MENU
屋久島ファンの人気記事

屋久島旅行をかんたん手配

屋久島のホテルおすすめ

屋久島行き方まとめ

屋久島の観光をざっくり

ツキシマ アサコ
10年以上、屋久島で観光業に携わっています。
元々旅行者だった筆者ですが、2006年から屋久島へ移住。
11歳の娘と夫の3人暮らし。 東京、名古屋に在住経験あり。
屋久島の全国旅行支援おすすめツアーのご紹介詳しく見る

レビュー【アークテリクス】屋久島の雨に負けないレインウエア

屋久島 白谷雲水峡

こちらでは、人気アイテム『アークテリクス アルファSLジャケット』を実際に屋久島の雨の中で使用したレビューをご紹介します。

『アークテリクスって高いけどどうなの?』という方にも参考になると思いますので、是非ご覧ください。

と言っても、『アークテリクスって何?』という方もいらっしゃると思いますので、ブランドやアイテムについても詳しくご紹介していきます。

私が書きました
ツキシマ アサコ

10年以上、屋久島で観光業に携わっています。
元々旅行者だった筆者ですが、2006年から屋久島へ移住。
11歳の娘と夫の3人暮らし。 東京、名古屋に在住経験あり。

屋久島ファンをもっと詳しく

タップできる目次

アークテリクスってどんなブランド?

アークテリクスは2人のクライマーが設立したブランド

アークテリクスは、1991年にカナダ、バンクーバーでスタートしたアウトドアブランドです。

2人のクライマーが、より機能性の高いクライミングハーネス(岩を登るときに使用する、ももと腰を固定するベルトのようなもの)を求めて設立されたのが始まりだとか。

その後、アークテリクスが販売したクライミングハーネスは、地元のクライマーから絶賛され、その名前を広めました。

アークテリクスの名前の由来

アークテリクスのブランド名は、始祖鳥(アーケオプテリクス 学名: Archaeopteryx)から付けられた名前です。

『トカゲが進化し、空を飛べるようになったように、大きく進化して羽ばたこう。』という思いが込められています。

アークテリクスが人気の理由

1、機能性の高さ。

『着る人の目線に立ち、なおかつ製作者側も使いたくなるアイテム』を理念とし、それが実現できているからこそ、多くのユーザーに支持され続けています。

2、高いデザイン性。

特にバックパックやジャケットは、タウンユースで人気のアイテム。アパレル系セレクトショップでも取り扱われるなど、オシャレアイテムとしても注目されています。

アークテリクスのレインウエアをご紹介

種類がたくさんあるアークテリクスのレインウエア

アークテリクスのレインウエアジャケットは、用途とゴアテックス製の生地の厚さによって、モデル名が分かれています。

モデル名は、SV、AR、LT、SLなど、2文字のアルファベットで記されています。

簡単に整理すると以下のとおりです。

  • SV:もっとも過酷な自然環境を想定してつくられているモデル。3レイヤー。
  • AR:一般的なアウトドアアクティビティに適したモデル。3レイヤー
  • LT:軽量化を施したデザイン。軽めの3レイヤー。
  • SL:極限まで軽量化されたモデル。2レイヤー。

※ 3レイヤーなら3枚重ねという意味

アークテリクスの生地の素材に使用する『ゴアテックス』は、Gore-Tex Pro Shellという過酷な使用に耐えられる最も丈夫なものを採用しています。

ただし最後のSLのみ、軽量化のため、Gore-Tex Paclight Shellを使っています。

ちなみに、『アルファ』とは快適さと効率の良さを重視し、ハイキングやトレッキング用につくられた軽量デザイン。



ゴアテックスとは、アメリカで開発された特殊技術を使用してつくらる素材(生地)のこと。

ゴアテックスの一番の特徴は『防水透湿』の機能です。

『防水透湿』とは、外からの雨は防ぐが、内側から出る汗や水蒸気は外に逃がすことができる機能でゴアテックス素材にしかない機能です。最近は医療分野にも広く利用される特殊素材でもあります。

厳しい品質基準をクリアしたゴアテックス製品には、必ず黒いタグが付けられ(別ブランドのものでも、ゴアテックス製品には同じタグが付きます。)その他の素材でつくられた商品とは区別されます。

『防水透湿』以外の機能としては、『防風性』や『保温性』があるので、アウターとしての機能も期待されます。

最近は素材が進化し、軽量化や耐水性、丈夫さなどが追求され、より快適に利用しやすくなっています。


アークテリクスのレインウエア アルファSLの特徴

  • ジッパーや、縫い目部分も全てシームテーピングを施した止水加工で、水分と寒気をシャットアウトします。
  • 解剖学に基づいた立体的デザインで、着用時のフィット感と動きやすさを実現しています。
  • 耐久撥水加工。
  • 調節可能なフード用のドローコードがあり、フード着用時の視界を妨げません。
  • 耐久性、防水性と高い通気性を兼ね備えています。全天候に対応可能。

【アークテリクス アルファSL】のレインウエアを屋久島の雨の中で使用してみたレビュー

機能について

機能については、屋久島の雨の中で実際に着用してみて『なるほど!こーゆーことかぁ。』と納得。

その納得ポイントをご紹介します。

肩の縫い合わせの部分見えますか?こんな変わったパターン見たことないです。

1つめは、着心地の良さ。

ウエアを見ると、解剖学に基づいたという立体的デザインだからでしょうか?

変わったパターンで肩から身頃までが縫い合わされ、カタチつくられています。

着用して、腕を上げ下げしたり、体をひねったりがストレスなくできます。

また、他のブランドのレインウエアに比べて、生地が柔らかくて滑らかです。

あの、ゴアテックス特有の生地が硬くて動きにくい感じもありません。

2つめは、長時間雨の中にいても、雨がしみてきません。

以前使用していた他ブランドのものは、長時間使用すると生地に雨が染み込んできました。

『耐久撥水加工が施されており、強い雨や降雪にも耐えられる』というのは本当。

屋久島の雨でも大丈夫です。

3つめは、フードの使い勝手のよさです。

フードのおでこの部分が、硬く帽子のつばのようになっているので、かぶった時の安定がよく、雨も防いでくれます。

そしてストレッチコードがフードの周りにぐるりと通してあるので、自分のサイズにあわせて調節でき、これが頭を動かしてもずれにくく、ストレスなく被れるんです。

このフードのデザインは、これまで私が使用したブランドのレインウエアにはなかった仕様。

ふつう雨が降る中でフードを被ると、視界が遮られて見にくくなったり、雨が顔に滴って不快だったりしますが、上記の仕様でストレスなくフードを使えます。

この点は長時間フードを被り続けてみないと気づかない点かも。

サイズについて

アークテリクスのレインウエアは、クライミングで使用できるようデザインされているので、身幅はタイトなつくりとなっています。

私が使っているアークテリクスのレインウエアは、実はメンズサイズのXSを着ています。(身長156㎝)

冬山でinにいろいろ着ることを考えると、もう少し見頃にゆとりのあるものがよかったのです。

袖のベロクロと、裾のドローストーリングを絞れば問題なく着用できます。

下の写真は、なぜか45ℓのザックを背負ってますが(笑)

身長156㎝の女性が『メンズXS』を着るとこんな感じです。

アークテリクス レインウエア  メンズXS着用(モデル身長156㎝)

もしタウンユースをメインにお考えなら、ジャストサイズで着用できるレディース用を選びます。

アークテリクスのジャケットは、男性も女性もジャストサイズorワンサイズ上がおすすめです。

ジャストサイズかワンサイズ上か迷う場合は、その方の洋服の着方によります。
一般的には、キレイめに着るならジャストサイズ。カジュアルに着るならワンサイズ上です。
できるだけお店で着用してみましょう。考えるより着用してみる方が早いです。(←当たり前ですね。^^;)

その他のポイント

やはり山だけでなく、タウンユースできるところはポイント高いです。(ってことは、アウターを別に1着買うことを考えれば、ハードルが下がりますね。)

タウンユースで着る着方としては、inに『襟付きのシャツ』を合わせたりするとキレイめに着ることができます。さらに足元はスニーカーはもちろん、革靴にしても。

女性ならロングスカートで合わせるのもカワイイですよね。

また、SLジャケットは、薄くて軽いので持ち運びにも便利です。(トレッキングの荷物の重量を減らせます。)
アークテリクスは発色がすごくキレイで顔映りがよい点もお気に入りポイントです。

アークテリクスのレインジャケット

まとめ

いかがでしたでしょうか。アークテリクスのレインジャケット、アルファSLについてのレビューをご紹介しました。

できれば、お店で試着するのが一番よいのですが、もし難しいなら、通販でも返品交換可能なお店を選ぶと安心です。

そして実際に使用してみて、山での機能性は私が使用したことがあるレインウエア (3ブランド)の中ではダントツで一番使いやすいです。

ということで、アークテリクスのレインジャケットは、屋久島の雨の中でも、タウンユースでも使えるのでコスパは高めという結論。

皆様のレインウエア選びの参考になれば幸いです。

  • URLをコピーしました!
タップできる目次