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こちらでは、夏(6月〜9月中旬)に屋久島トレッキングする場合の女性の服装についてご紹介します。
縄文杉、白谷雲水峡、ヤクスギランドのある標高1,000m付近での、屋久島トレッキングを想定してご紹介します!
10年以上、屋久島で観光業に携わっています。
元々旅行者だった筆者ですが、2006年から屋久島へ移住。
11歳の娘と夫の3人暮らし。 東京、名古屋に在住経験あり。
夏の標高1,000m付近(縄文杉、白谷雲水峡、ヤクスギランド)の気温は15.6℃〜26.2℃くらいです。
早朝などは肌寒いのですが、歩くと暑くなり汗をかきます。逆に、雨に濡れて、風が吹けば凍えるほど寒さを感じることも。
もし、屋久島の年間の気温と服装を「季節ごと・月別」で知りたい方は、【気温&月別】屋久島の服装「普段着と登山用」まるっとご紹介!ユニクロがNGなワケを参考になさってください。
屋久島の主なコースの標高
屋久島の標高1,000m付近の気温 | 最高気温 | 最低気温 |
1月 | 9.4 | 3.0 |
2月 | 11.1 | 5.5 |
3月 | 11.5 | 5.6 |
4月 | 17.7 | 11.1 |
5月 | 19.6 | 14.2 |
6月 | 21.3 | 15.6 |
7月 | 24.8 | 17.6 |
8月 | 26.2 | 18.2 |
9月 | 23.6 | 17.6 |
10月 | 20.0 | 14.6 |
11月 | 15.6 | 9.6 |
12月 | 11.7 | 6.2 |
屋久島の「年間の天気と気温」ページでは、屋久島の天気の特徴やなぜ雨が多いかについてご紹介しています。もっと詳しく知りたい方はご覧いただくと納得かと思います。
ということで、アウトドアでの基本でもある『重ね着コーディネイト』の服装が望ましいです。
屋久島は雨が多いですし湿度が高いので、アイテムの素材は、全てのものにおいて綿のものは避けます。必ず速乾性の素材で。
ユニクロやワークマンは運動目的につくられたアイテムならOKです。
ちなみに、ユニクロのヒートテックは、屋久島のトレッキングにはNGです。(←筆者の経験より)
また、ワークマンのカッパは100%NGです。
→ユニクロやワークマンのアイテムについて屋久島ガイドさんが使ってみた証言
ゴアテックス製のレインウエア(カッパ)は、2万〜5万ほどかかりますので、準備が難しいならレンタル付きのガイドツアーへ参加する方法もあります。
上:下着+半袖のTシャツ(ベースレイヤー)×1~2枚+長袖の羽織(ミドルレイヤー)+レインウエア(アウター)
下:速乾性のロングパンツor速乾性のハーフパンツ+タイツ
それではそれぞれの具体的なアイテムをご紹介していきます。
夏に雨の中をトレッキングしていると、ゴアテックス製のレインウエアを着用していても、雨でぬれずとも、自分の汗で全身ぬれます。
肌をドライに保つ素材の下着は強い味方です。また、冷えも防げます。
1枚目のレイヤーは、下着の上に直に着用する肌着です。
素材は
の3種類です。
❷のウールがおすすめです。もしチクチクが気になるなら❸にしてもよいでしょう。
1枚目の袖の長さは、個人差があるので難しいですが、暑がりなら1枚目をノースリーブに、2枚目のベースレイヤーを半袖にする。
寒がりなら、1枚目をロングスリーブにして2枚目を半袖にしてみては。
7月下旬〜8月の真夏なら、下着の上にベースレイヤー1枚でもOK。ただし、必ずミドルウエアや、レインウエアなどのアウター(羽織れるもの)を必ず準備してください。
1枚目のベースレイヤーの上に着るものです。ですので、見えても大丈夫なものを。
探すときはベースレイヤーのカテゴリーで探します。
6月、7月、8月の屋久島標高1,000m付近の最低気温は15.6〜18.2℃くらいです。
ミドルレイヤーは保温の役割をするもの。屋久島の夏は、アウター(レインウエア)を使用すれば必要度は低めです。
もし寒がりな方ならウインドブレーカー的なものや、速乾性のシャツなどをミドルレイヤーとして利用してもよいでしょう。
インポートブランドより、日本ブランドの方が体型(足の長さや腰回り)に合いやすいのでおすすめ。
こちらも必ず速乾性のアイテムを選びましょう。
タイツは運動時の筋肉疲労を軽減してくれるものも。
安価なものは、摩擦や濡れた時かゆくなるので注意です。
必ずゴアテックス製のものを選びます。買うまでもないならレンタルでも。ただし、こちらのアイテムは省略不可です。
島内にレンタルショップがあったり、またレンタル付きの『現地ガイドツアー』もあります。
ゴアテックスの一番の特徴は『防水透湿』の機能です。
『防水透湿』とは、外からの雨は防ぐが、内側から出る汗や水蒸気は外に逃がすことができる機能で、ゴアテックス素材にしかない機能です。今や医療分野にも広く利用される特殊素材です。
厳しい品質基準をクリアしたゴアテックス製品には、必ず黒いタグが付けられ(別ブランドのものでも、ゴアテックス製品には同じタグが付きます。)その他の素材でつくられた商品とは区別されます。
『防水透湿』以外の機能としては、『防風性』や『保温性』があるので、アウターとしての機能も期待されます。
最近は素材が進化し、軽量化や耐水性、丈夫さなどが追求され、より快適に利用しやすくなっています。
こちらもウールがおすすめです。ムレや防臭も効果ありです。
ウール素材でもオールシーズンOKです。一度履いたらやめられなくなります。べたつかず快適。
屋久島の日差しはかなり強いです。つばのあるものを選びましょう。こちらも綿素材は避けます。
ゴアテックス製だと心強いですね。
屋久島でトレッキングしていて、いつも気になるのは『首の日焼け』。
首は、なにかしらでガードすべしです。
屋久島の日帰りトレッキンングなら、ソールが柔らかめで、滑りにくく、防水性のものを。
もちろん、屋久島以外のフィールドでも利用できますし、縄文杉へ行くなら自分のものを購入した方が懸命です。
トレッキングシューズの良し悪しで、歩ける距離が変わります。
もし、その他の季節の服装も知りたい方は、年間の天気と気温から以下の記事にまとめています。
屋久島トレッキングの服装の基本アイテムについて、その役割や素材・ユニクロについてを詳しくご紹介しています。
屋久島の日帰りトレッキングについて、持ち物、レンタルなど網羅的にまとめています。
いかがでしたでしょうか。屋久島の夏6月〜9月中旬のトレッキングの服装(女性)をご紹介しました。
屋久島の夏のトレッキングは、歩けば暑いですが、早朝は冷んやりしたり、濡れたまま休憩していると寒くなったり・・・
直接肌に触れるものに気を遣うとかなり『冷たい』&『不快』を軽減できます。
ぜひ参考にしていただき、快適で楽しいトレッキングをなさってください。