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ANA vs JALどっち?サービスや料金を10コの項目で徹底比較!

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こちらでは、ANAとJALをサービス面など、どっちがいいか10個の項目で徹底比較してみました。

結論としては、JALもANAもサービスの内容や、航空運賃の大きな違いはありませんでしたが、JALダイナミックパッケージツアーがおすすめという結論に至りました。

これで、どちらを選ぶか決まりです!

私が書きました

10年以上、屋久島で観光業に携わっています。
元々旅行者だった筆者ですが、2006年から屋久島へ移住。
14歳の娘と夫の3人暮らし。 東京、名古屋に在住経験あり。

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目次

ANA vs JALどっち?総合評価

JALが優れている点ANAが優れている点
航空路線の数
預け荷物
座席
ダイナミックパッケージツアー
機内サービス
空港でのチェックインの便利さ

>>JALの公式サイトはこちら

ANAとJALを10項目で完全比較!

比較項目おすすめするサービス
航空路線の数JAL
手荷物ほぼ同じ
預け荷物JAL
機内サービスANA
座席JAL
空港でのチェックインの便利さANA
航空券の運賃ほぼ同じ
クレジットカードほぼ同じ
マイル・マイレージサービスほぼ同じ
ダイナミックパッケージツアーJAL

比較①:路線の数ならANAよりJAL!

羽田空港 JAL
羽田空港 JAL

対応路線数ならANAよりもJALに軍配が上がります。

例えば、離島なら「日本エアコミューター」「天草エアライン」「日本トランスオーシャン航空」「琉球エアーコミューター」とコードシェアをしています。

JALが、日本で一番最初にできた航空会社ということで、公的な色が強いのですね。特に南エリアに強いです。

逆に北海道や日本海側エリアの場合は、ANAのみの就航が多いので、出発エリアと到着エリアに応じて、JALとANAを使い分けるというのが賢い方法かもしれません。

次の表は、JALとANAがどの地域で独自の路線を持っているかを比較したものです。

地域JALのみ就航ANAのみ就航
北海道丘珠空港・奥尻空港稚内空港・オホーツク紋別空港・根室中標津空港
東北地方三沢空港・花巻空港・山形空港大館能代空港・庄内空港・福島空港
関東・中部・北陸地方松本空港・小牧空港・但馬空港
南紀白浜空港
能登空港・富山空港・八丈島空港・中部国際空港
関西・中国・四国地方隠岐空港・出雲空港鳥取空港・米子空港・萩石見空港・岩国空港
九州地方天草空港・種子島空港・屋久島空港
奄美空港・喜界空港・徳之島空港
沖永良部空港・与論空港
対馬空港・壱岐空港・五島福江空港・佐賀空港
沖縄・奄美地方久米島空港・北大東空港・南大東空港・多良間空港・与那国空港

比較②:機内持ち込みの場合は、JALもANAも同じ10kg!

ANAの機内

普通席の場合は、JALもANAも同じ10kgで1個まで。(傘やハンドバッグなどの身の回り品+1個で計2個まで機内に持ち込み可)

また、それぞれサイズが決められています。(国内線と国際線の違いにも注意です。)

どちらも規定を超える数や重量の場合は、特別旅客料金の購入が必要です。(詳細については、JAL、ANA各詳細ページにて確認してください。)

JAL→機内持ち込みお手荷物

ANA→機内に持ち込めるサイズとルール(国内線)

比較③:預け荷物はファーストクラスならJALが5kg多い!

「預け荷物の制限」についての比較を表にまとめました。

項目JALANA
預け荷物の無料許容量普通席・クラスJ: 20kgまで
ファーストクラス: 45kgまで
普通席: 20kgまで
プレミアムクラス: 40kgまで
荷物の最大重量各荷物32kgまで可能各荷物32kgまで可能
超過料金超過した場合は超過料金が発生
最大100kgまで預け可能
超過した場合は超過料金が発生
最大100kgまで預け可能
サイズ制限50cm×60cm×120cm以内三辺の和が203cm以内

両社ともに1つあたりの荷物の重量制限は32kgまでで、最上級クラスを利用した場合、JALはANAよりも5kg多く荷物を無料で預けられます。また、JALの方が比較的サイズの制限に余裕がある点が特徴です。

比較④:機内サービスならJALよりもANA!

羽田空港 ANA
羽田空港 ANA

JALとANAの機内サービスの比較は以下の表にまとめてみました。

項目JALANA
飲み物の提供無料無料
機内食提供なし(2023年6月調査時点での情報)有料(購入可能)
機内販売販売なし(スナック菓子等)充実(スナック菓子、アイス、お酒等)
Wi-Fiサービス無料無料(2018年4月1日から)
動画コンテンツありあり
電子書籍なしあり

この比較から、JALとANAではいくつかのサービス項目で違いがあります。

例えば、ANAでは機内食を購入でき、電子書籍の提供がありますが、JALではこれらのサービスは提供されていない、または有料での提供となっています。

一方で、両社ともWi-Fiサービスは無料で提供しており、動画コンテンツも楽しむことができます。

比較⑤:ファーストクラスならANAよりJAL!

屋久島空港 JAC
屋久島空港 JAC

JALとANAの【座席】比較は以下の通りです。

項目JALANA
普通席通常のエコノミークラス通常のエコノミークラス
クラスJ1,100円~3,300円追加で利用可能、座席間隔が広くフットレスト付き
JAL公式クラスJページ
該当なし
プレミアムクラス該当なし3,000円~15,000円追加で利用可能、座席が大きくアメニティ充実。
ANA公式プレミアクラスページ
ファーストクラス国内線で最も高いクラス、広いシートと無料の機内食・お酒該当なし

JALは「クラスJ」と「ファーストクラス」を提供しており、ANAは「プレミアムクラス」のみを提供しています。

JALの「クラスJ」は普通席よりも座席間隔が広く設備が充実していますが、ANAのプレミアムクラスは、より広いシートとアメニティが充実しています。

JALの「ファーストクラス」は国内線で最も高級な座席クラス。広いシートと充実した機内サービスが特徴です。

比較⑥:空港でのチェックインサービスならANA!

羽田空港 ANAチェックインカウンター
羽田空港 ANAチェックインカウンター

下記では、JALとANAのチェックインサービスに付いて比較し、早見表にしてみました。

項目JALANA
自動手荷物預け機エクスプレスタグサービス
(専用のカウンターに荷物を
持っていく)
ANA BAGGAGE DROP
(日本初の自動手荷物預け機を
利用可能)
自動チェックイン機一般的な自動チェックイン機新型自動チェックイン機
(大画面でシンプルな操作)
空港ラウンジ・サクララウンジ
・JALファーストクラスラウンジ
・ANA LOUNGE
・ANA SUITE LOUNGE
ラウンジの設置空港羽田、成田、伊丹、関西、新千歳、
仙台、小松、岡山、広島、松山、
福岡、鹿児島、那覇
(ファーストクラスラウンジは
一部の空港に限定)
羽田、新千歳、伊丹、福岡、那覇
ラウンジ提供サービス軽食、飲み物、
ゆったりとした座席、
シャワー室
軽食、飲み物、
ゆったりとした座席、
シャワー室

ANAは「ANA BAGGAGE DROP」を導入しており、荷物預けの手続きを簡単に行えます。また、新型自動チェックイン機の導入により、よりスムーズな搭乗手続きが可能です。

ということで、チェックインの際のサービスはANAに軍配が上がりそうです。確かに先日搭乗したとき並ばずスムーズでした。(チェックイン前の預け荷物検査がありませんでした。)

飛行機移動で密かな楽しみとなる空港ラウンジに関しては、両社ともに高品質なサービスを提供ししています。軽食や飲み物、快適な座席、シャワー室などが利用可能です。

ただ、ラウンジの設置空港の対応数は断然JALとなりますね。

比較⑦:料金はJAL・ANAほぼ同じ!

鹿児島空港 サクララウンジ
鹿児島空港 JALサクララウンジ

JALとANAの運賃を比較するのは複雑です。その理由は、運賃が路線、時間帯、予約タイミングなどいろいろな要因が絡むことによって、一概にどちらが安いとは言えないからです。

実際に両社を利用してみると、運賃に大きな差は感じられないことがほとんどです。

ですので、明確にどちらが安いかを確認したいならば、ご自身の利用する条件を同じにして、同じタイミングで確認していただくより仕方ありません。

ちなみに、JALとANAの国内線運賃の特徴を5つずつ挙げますと以下の通りです。

JALの運賃特徴

  1. フレックス運賃:予定変更の多い出張に適しており、当日の購入も可能で、当日も無料で予約変更が可能です。これは、自由度が高く、突然の予定変更にも柔軟に対応できる運賃です。
  2. セイバー運賃:間際の予約でもお得な価格で提供され、前日までの予約をサポートします。ただし、予約の変更はできません。これは、計画が固まっている旅行や出張に適した運賃です。
  3. スペシャルセイバー運賃:旅行の計画が早期に固まっている場合に適しており、28日前までの予約でお得な価格が提供されます。こちらも予約の変更はできません。事前計画型の旅行者に最適な運賃です。
  4. 往復セイバー運賃:往復利用することでさらに5%OFFとなり、割引率が5%以上の路線もあります。往復予約でさらにお得になる運賃で、往復の旅行計画に最適です。
  5. 乗継運賃:直行便がない場合に、出発地から最終目的地まで1旅程での購入が可能で、それぞれの区間を個別に購入するよりもお得です。複数の都市を経由する旅行に便利な運賃です。

ANAの運賃特徴

  1. 早期購入割引: 予約と購入を早めに行うことで、割引価格で航空券を購入できる運賃が設定されています。具体的には、75日前、55日前、45日前、28日前、21日前までの購入で適用される割引運賃があります。
  2. 乗り継ぎ便利運賃: 乗り継ぎが必要な場合に便利な運賃設定があり、スムーズな移動をサポートします。
  3. プレミアムクラス運賃: より快適な旅を求める方向けに、プレミアムクラスの利用が可能な運賃です。快適な座席やサービスを楽しむことができます。
  4. 普通運賃(当日予約OK): 急な出張やお出かけに対応するため、当日でも予約可能な普通運賃が設定されています。柔軟に対応できる運賃です。
  5. タイムセール運賃: 期間限定で設定されるお得な運賃で、特定の期間中に予約と購入を行うことで割引価格で航空券を手に入れることが可能です。

※ピーク時や特定の条件下では適用されない運賃もあるため、詳細は予約時に確認しましょう。

比較⑧:クレジットカードのポイント還元率はJAL・ANA同じ!

Amex(アメリカンエクスプレスカード)

下記はJALカードとANAカードのサービス内容比較を表にしました。

ポイント還元率や、年会費など、大きな違いはなさそうです。

項目JALANA
年会費2,200円(税込) ※初年度無料2,200円(税込) ※初年度無料
ポイント還元率0.5%0.5%
提携クレジット
会社
Visa・Mastercard JCB・AmexVisa、Mastercard
申込対象年齢満18歳以上(高校生は除く)満18歳以上(高校生・大学生は除く)
旅行傷害保険【最高補償額】
海外旅行 1,000万円
国内航空 1,000万円
国内旅行 なし
【最高補償額】
海外旅行 1,000万円
国内航空 1,000万円
国内旅行 なし

比較⑨:JALもANAも獲得できるマイル数にほぼ差はない!

獲得できるマイル数にほぼ差はありません。

項目JALANA
マイルの貯めやすさフライト区間のマイレージと予約クラスごとの積算率でマイルが計算フライト区間のマイレージと予約クラスごとの積算率でマイルが計算
コードシェア便フジドリームエアラインズ、北海道エアシステム、天草エアラインソラシドエア、エアドゥ、スターフライヤー、アイベックスエアラインズ、オリエンタルエアブリッジ

JALとANAでは、マイルの貯めやすさに大きな差はなく、どちらも多くのコードシェア便があります。主に利用する航空会社に応じて、マイルを貯めると良いでしょう。

比較⑩:ツアー利用ならANAよりJAL!

屋久島 白谷雲水峡(しらたにうんすいきょう)トレッキングコース
屋久島 JALダイナミックパッケージツアー 白谷雲水峡(しらたにうんすいきょう)トレッキングコース

JAL・ANAどちらにも、「航空券+宿泊」をパックにした、ダイナミックパッケージツアーがあります。

どちらもサービス内容は大きくは変わりませんが、1点違うのが「現地オプションやレンタカーの価格」です。

JALタイムセールでは、「びっくりオプション」や「いち押しレンタカー」などの価格を100円〜付けることができるため、旅行トータルで考えるとかなりお得に予約できます。

JALとANAのダイナミックパッケージの特徴をそれぞれ以下にまとめました。

JALダイナミックパッケージツアーの特徴

  1. インターネット専用: JALダイナミックパッケージは、インターネットを通じてのみ予約・購入が可能です。電話での予約は受け付けていません。
  2. 往復航空券+宿泊セットがお得: 往復の航空券と宿泊がセットになっており、個別に予約するよりもお得です。
  3. 豊富なオプション追加可能: ツアーに様々なオプションを追加することができ、より充実した旅行プランを作成可能です。
  4. 予約から出発までの簡単な手順: お好みの航空便と宿泊施設を選択し、お支払い、座席指定、予約確認を経てご出発という、シンプルな予約手順です。
  5. 事前座席指定可能: 予約時に航空券の座席を事前に指定できます。
  6. JALタッチ&ゴーサービス: 事前の座席指定を済ませていれば、空港での搭乗手続きを簡単に済ませることができます。
  7. マイル積算可能: JALマイレージバンク会員であれば、フライトマイルがたまり、たまったマイルはe JALポイントに交換してツアー購入に利用可能です。
  8. 選べる支払い方法:クレジットカード、コンビニ支払いなど、様々な支払い手段から選べます。

JALダイナミックパッケージ(JALパック)公式ページへ

ANAダイナミックパッケージツアーの特徴

  1. ANA国内線から好きな便を選べる:お客様のニーズに合わせて、国内線の便を自由に選択できます。
  2. 往復で最大6区間まで選択可能:フレキシブルな旅行プランニングを支援し、最大6区間のフライトを選択できます。
  3. ホテルが自由に選べる:1泊から最大13泊まで、幅広いホテルの選択肢から自由に選べます。
  4. オプションも充実:レンタカーや入場券など、旅行を豊かにする多彩なオプションサービスがあります。
  5. 355日先の帰着分から出発前日の16:59まで予約可能:計画から直前の予約まで、幅広いニーズに対応します。
  6. 最新の価格とプランで、24時間オンライン予約・購入が可能:いつでも最適なプランをオンラインで簡単に予約・購入できます。
  7. マイルがダブルで貯まる:ANAフライトマイル(区間マイルの50%)と、ご旅行代金100円につき1マイルの「ツアーマイル」が積算されます。
  8. 選べる支払い方法:クレジットカード、コンビニ支払い、ANA SKY コインなど、様々な支払い手段から選べます。

ANAダイナミックパッケージ公式ページへ

JALとANAをおすすめする人をそれぞれ紹介!

屋久島 JALダイナミックパッケージ提携  いわさきホテル
屋久島 JALダイナミックパッケージ提携 いわさきホテル

JALとANAのそれぞれの特徴を比べてきました。

次は、それぞれの特徴にぴったりな人をご紹介します。

ANAは機内食を購入したい方や電子書籍などの機内サービスを重視する人におすすめ!

  • ANAは北海道や東北エリア、また中部国際空港(セントレア)などの路線の就航があるため、これらのエリアの発着を希望する場合はANAがおすすめです。
  • ANAは機内販売や、電子書籍の提供があり機内サービスが充実していますので、そのようなサービスを期待する方にもおすすめです。
  • また空港でのチェックインの際は、日本初の新システムでスムーズです。

>>ANAの公式サイトはこちら

JALは離島への旅行やダイナミックパッケージツアーを利用する人におすすめ!

  • 「日本エアコミューター」「天草エアライン」「日本トランスオーシャン航空」「琉球エアーコミューター」などとJALはコードシェアしているため、離島への旅行ならJALが便利です。
  • JALは1,100円~3,300円追加で利用可能な「クラスJ」や、国内線で最も高いクラス「ファーストクラス」の席を設けているため、予算や希望に応じてANAにはないサービスを受けることができます。
  • JALダイナミックパッケージは、JALと提携するグレードの高いホテルをお得にJAL便とパックにできます。JALタイムセールの特別な特典を利用することで、破格の価格で現地のオプションやレンタカーを利用できます。というこで、お得で快適なツアーを申し込みたい方はJALダイナミックパッケージの利用がおすすめです。

>>JALの公式サイトはこちら

ANAとJALのクーポン情報

ANAもJALも随時お得なキャンペーンやクーポンを配布しています。予約する前にぜひチェックを。

ANAのクーポン

ANAクーポン公式ページへ

JALのクーポン

JALクーポン公式ページへ

ANAとJALの次回タイムセール情報!

ANAとJALの違いが分かってきたところで、お得に予約するならタイムセールは有効。

ということで、次回タイムセールをチェックしておきましょう。

ANAの次回タイムセール予想はこちら

JALの次回タイムセール予想はこちら

JALとANAについてまとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は誰もが一度は思う(?笑)「JALとANAとどっちがいいんだろ?」という点を、クリアーにすべく両者を比較してみました。

そこで今回分かったことは、サービスや料金は、大きく違わないということですね。

迷う方は上記を、ぜひ参考にしていただければと思います。

私は、JAL、ANAどちらも会員ですし、どちらも利用します。

ANAはカジュアルでフレンドリー。歌舞伎の機内安全動画が大好きでした。

JALはすべてのことに丁寧。「日本のおもてなし」を毎度肌で感じます。

ぜひ、参考にしていただき快適な空の旅を楽しんでください。

こちらの記事が皆様のお役に立てば幸いです。

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