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永田エリアの海、『いなか浜』へ行ってきましたので、そのレビューをご紹介します。
『いなか浜』といえば、ウミガメ産卵日本一の砂浜。そして『屋久島国立公園』であり、平成17年には『ラムサール条約湿地』に登録された場所です。
今回は、この『いなか浜』をとともに、『ウミガメ観察会』、8月の間だけオープンするカフェ?『ハッピーいなか浜』さんも併せてご紹介します。
※ラムサール条約・・・イランのラムサールで開催された国際会議で、湿地やそこに生育する動植物の『保全・再生』、『賢明な利用』、『交流・学習』を3つの柱として採択された国際条約です。
花崗岩が砕けた砂でできた砂浜が1㎞ほど続きます。水の透明度が素晴らしいです。
最初に訪れた時、『日本にもまだこんなところがあるのか。』と、本当に感激したのを覚えています。
海の向こうには、同じ屋久島町ですが、別の島の『口永良部島』(くちえらぶじま)が見えます。(たまに噴火してニュースになってますね。^^;)
『口永良部島』や夕陽を見たい場合は、島の北西〜西〜南西エリアまで来なければ見ることはできません。
なぜなら屋久島は、中央部に大きな山があり、遮られてしまう為です。
永田エリアは、屋久島の北西部にあります。
宮之浦エリアから、国道78号線を、志戸子、一湊、永田、方面へ車で30分ほどです。
県道78号線を道なりに走れば、海側に『いなか浜』はあります。看板があるのでわかるはずです。
ちなみに、安房、空港方面と逆方向になります。
『いなか浜』で海水浴やシュノーケルができるのか、疑問を持たれる方も多いのでは。
『いなか浜』で海水浴は、一応?できます。ですが、海が遠浅でなく、すぐ深くなるのであまり海水浴向けではないのかも。
さらに、シャワーなどの『海の家』的な施設もありません。
ですので、近所の子供たちや、近くに宿泊している、水着で歩いて来られるくらいの人が、水遊びをする程度でしょうか。
シュノーケルについては、全くしている人を見かけませんでした。
海の中は、急に深くなるので危ないですし、砂地であまり魚がいないからかもしれません。
もし、屋久島で海水浴、シュノーケルをしたいのであれば、『一湊エリア』の『元浦』や、『栗生エリア』の『塚崎タイドプール』がおすすめです。
よろしければ、屋久島の海の情報も掲載してますので屋久島の海まとめをご紹介を参考にしてみてください。
『いなか浜』の駐車場横にシブい建物があり、『氷』の暖簾が・・・
のぞいてみると大音量の演歌。
ふと海側を見ると、外国人の方が優雅に海を眺めています。『ん?なんだか不思議な空間。』
お店のおじさんに話を伺えば、お店を開けるのは8月の1ヶ月間だけとのこと。そのあとは、グァバの収穫をするのだとか。
手作りの『グァバジュース』は、驚くほど濃厚で美味しかったです。その他のメニューは、氷やソフトクリーム、カレー、牛丼、ビールなどもありました。
風が吹き抜けて、とても気持ちが良い場所でしたが、大音量の演歌がちょっと面白かったです。笑
『いなか浜』といえば『ウミガメ』。この絶滅危惧種であるウミガメについて、実はこちらのブログ『屋久島ファン』でご紹介するべきか迷いました。
近年屋久島では、上陸したウミガメの産卵率、子ガメのふ化率が減少傾向にあります。
永田エリアには、毎年5,000人ほどの人がウミガメ産卵観察のために訪れており、ウミガメへの悪影響が心配されています。
ですが、『永田浜ウミガメ観察ルール』をご紹介することは、逆に、『ウミガメ保護』にもつながるのではと、ご紹介することにしました。
『永田浜ウミガメ観察ルール』
※『永田浜』・・・永田エリアの砂浜である『前浜』、『いなか浜』、『四ツ瀬浜』の総称
くれぐれも『ウミガメ観察のルール』を守って、『いなか浜』を楽しみましょう!
『ウミガメ観察会』へ参加したい場合は、『宮之浦〜永田エリア』の宿に泊まると便利です。
宮之浦エリアの宿については、【宮之浦】移住者がオススメする宿5選 でご紹介してますので参考にしてみてください。
屋久島の観光スポットや観光地を厳選して私が何度も行きたくなる屋久島観光スポット ランキングベスト9(穴場あり)でご紹介しています。在住者ならではの穴場も入れていますのでよかったら参考にしてみてください。
いかがでしたでしょうか。今回は『いなか浜』と『ウミガメ』についてご紹介しました。
とても素晴らしい砂浜ですので、もしこちらの方面へいらっしゃることがあれば、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。