についてと、『トレッキング以外にできるアクティビティ』について。
まずは、屋久島で一番人気である、樹齢7,000年ともいわれる屋久杉へ会いに行く「縄文杉トレッキング」からご紹介していきます。
1、トレッキング
『縄文杉』へは、年間およそ6万人がトレッキングします。距離にして25㎞、高低差700mを10時間を歩くロングトレッキングです。
『白谷雲水峡』は3つのコースからなる、森林レクリエーション施設です。『もののけ姫の森』として有名な『苔むす森』へなら、入り口から1時間30分程度。絶景の『太鼓岩』へまでなら最短で4時間です。
また、同じ森林レクリエーション施設には、5つのコースがある『ヤクスギランド』もあります。
その他にも、屋久島には九州最高峰の『宮之浦岳』『黒味岳』『太忠岳』『モッチョム岳』など日帰り登山が可能です。それぞれの登山については、屋久島【宮之浦岳/黒味岳/太忠岳/モッチョム岳】日帰り登山おすすめの山4選をご覧ください。
屋久島でトレッキングは通年できます。ただし、冬季の積雪がある場合は、雪山登山の準備が必要です。
詳しくは屋久島の冬ってどうなの?【格安ツアー情報・縄文杉トレッキング・観光・年末年始】で詳しくご紹介しています。
トレッキングベストシーズン 春(4月、5月)&秋(10月、11月)
もし人混みを避けて静かに森を楽しみたい方は以下の時期がおすすめです。
・3月下旬〜GW前まで。
・GW後〜6月の梅雨入り前まで。
・9月〜11月の連休以外です。
新緑が見たいなら3月です。
シャクナゲを見たいなら5月下旬頃〜6月上旬頃になります。
▼屋久島のベストシーズンはこちらでご紹介
2、ダイビング、シーカヤック
屋久島は海も美しく、近海に生息する魚の種類は日本一と言われるほど。なのでダイビングのガイドツアーも盛んに行われています。
『一湊(いっそう)』の『元浦海岸』が一般的なダイビングポイントですが、風向きによっては、『栗生(くりお)』で潜ることも。
黒潮にのってやってくる鮮やかな熱帯魚や、大型の回遊魚がみられます。またウミガメ遭遇率が高いのも屋久島ダイビングの魅力。ライセンスがなくてもOKな『体験ダイビング』もあるのでチャレンジしてみては。
また、少ないですが、シーカヤックのガイドツアーもあります。
ダイビングは通年できます。ですが、やはり冬(12月〜2月)は寒いので、6月〜9月の夏シーズンがおすすめです。
ウミガメ遭遇率が高くなるのは5月〜7月。
3、シュノーケル、海水浴、タイドプール
屋久島にはシュノーケルポイントや海水浴場がいくつかあります。難しい場所でなければ、個人ですることも可能です。
屋久島の主な『海水浴場』と『シュノーケルポイント』は3つ。『一湊(いっそう)』と『春田浜』と『栗生(くりお)』です。屋久島では、海に入れる期間が特に決められているわけではないので、自己責任ですが(^_^;)いつでも入れます。
監視員が付く期間は、夏休み期間中となります。更衣室や海の家の情報はそれぞれのページに記載しています。
タイドプール観察は通年。
海水浴は6月〜9月の夏シーズンがおすすめです。5月は暑い日なら、9月は夕方に寒くなります。
4、リバーカヤック、沢登り
屋久島の川も大変きれいで、ぜひ楽しんでいただきたいのですが、ガイドツアーへの参加をおすすめします。
屋久島の川は急に増水しやすいです。天気についてや普段の川の状態を、よく知っている人の指導のもとでなければ、川へ近づくのは危険です。
リバーカヤックは、宮之浦川、栗生川でもありますが、安房川が盛んです。初心者でも漕ぎ方から教えてもらえるので大丈夫。
また、沢登りはその日の天候などで変わりますが、いくつかポイントがあります。カヤックも沢登りも、ガイドツアーへ参加すれば、ライフジャケットやヘルメットなどの必要な装備も借りられるので、水着やタオルなどの準備だけで基本的にはOK。
また、ボートを浮かべ、立って漕ぐ『SUP』のガイドツアーもあります。
6月〜9月ごろがおすすめ。
【観光編】屋久島でできることとは?
屋久島で『アクティビティ以外の観光』というと、『レンタカーでドライブしながら巡る』というのが基本となります。屋久島の県道77、78号は屋久島をぐるり一周しています。(およそ100㎞)そして県道はこの1本だけです。
ですので、レンタカーで1日かけて一周するというのも『屋久島観光』のおすすめの方法です。最短では3時間ほどですが、あちこち観光しながらなら、ちょうど1日で巡ることができます。
主な観光スポットは、滝、温泉、海(タイドプール観察など)、西部林道などとなります。5月〜7月ならウミガメ観察などもあります。
おすすめの観光スポットについては、屋久島といえばココ!『基本のおすすめ観光スポット10選』でご紹介しています。
1,滝めぐり
屋久島の滝は『大川の滝』『千尋の滝』『トローキの滝』が主な滝です。『大川の滝』は、『日本の滝百選』にも選ばれた滝でもあります。
『千尋の滝』には、『穴場の展望台』や神社もあり、見所が多い人気観光スポット。レンタカーで巡るのがおすすめです。ルートについては、以下でご紹介してます。
参考記事
2,温泉めぐり
屋久島は火山島ではないのですが、よい温泉が点在します。日帰り入浴できる温泉は全部で9つ。ホテルの絶景温泉から、干潮時だけ入れる野天レア温泉まで色々。
それぞれの行き方と、レビューについて詳しくは以下でご紹介しています。
参考記事
3,ドライブしながらの観光
屋久島の世界遺産エリアでもある『西部林道エリア』この中を県道77、78号が通っているため、ドライブスルーで行くことができます。
沢山のシカとサルに出会うことができ、『照葉樹の森』と『海の絶景』を楽しみながらドライブすることができます。民家やお店など全くないエリア、注意点を確認しつつ、予習して行きましょう。
その他には『紀元杉』もドライブスルーで見られる観光スポット。樹齢3,000年以上の屋久杉で、ヤクスギランド から車で15分、『淀川登山口』へ向かって登れば右手にあります。
木道が周りに渡してあり、徒歩で『紀元杉』の周りをぐるりと一周できます。
参考記事
4,ウミガメ観察
屋久島の『いなか浜』は、ウミガメ産卵日本一の美しい砂浜。もちろんドライブでも立ち寄れます。『屋久島国立公園』でもあり、『ラムサール条約湿地』に登録されている観光スポット。
永田エリアの海は、ウミガメや砂浜を守るために色々なルールが設けられており、ウミガメは観察会(5/1~7/31 要予約)へ参加すれば観察可能です。詳しくは永田ウミガメ連絡協議会ホームページをご覧ください。
参考記事
5,その他の観光スポットをめぐる
屋久島について深く知りたければ、『屋久杉自然館』と、『屋久島文化村センター』でしょう。
『ボタニカルリサーチパーク』や『志戸子ガジュマル』、『中間フルーツパーク』は、沢山時間があれば・・・^^;行ってみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。屋久島でできる『アクティビティ』と『観光スポット』をご紹介しました。
屋久島は意外に大きな島。移動に時間がかかります。
できるだけ効率的なスケジュールを立てることが、屋久島観光には重要なポイントとなります。
ぜひ参考にしていただき、楽しい屋久島旅行をなさってくださいね。
その他の屋久島の観光スポットはこちら♪
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