
雨の中で縄文杉撮影 ある意味これも屋久島あるあるですね笑
もちろんその解決策もご案内します。
屋久島にいると、本土では全く気に留めたことがないようなことに結構困ったり、びっくりしたり。
屋久島的諸事情を注意点としてちゃんと把握していれば、屋久島の旅がもっとスムーズに。
屋久島旅行の準備にぜひお役立てください。
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日本なのにちょっとちがう!?屋久島
屋久島で基本的な生活をするという点については、そりゃあ電気もガスもあります。100均だってあります。その辺は本土と同じ。
『じゃあ何が違うの?』ですよね。これが、一言で説明しがたい細々としたことなのです。
屋久島ならではのこと、特に旅行に関係することに絞ってご案内しますね。
知っていれば対策できますので、対応策も併せてご紹介します。
1、屋久島の店事情

『エムマート愛子』(寺田商店)
屋久島にコンビニエンスストアっぽいお店はあるのですが、24時間営業ではないので気をつけましょう。
お店(飲食店、お土産屋など)は定休日でなくてもOPENしてないことも珍しくありません。また、ガイドブックで紹介されているお店がすでに閉店していることも。(~_~;)
ガソリンスタンドの営業時間も長いところで7時〜21時まで。ほとんどは夕方に閉まってしまいます。
クレジットカードはスーパーやドラックストアは利用できますが、小さな飲食店やお店は利用できないことがほとんどです。
ガソリンは明るいうちに入れておきましょう。
普段持ち歩かない人も、多少の現金は持っておきましょう。
2、屋久島の宿サービスについて
まず屋久島の宿のタイプは大きく分けて『ホテル』、『民宿』、『素泊まり』の3タイプです。
それぞれサービス内容と、料金設定が違います。希望の宿を探すのに、知っているとかなり手間を省けます。宿泊してから『あのサービスがある宿を選べばよかったなぁ。』とならないために。
こちらで詳しくご紹介します。


3、屋久島でお金をおろしたい
屋久島にある銀行は、「ゆうちょ銀行」と「鹿児島銀行」と「南日本銀行」の地方銀行のみです。
コンビニのATMがないので、上記の銀行のATMしかお金がおろせません。
また、旅行中にATMに立ち寄れるか、その場所の確認も必要です。
銀行や郵便局の場所の地図はこちらでご紹介しています。
屋久島の各エリア紹介【宮之浦・空港・安房・尾之間】
4、屋久島への飛行機、高速船、フェリー

屋久島空港
飛行機、高速船、フェリーどれも欠航が少なくないということを心にとめておきましょう。
屋久島はその地理的条件から、荒天もしばしば。また、屋久島は台風の常襲地帯でもあります。台風でなくても、波が4メートル以上で高速船やフェリーは『条件付き』や欠航に。
飛行機は雨が降っていなくても、雲が厚く見通しが悪くて欠航することも。
滞在中は、意外に島内放送が役に立ちます。
こちらを参考にどうぞ♪
便利リンク集【保存版】〜屋久島旅行に必要な現地の連絡先を集めました〜
5、台風への対応
7、8、9月の期間に屋久島へ行く予定の方は、台風の対応策を考える必要があります。
本土も同じだと思いますが、台風の動向は毎年、毎回違います。特に、台風が発生しやすい7、8、9月は注意が必要です。
場合によっては、屋久島旅行を取りやめた方が良いケースも考えられます。詳しくは、こちらで対策をご紹介していますので参考にしてみてください。
6、屋久島を一周ドライブしたい方へ

屋久島 西部林道
宮之浦、空港、安房、尾の間のエリアなら、お店がありますので、必要なときは、お店へ立ち寄ることも可能です。
ですが、それ以外の屋久島の多くのエリアでは、『地元の小さな商店or全くお店がない』となります。
特に、栗生〜永田の西部林道エリアはお店や民家、さらに自動販売機もありません。もちろん、ガソリンスタンドやトイレもなく、携帯も繋がりません。
このエリアへ行く予定の方は知っておいた方がよいでしょう。
西部林道へ行きたい方はこちらをどうぞ♪


7、雨が多い島ゆえの事情
屋久島が雨が多い島なのはご存知の通り。ということは、湿度が高い→洗濯物は乾かないとなります。
宿で部屋干しは、まず一晩で乾きません。
また、トレッキング途中で思いがけず、全身ずぶ濡れになることも。
どちらにしても、濡れた衣類を持ち歩くのは重いですし、他の荷物を濡らすことにも。
屋久島に滞在すると、乾かすことが意外に必要になり、そして大変です。
また、レンタカーでランドリーへ行くのもあり。(島内にコインランドリーが点在します。)
こちらを参考にどうぞ♪
屋久島 コインランドリーマップ
その他のちょっとしたこと
島の駐車場は基本的にどこでも無料です。
夜&早朝はびっくりするほど暗い、というか闇です。→道迷い&事故に気をつける。
ドライブ中にシカとぶつかることがある。→車が破損するので気をつけて。
停電が多い。(特に台風時。大きなホテルや役場などは、蓄電システムがありすぐは停電にならないようです。)→ヘッドライトを持っておくとよいかも。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
屋久島旅行での『ありがちな困った』と、『その解決策』をご紹介しました。知らない土地で思いもよらないことになるって、ありますよね。
知らないことは、予想もできないので『事前に調べたりもしないし、対策もしない。』ということなんですね。
でも、もし事前に情報があれば、クリアできることもたくさんあります。
皆様の屋久島旅行のお役に立てば幸いです。