女性【屋久島トレッキング服装】春/秋(4月/5月/9月後半/10月/11月前半)
こちらでは、屋久島の春(4月〜5月)/秋(9月後半〜11月前半)にトレッキングする場合の女性の服装をご紹介します。
また、具体的なおすすめ商品を、アイテム別にご紹介します。
屋久島トレッキングに向けて、『服装コーデについての情報』を知りたい方や、『アイテム購入』をお考えなら、是非参考にご覧ください。
10年以上、屋久島で観光業に携わっています。
元々旅行者だった筆者ですが、2006年から屋久島へ移住。
14歳の娘と夫の3人暮らし。 東京、名古屋に在住経験あり。
→屋久島ファンをもっと詳しく
【屋久島トレッキング服装】春/秋(4月/5月/9月後半/10月/11月前半)の気温と知っておきたいこと
まずはアウトドアでのアイテムの『呼び方』を知っておきましょう。
商品説明や商品名によく以下の呼び方が出てきます。
知っておくと商品を探すのに便利です。
知っておきたいアウトドアアイテムの呼び方
アウトドアの服装では、❶ベースレイヤー❷ミドルウエアー❸アウターという呼び方をします。
- ベースレイヤー・・・肌着
- ミドルウエアー・・・ベースレイヤーの上に着るもの
- アウター・・・一番外に着るもの
それでは屋久島(春と秋のシーズン)におすすめの、具体的な服装をご紹介します。
まずは、基本のコーディネイトを知って、次に具体的なそれぞれのアイテムを見てみましょう。
もし、屋久島の年間の気温と服装を「季節ごと・月別」で知りたい方は、【気温&月別】屋久島の服装「普段着と登山用」まるっとご紹介!ユニクロがNGなワケを参考になさってください。
屋久島の縄文杉などの標高1000m付近の年間の気温
屋久島の主なコースの標高
- 【縄文杉コース】標高600m〜1,300m
- 【白谷雲水峡コース】標高600m〜1,000m
- 【ヤクスギランドコース】標高1,000m〜1300m
屋久島の標高1,000m付近の気温 | 最高気温 | 最低気温 |
1月 | 9.4 | 3.0 |
2月 | 11.1 | 5.5 |
3月 | 11.5 | 5.6 |
4月 | 17.7 | 11.1 |
5月 | 19.6 | 14.2 |
6月 | 21.3 | 15.6 |
7月 | 24.8 | 17.6 |
8月 | 26.2 | 18.2 |
9月 | 23.6 | 17.6 |
10月 | 20.0 | 14.6 |
11月 | 15.6 | 9.6 |
12月 | 11.7 | 6.2 |
屋久島の「年間の天気と気温」ページでは、屋久島の天気の特徴やなぜ雨が多いかについてご紹介しています。もっと詳しく知りたい方はご覧いただくと納得かと思います。
屋久島トレッキングの服装 春(4月〜5月)/秋(9月後半〜11月前半)の基本のコーディネイト
上:下着+ベースレイヤー+ミドルウエアー+アウター
※気温と好みによって、ベースレイヤーを2枚にする場合も。
→1枚目のベースレイヤーはフィットする肌着タイプ+2枚目のベースレイヤーは行動着としてのロングor半袖のTシャツなど
下:ロングパンツorハーフパンツ+タイツ
この基本コーデを軸にして考えてみましょう。
ユニクロやワークマンは運動目的につくられたアイテムならOKでもカッパはNG
ユニクロやワークマンは運動目的につくられたアイテムならOKです。
ちなみに、ユニクロのヒートテックは、屋久島のトレッキングにはNGです。(←筆者の経験より)
また、ワークマンのカッパは100%NGです。
→ユニクロやワークマンのアイテムについて屋久島ガイドさんが使ってみた証言
もし、ゴアテックス製のレインウエア(カッパ)は、2万〜5万ほどかかりますので、準備が難しいならレンタル付きのガイドツアーへ参加する方法もあります。
ということで、下着から順にご紹介していきます。もちろん個人差がありますので、好みや体質で、袖の長さや素材をチョイスしてくださいね。
女性【屋久島トレッキング服装】春/秋(4月/5月/9月後半/10月/11月前半)おすすめアイテム紹介
下着
できれば、アウトドアメーカーの機能性下着を着用するのがおすすめです。
なぜなら、上にどんなに良質なアイテムを重ねても、直接肌に当たる部分が濡れて不快であれば意味がないからです。
以下のものがおすすめ。汗のベタつきやパッドが濡れて冷たいといった不快感を軽減します。
屋久島は雨の可能性が高いので、かなり重要です。
上:長袖or半袖のベースレイヤー
下着の上に着るベースレイヤーです。
最近は、ベースレイヤーを2枚重ねるという着方も。その場合は、下着の上に『フィットするタイプのメッシュorウールのベースレイヤー』を着ます。
その上に、見えても大丈夫な『ベースレイヤーのTシャツ』を着ます。半袖or長袖は気温と好みで。
下着の上に着るベースレイヤー
屋久島は濡れることが多いので、濡れても冷たくなりにくいのと、臭いを軽減できるウールがおすすめです。(ただし、肌の弱い方は、ウール混のハイブリッド型か化繊がよいかも。)
2枚目のベースレイヤー
見えても大丈夫なデザインのものを。私は半袖で上述のメリノウールの袖を出しています。
上:長袖の羽織
ベースレイヤーの上に羽織るものです。前開きの脱ぎ着できるものがよいです。
素材は薄手のフリースがおすすめ。
上:アウター(レインウエアー)
ゴアテックス製のレインウエアをアウターと考えてOKです。
トレッキングの日の気温によっては、中綿のジャケットをプラスしても。
ダウンは雨に弱いので持ち歩いて休憩中に羽織る使い方で。
【中綿ジャケット】
下:速乾性のロングパンツ
インポートブランドより、日本ブランドの方が体型(足の長さや腰回り)に合いやすいのでおすすめ。
下:速乾性のハーフパンツ+タイツ
タイツは運動時の筋肉疲労を軽減してくれるものも。
こちらも出来るだけ良質なものを選んで。(長時間歩くと摩擦で痒くなったりします。)
くつ下
厚手でクッション性があるものがおすすめです。
ウールなら冷えにくく匂いも抑えられます。ちなみにオールシーズンOKです。
屋久島トレッキングにぴったりな登山靴
できるだけ、防水性&滑りにくいものを選びましょう。
縄文杉、白谷雲水峡、ヤクスギランド、日帰り登山なら初心者用のソフトなソールでOK。
屋久島トレッキングの服装その他の季節はこちら
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屋久島トレッキングツアーおすすめを比較してご紹介
屋久島トレッキングツアー ガイド付きおすすめ5社比較(縄文杉・白谷雲水峡)では、屋久島トレッキングツアーおすすめ5社を比較してご紹介します。
もしガイドさんはいらないということなら、屋久島ツアー「現地フリー」おすすめ5社比較(JAL/楽天/ジェイトリップ/JTB/じゃらん)からお選びいただき、直行便欠航リスクを減らして旅するといいですよ。
屋久島のトレッキング情報をまとめて知りたいなら
屋久島の日帰りトレッキングについて、ガイドなしなら必要な「屋久島トレッキング」情報をまとめてみました!では、持ち物、レンタルなど網羅的にまとめています。
さいごに:春/秋(4月/5月/9月後半/10月/11月前半)は温度調節できる服装で
いかがでしたでしょうか。屋久島の春(4月〜5月)と秋(9月後半〜10月〜11月前半)のシーズンで女性アイテムに絞ってご紹介しました。
屋久島の春と秋は気温差が激しいので、とにかく脱ぎ着ができるスタイルで。また、雨に濡れるということを前提にして考えましょう。
できるだけアウトドアブランドのものが望ましいですが、ユニクロなどのスポーツ利用を前提としたアイテムでもOKです。とにかく速乾性の素材にしましょう。
ぜひ参考にしていただき、快適な屋久島トレッキングをなさってください。