【体験談】行く価値ある?志戸子「屋久島ガジュマル公園」観光スポットに行ってみた!
こちらでは志戸子(しとご)の屋久島ガジュマル公園の体験談と、行った方がいい場合と行かなくていい場合をご紹介します。
行かなくていい場合って・・・(笑)
ってことは、やっぱ行かなくていいの?
と率直に訊かれると、なんとも返答に困りますが・・・
まずは、どんなところかご紹介します!
ちなみに、仲間(なかま)は、南西部にあるガジュマルのことで、公園ではありません。屋久島のガジュマル公園は志戸子だけです。
10年以上、屋久島で観光業に携わっています。
元々旅行者だった筆者ですが、2006年から屋久島へ移住。
14歳の娘と夫の3人暮らし。 東京、名古屋に在住経験あり。
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屋久島の観光スポット 志戸子「屋久島ガジュマル公園」について
志戸子ガジュマル公園では、推定樹齢200年〜300年、高さ15メートルはあるという、「屋久島の島内一であるガジュマル」を見ることができます。
志戸子のガジュマルは、ガジュマル自生地の北限とされており、もともと防風林として植えられました。
防風林がガジュマルなんて・・・やっぱり屋久島は南の島なんですね。
ガジュマルとは
東南アジアを中心とした熱帯・亜熱帯に幅広く分布する常緑高木。【クワ科】
気根が地面に達して成長します。
枝先の葉の付け根につく球果(木がつける実)は、直径1cmほどになり、夏になると黒紫色に熟します。(いちじくを小さくしたような実)
志戸子ガジュマル公園の営業時間と料金
志戸子ガジュマル公園 営業時間と料金
- 営業時間:8:00〜17:00
- 料金 大人:240円 小・中・高校生:120円
屋久島ガジュマル公園は10分コースと15分コースがあります。
志戸子ガジュマル公園を散策するには、10分と15分のコースがあります。
普通に歩くと5分で終わり。でも、植物についてのレクチャーを受けながらだと、1時間以上かかります。
その差は、何だ!?
まるで、ジャングルの中に迷い込んだよう。でも、小道になっているので、サンダル履きでも大丈夫です。
夏は蚊がすごいので注意かも。
ガジュマル以外にも、ハマビワ、モクタチバナなどの樹林、フトウカズラ、サクラランなども見ることができます。
さらに、クワズイモ、イシカグマ、オニヤブソテツ、タマシダ、シャリンバイ、トベラ、オオハマグルマ、キダチハマグルマ、テッポウユリ、ハマユウ、ウラジロフジウツキ、ハマウド、オイランアザミ、ハマヒルガオ といった、海岸の照葉樹林、広葉樹林植生の様子を観察することができます。
ということで、『植物が好き』な方や、これらの植物についてよく知っている人と一緒なら、楽しいのだと思います。
所々に、その植物の名前と説明書きの看板があるので、じっくり読みながら回ると、けっこう時間がかかるかと思います。
観光スポット ガジュマル公園のおすすめの場合とそうでない場合とは?
志戸子ガジュマル公園へ行った方がいい人は、上述の通り、植物が好きな人でしょうね。(そりゃそうだ・・)
また、『縄文杉』と『白谷雲水峡』だけ行く方にもおすすめ。
屋久杉だけでなく、『南国ムードの森』も気軽に楽しみたいなら面白いと思います。
なぜなら、人気の縄文杉や白谷雲水峡のある森は、標高600メートルから1300メートルほど。
同じ屋久島ですが、森を彩る植物や樹の種類が変わりますので、同じ屋久島といえども森の雰囲気が全く違うんですよね。
本当は、ガジュマル公園より、屋久島西部にある西部照葉樹の森を歩く方が筆者的には、おすすめなのですが・・・
逆にガジュマル公園に行かなくていい人は、時間的にタイトな場合。
レンタカーのない場合。(レンタカーがないと行きづらいです。)
でしょうか。
ということで、レンタカーで屋久島島内をドライブをする方なら、立ち寄ってみては。
屋久島のその他の観光スポット情報
私が何度も行きたくなる屋久島観光スポット 25選(穴場あり)では、屋久島の観光スポットを厳選してご紹介します。ベスト10でなくベスト9なのは、厳選したら、あと1つなかったからです ^^;
さいごに:ガジュマルは屋久島の所々で見ることができます
いかがでしたでしょうか。屋久島のガジュマル公園について、レビューとともに、行くべきか迷う方に向けてもご紹介しました。
筆者自身、大きなガジュマルをちゃんと見たのは、屋久島が初めてでした。
本土に在住していると、なかなか見る機会ってないですよね。
でも、屋久島島内には、県道沿いでも大きなガジュマルを見ることができます。
ぜひ、参考にしていただき、楽しい屋久島旅行をなさってくださいね。