屋久島観光【紀元杉】って見る価値あり?「体験談」と「行き方」をご紹介!
『紀元杉』は屋久島にある樹齢3,000年の屋久杉で、屋久島の観光スポットへ実際に行ってきた体験談のご紹介です。
場所は、安房エリアから、車で『ヤクスギランド 』へ行くのと同じ道をさらに進めば、淀川登山口の手前に位置します。
ちなみに縄文杉も屋久杉ですが、樹齢は2,000年〜7,000年と言われています。なのでかなりの屋久杉なんです。
ということで、屋久島の屋久杉、『紀元杉』についてご紹介します!
『安房エリア』県道から、レンタカーで『紀元杉』まではおよそ片道45分くらいです。なので、往復1時間30分+紀元杉を観る時間が目安となります。
10年以上、屋久島で観光業に携わっています。
元々旅行者だった筆者ですが、2006年から屋久島へ移住。
14歳の娘と夫の3人暮らし。 東京、名古屋に在住経験あり。
→屋久島ファンをもっと詳しく
屋久島観光【紀元杉】って見る価値あり?「レビュー」と「行き方」をご紹介!
『紀元杉』のまずは概要をご紹介します。
紀元杉とは?
推定樹齢:3,000年
樹高:19.5m
胸高周囲8.1m
紀元杉には、ヒカゲツツジやヤマグルマなど、20種類以上の植物が着生しています。
そのため、初夏にはヤクシマシャクナゲの花が咲き、秋にはナナカマドの紅葉が色づく不思議な現象を見ることができます。
紀元杉への行き方
紀元杉へは、バス・レンタカー・タクシーで行くことができます。
ということで、行き方を簡単にご説明します。
【バス】での紀元杉への行き方
バスで『紀元杉』へ行くには、『屋久島交通のバス』を利用します。
バス停名は『合庁前』から、『紀元杉行き』に乗ります。(1日2本 ※季節により変更あり)
『合庁前』からバスで行って帰ってくるまで、トータルでおよそ2時間30分です。(バスの運行状況によるので、必ずご自身が行く日程で確認を。)
『紀元杉』に到着して、そのバスが出発するまでのおよそ20分間に、紀元杉を観てバスに戻るという感じになります。
なぜかというと、紀元杉は山の中ですので、お店はいっさいありません。ですので紀元杉を観るだけになるからです。
『屋久島交通』の『バスの情報』については、【2020・3/7〜】屋久島のバス 時刻表・料金・路線図・乗り放題チケットをご覧ください。
【レンタカー】での紀元杉への行き方
レンタカーで行くには、屋久島の『安房』から入ります。道は、縄文杉トレッキングの際に利用する屋久杉自然館と同じ。
『安房エリア』から、レンタカーで『紀元杉』まではおよそ片道45分くらいです。なので、往復1時間30分+紀元杉を観る時間が目安となります。
県道77号から、『紀元杉』方面へ曲がるポイントは、本坊酒造付近の交差点で、直野水産の看板を山側へ曲がります。
運転が苦手な方はバスかタクシーで
『屋久杉自然館』をスルーして、そのまま進めば、『紀元杉』です。途中から車1台しか通ることができない細い道もあります。
大型観光バスとすれ違わなければならないこともあるので、運転が苦手な方は、バスかタクシーがおすすめです。
地図も以下に掲載しておきます。
レンタカー情報→屋久島おすすめレンタカー
紀元杉への地図
【タクシー】での紀元杉への行き方
タクシーでももちろん行くことができます。
安房エリアから紀元杉までだと、所要時間はレンタカーと同じく、片道40分〜50分ほど。
運転手さんによっては、途中に観光ポイントで解説を入れてくれることもあります。
料金はざっくり片道5,000円前後です。(乗車する場所によりますので、必ず利用する際はご確認を。)
タクシーの詳しい情報→屋久島のタクシー連絡先・営業時間など詳細
【体験談】観光スポット 紀元杉は見る価値あり!?
車を停めてすぐ横に『紀元杉』はあります。
道横にあるので、けっこうあっけなく紀元杉を見ることが可能です。
なので、10時間かけて縄文杉を観た方にとっては、『え?あれ?なんだ簡単じゃん!』となると思います。
(でもぜんぜん縄文杉と紀元杉は、格が違うので、比べられませんが ^^;)
周りには木道があり、ぐるりと『紀元杉』の周りを歩くことができるようになっています。
『紀元杉』はかなり太く、どっしりとした印象。位置する場所が、標高が高く山の中なので、少しひんやり、清々しい雰囲気です。
近くにはお店などもなく、とても静かです。時間があれば思わず『紀元杉』と対面したまま無言で立ち尽くしてしまいます。
紀元杉へ行くかのアドバイス
さて、『紀元杉』へ行くかを検討されていらっしゃる方は、ここで時間と労力をかけて、行くべきかを迷われるのではないでしょうか。
そこで、屋久島移住歴10年以上の筆者の個人的見解を申し上げます。
縄文杉や白谷雲水峡へ行くのであれば、行かなくてもよいのではないでしょうか。
なぜなら、縄文杉や白谷雲水峡へのコース途中には、たくさんの屋久杉(屋久島で1,000年以上の樹齢のある杉のこと。)を観ることができるからです。
縄文杉や白谷雲水峡へ行かない方におすすめ
とはいえ、もし縄文杉や白谷雲水峡へ行かない(行けないなら、)逆にだんぜんおすすめです。
理由は、トレッキングする必要なく、ドライブスルーで屋久杉を観られるのは『紀元杉』だけだからです。
ぜひ、せっかくですから屋久杉をじっくり、楽しんでいただきたいと思います。
お子様連れやトレッキングが難しい方に最適
ということで、『1日10時間かけて歩く縄文杉トレッキングが難しい』お子様連れや、ご年配の方。
また、スケジュール的にトレッキングできない方。長期滞在で屋久島をくまなく巡りたい方などにおすすめです。
もちろん縦走などで『淀川登山口』を利用される場合は、通る道横にありますので、ぜひ立ち寄ってみてください。
おすすめドライブコース
こちらでご紹介した紀元杉以外も一緒にドライブをお考えなら屋久島1日で一周できる(所要時間入り)ドライブマップをご紹介でご紹介しています。
屋久島のその他の観光スポット情報
西部林道のみならず、屋久島の観光スポットを厳選してご紹介します。ベスト10でなくベスト9なのは、厳選したら、あと1つなかったからです ^^;
→私が何度も行きたくなる屋久島観光スポット 25選(穴場あり)
紀元杉についてと行き方について まとめ
いかがでしたでしょうか。屋久島の屋久杉である『紀元杉』についてご紹介しました。
縄文杉や白谷雲水峡へ行かない場合は、『紀元杉』はドライブスルーで観られておすすめです。
ドライブで行く場合は、安房から往復1時間30分〜2時間かかります。細い山道の箇所もあります。運転にはくれぐれもお気をつけください。
ぜひ、参考にしていただき、楽しい屋久島旅行をなさってくださいね。