近畿日本ツーリスト旅行券の使い方ガイド（使える店/古い/新幹線/期限など）

この記事では、近畿日本ツーリストの旅行券の使い方について、分かりやすくまとめました。種類をまとめるとともに、紙の旅行券の使い方や注意点、換金する場合の情報、さらにネット予約での使い方もご案内します。

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近畿日本ツーリストの旅行券とは？種類一覧

種類	形	主な用途/特徴	券種・価格	有効期限
ツーリスト旅行券 （紙券）	紙	既存の紙旅行券。2024/3/31で販売終了だが、未使用券は2024/4/1以降も利用可。	（手元の券面額に準拠）	なし（紙製は有効期限なし）。
フリーセレクション （デジタル旅行券）	デジタル（ギフトカード/オンライン決済）	紙券に代わるデジタル型旅行券。KNTのWEB/店舗等で旅行商品支払いに利用。WEB申込ではオンライン決済で利用可。	1,000 / 5,000 / 10,000 / 50,000 / 100,000 / 200,000 / 500,000円（組合せで1,000円単位）。	発行日から5年。
アワードセレクション （法人向けデジタル旅行券）	デジタル（カード番号+PIN）	紙券に代わるデジタル型。WEB/一部店舗等で利用。利用登録が必要で、カード番号とPINで使う。	フリーセレクションと同じ 7券種。	発行日から1年。
ベストセレクション （デジタル・ペア宿泊ギフト券）	デジタル	旅館・ホテルのペア宿泊を中心に選べるギフト。ラインナップは「50,000円」「優 100,000円」「極 200,000円」「煌 500,000円」。	上記4ライン	発行日から1年。

注意点

• 紙のツーリスト旅行券は、直営店舗ではツアー等に加えて JR券・私鉄券・航空券・宿泊（事前払いのみ）などにも利用可能ですが、JR回数券類やギフト券など一部対象外があります。
• 紙券をインターネット予約で使う場合、出発日が近いと精算が間に合わず利用できないことがあります。

旅行券が使える店紹介

近畿日本ツーリストの旅行券の使い方（古い紙の）

古い紙の旅行券は、利用期限がないため今も使うことができます。

旅行券の使い方については下記でご紹介していきます。

旅行券は「金券」扱いのため、基本的には**「店舗の窓口」または「電話予約（郵送対応）」**で使うのが一般的です。

• 店舗の窓口で予約する（一番確実）
  近畿日本ツーリストの店舗へ行き、宿泊したいホテルを伝えて予約・支払いをします。その際、旅行券をそのまま代金として出せます。
• 電話で予約する
  コールセンター等で予約し、旅行券を現金書留などで郵送して支払う形になります。

利用可能なサービス（〇）

• 国内旅行
• 交通＋宿泊（ダイナミックパッケージ）
• 海外旅行（海外ダイナミックパッケージ、BluePlanet海外ツアー）
• 旅館・ホテル（※条件あり）
  • 「事前払い」プランのみ利用可能です。

利用できないサービス（×）

• 観光プラン
• 海外航空券・海外ホテル（単体、セット割、海外現地発着ツアーを含む）
• 旅館・ホテル（※以下のケース）
  • 「現地払い」プランは利用できません。
  • 「直接契約型」宿泊プランは、たとえオンラインカード決済であっても利用できません。
    • ※直接契約型プランには、プラン名の下に「当プランは宿泊施設が設定した、ネット予約限定直接契約プランです。」という注釈が記載されています。

ホテル予約で（紙の）旅行券を使うには？

• **「事前払い」**の緑色アイコンに〇がついているものは利用可。
• **「現地払い」のオレンジ色アイコンや、「直接契約」**の注釈があるものは利用不可となります。

近ツーの公式サイトでホテル予約をする場合、支払い方法の選択が重要になります。

• 「事前払い」プランを選ぶ必要がある
  画像に「事前払いプランのみご利用いただけます」とあるように、ネット予約でポイントやクーポン（旅行券の充当を含む）を利用するには、予約時に決済を済ませる「事前払い」タイプである必要があります。
• 「現地払い」では旅行券は使えない
  ここが一番の注意点です。 ホテルのフロントでチェックアウト時に「近ツーの旅行券で払います」と言っても、基本的にホテル側では受け取ってもらえません（旅行券は近ツーの店舗でのみ有効なため）。
• オンラインカード決済との併用は不可
  ネット上で「クレジットカード決済」を選んでしまうと、旅行券を差し込む隙がありません。

新幹線予約で（紙の）旅行券の使い方

紙の旅行券は、**近畿日本ツーリストの店舗（窓口）**でのみ利用可能です。

• JRの窓口・券売機： 使えません。
• ネット予約（スマートEX・えきねっと等）： 使えません。

1. 近ツーの店舗へ行く
   「新幹線の切符を買いたい」と伝えます。
2. 区間・日時を指定する
   希望の乗車日、区間（例：東京〜新大阪）、時間、座席種別（自由席・指定席・グリーン車）を伝えます。
3. 旅行券で支払う
   紙の旅行券を提出します。
   • お釣り： 1,000円以上のお釣りは「旅行券」で、1,000円未満は「現金」で戻ってきます。
   • 不足分： 現金やクレジットカードで併用払いが可能です。
4. 切符を受け取る
   その場で（または後日郵送などで）JRのチケットを受け取ります。

3. 注意点（ここが重要！）

① 手数料がかかる場合がある

JRの窓口で直接買うのとは違い、旅行会社を通して切符のみを購入する場合、**「発券手数料（1枚あたり数百円〜千円程度）」**がかかる店舗が多いです。旅行券を使えても、手数料分だけ少し割高になる可能性があります。

② 払い戻しのルール

旅行券で購入した切符をキャンセルする場合、現金ではなく「旅行券」や「証書」での返金となります。また、JRの駅窓口では払い戻し手続きができません（近ツーの店舗に行く必要があります）。

WEB（ネット）予約での旅行券の使い方

紙の場合とデジタルの場合のそれぞれの具体的な使い方の流れをご紹介します。

1. 紙の旅行券（ツーリスト旅行券）をネット予約で使う場合

紙の券は、ネットの決済画面に打ち込むことができません。そのため、**「予約だけネットで行い、支払いは後で店舗でする」**というステップになります。

1. ネット予約： 支払い方法の選択で「店舗でお支払い」を選んで予約完了。
2. 来店： 近ツーの店舗へ行き、予約番号を伝えて紙の旅行券で支払う。
   • ※注意：プランによっては「オンライン決済限定（店舗支払い不可）」のものがあり、その場合は紙の旅行券は使えません。

2. デジタル・カード型（KNTギフトカード等）をネット予約で使う場合

カードの裏面に記載されている「16桁のカード番号」と「PIN番号」を、クレジットカードと同様に支払い画面で入力します。

1. ネット予約： 支払い画面で「ギフトカード」を選択。
2. 決済： カード番号とPIN番号を入力して、その場で代金が引き落とされる。
3. 完了： 店舗に行く必要はありません。

更に詳しい使い方はこちらで！

注意点：最初の画像の内容との関係

「事前払いプランのみ利用可能」というルールは、特にデジタル（カード型）をネットで使う際に重要になります。

結論

• 手間をかけたくないなら： デジタル（カード型）を入手して「事前払い」プランでネット決済。
• 手元に紙の券があるなら： 「店舗支払い」ができるプランを探して予約し、お店に持っていく。

【Q＆A】近畿日本ツーリストの旅行券について

近畿日本ツーリストの旅行券を換金したいのですが、できますか？

街中の金券ショップや、ネットの郵送買取サービスを利用する方法で換金することができます。ただし、メルカリ・ラクマ： 「現金・金券類」の出品は禁止されているため、削除や利用制限の対象になります。

ヤフオク： 旅行券の出品は可能ですが、手数料（約10%）がかかるため、金券ショップと手残りが変わらないか、むしろ少なくなってしまうことが多いです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。こちらでは、近畿日本ツーリストの旅行券の使い方について分かりやすくまとめてご紹介しました。

紙の旅行券の場合は、近畿日本ツーリストの窓口へ持っていくのが確実です。

カードの裏面に記載されている「16桁のカード番号」と「PIN番号」を、クレジットカードと同様に支払い画面で入力することで使うことが可能です。

是非参考にしていただき、近畿日本ツーリストでお得に予約してくださいね。