日本旅行 vs JTB どっちが安い？８個の項目で違いをチェックしてみた！

2024年10月29日

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この記事では、JTBと日本旅行の違いは、まず運営会社が別の会社ということです。その他の違いも詳しくこちらで比較します。どちらを利用するべきかを検討中の方はぜひ参考にご覧ください。

私が書きました

10年以上、屋久島で観光業に携わっています。
元々旅行者だった筆者ですが、2006年から屋久島へ移住。
14歳の娘と夫の3人暮らし。東京、名古屋に在住経験あり。
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日本旅行 vs JTB どっちが安い？８個の項目で違いをチェックしてみた！

まずは、いきなり結論を申し上げます。

筆者が10年以上旅行会社を比較し続けてきた経験からすると、相対的には日本旅行が安いように思います。

JTBはラグジュアリーツアー（富裕層）に焦点をあわせたツアーに力を入れており、サービス面はかなり充実していますが、逆にそこを担保するために、全体としてはお値段が上がっているのは否めないかもしれません。

とはいえ、最近はJTBもHISのような格安ホテルもかなり取り扱うようになってきているので、格安ホテルをチョイスするのであれば、JTBでも安いツアーは見つかるのではと思います。

旅行ツアーは、季節や人数、交通機関や選ぶホテルによって、同じ旅行会社であっても、一概に値段比較が難しいので、まずは、ご自身の譲れない同じ条件で検索して比較するよりほか仕方ないのです。。。ご参考までに。

下記では、JTBと日本旅行の違いを、８個の項目に分けて比較してご紹介します。

1，運営会社の違い

JTBと日本旅行は、別の会社です。

それぞれの会社について、早見表でご紹介します。

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項目	JTB	日本旅行
正式名称	株式会社JTB	株式会社日本旅行
設立	1963年	1949年
本社所在地	東京都品川区	東京都中央区
資本金	1億円	40億円
主要株主	公益財団法人日本交通公社、JR各社、主要銀行、航空会社など	西日本旅客鉄道（79.8%）、JR東海、JR東日本
グループ構造	事業持株会社、多数の子会社・関連会社を保有	JR西日本の連結子会社
従業員数	18,663名（グループ全体、2023年3月現在）	4,414名（グループ全体）
主要事業	旅行業、運輸機関のチケット販売、観光地開発、出版、保険代理店など	ソリューション事業（公務・地域、企業、教育）、ツーリズム事業
特徴	国内外の幅広い旅行サービス、公的機関との連携	JR西日本グループの一員、鉄道旅行に強み
旅行業登録	観光庁長官登録旅行業第64号	観光庁長官登録旅行業第2号

JTBはより大規模で多角的な事業展開をしている一方、日本旅行はJR西日本グループの一員として、鉄道旅行に強みを持つ特徴があることがわかります。
ちなみに、日本旅行は日本最古の旅行会社なんですよ。
旅行会社としては、どちらも大手ですので、どちらも安心して予約できますね。

2，料金体系の違い

JTBと日本旅行の料金設定、割引サービス、価格帯の比較を以下の早見表にしてみました。

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項目	JTB	日本旅行
価格帯	32,400円～278,800円	36,300円～192,700円
料金設定の特徴	飛行機利用のパッケージツアーに強み	新幹線とホテルの組み合わせプランが充実
割引サービス	JTB会員向け特典、キャンペーン割引	クーポンが豊富
パッケージプラン	ダイナミックパッケージJTBMySTYLE（カスタマイズ可能）	JR・新幹線＋ホテルパック（鉄道旅行特化）
予約の柔軟性	出発1ヶ月以内でシートマップから座席指定可能	新幹線変更は出発前1回のみ（条件限定的）
会員制度	無料会員登録で特典あり	無料会員登録で特典あり
強み	幅広い選択肢と柔軟性	鉄道旅行に特化

JTBのほうが安いプランから高いプランの幅がある点が特徴的です。日本旅行は平均的によいので、価格帯の幅もあまりないです。お値段が安い旅行商品を探したいならJTBがおすすめ。
平均的によい商品を選びたいなら日本旅行ですね。
また、高級ホテルに宿泊するツアーや、ラグジュアリーなパッケージならJTBが充実しています。

3，旅行券の違い

JTBと日本旅行の旅行券の特徴を比較した早見表をご紹介します。

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特徴	JTB	日本旅行
種類	1. JTB旅行券 NICE TRIP（紙タイプ） 2. JTBトラベルギフト（カード型）	1. 日本旅行ギフト旅行券（紙タイプ） 2. 日本旅行ギフトカード（カードタイプ）
利用可能場所	全国のJTBグループ店舗、一部提携旅行会社	日本旅行（グループ会社含む）、一部代理業・特約店
利用可能サービス	国内・海外旅行、航空券、JR券、宿泊、レンタカー、観光施設入場券など	切符、宿泊、国内交通セットプラン、海外ツアーなど
金額単位	NICE TRIP：1,000円単位トラベルギフト：1円単位	具体的な情報なし
有効期限	なし	通常のギフト旅行券/ギフトカード：なしオリジナルデザインカード：設定可能
オンライン予約	JTB公式サイトで利用可能	国内宿泊・交通セットプラン（一部除く）で可能
特徴的な機能	トラベルギフト： – オンライン残高照会 – 表紙デザインカスタマイズ – メッセージ印刷	具体的な情報なし
購入方法	店舗、インターネット、FAX	店舗（その他の方法は不明）
払い戻し/取り消し	未使用の場合、購入店舗で可能（手数料あり）	ギフトカードに戻入れ
利用制限	現金との引き換え不可、釣り銭なし	JR・私鉄の回数券類、航空回数券類、保険、外国通貨、商品券、土産品、ローン申込金、旅行積立に使用不可

JTBも日本旅行も旅行券は多く流通していますが、JTBの方が旅行券を販売することに注力している印象がありますね。
購入したり利用したりするならJTBが使いやすいかも。
参考：→JTB旅行券とは？使える店や使い道をまるっとご紹介！

4，提携ホテルの違い

JTBと日本旅行の提携ホテルの特徴を比較したテーブルを以下に示します：

特徴	JTB	日本旅行
特別な提携	一般的なホテルと、高級ホテル・旅館カテゴリーがの2つが設けられており、ユーザーが自分の好みや予算に応じて幅広く選択することができる。	JR系列ホテルとの強い連携。ホテルの取り扱い数は多くはないが、厳選された宿を取り扱う。
交通付きプラン	新幹線・JR＋ホテル、航空券＋ホテルもバリエーションが多い。飛行機利用ならばJTBが豊富。	JRとの連携による鉄道＋ホテルプランが豊富な点が特徴的。航空券とのパックツアーもある。
強み	幅広い選択肢と国際的なネットワーク	JRとの密接な連携による鉄道旅行の利便性

JTBはより幅広い選択肢と国際的なネットワークを持つ一方、日本旅行はJRとの強い連携を活かした鉄道旅行に特化したサービスを提供しています。

5，ディズニーツアーの違い

JTBと日本旅行のディズニーツアーの比較を以下の表にまとめました。

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特徴	JTB	日本旅行
パッケージ名	JTBダイナミックパッケージマイスタイル	赤い風船ダイナミックパッケージ
交通手段	新幹線・JR、航空機、ディズニーリゾートライン	新幹線・JR、航空機、ディズニーリゾートライン
ホテル選択	ディズニーホテル、オフィシャルホテル、パートナーホテル	ディズニーホテル、オフィシャルホテル、パートナーホテル
特別プラン	パークチケット付きプラン	季節限定プラン
宿泊者特典	ハッピーエントリー（15分早入園）あり	ハッピーエントリー（15分早入園）あり
予約システム	24時間オンライン予約可能	24時間オンライン予約可能
特徴的なサービス	キャラクターをテーマにした客室	JR駅からのアクセスの良さを重視

ディズニーツアーはJTBも日本旅行もあまり違いはないようです。
JTBの場合、セール価格のホテルツアーがあるので、お得にディズニーへのツアーを利用したいならJTBがよいかも。
また、JRを利用するツアーなら日本旅行がおすすめです。

6，カスタマーサポートの違い

JTBと日本旅行のカスタマーサポートの比較を以下の表にまとめました：

特徴	JTB	日本旅行
主なサポート方法	・オンライン・電話・店舗あり	・オンライン・電話・店舗あり
特徴	オンライン対応が充実	電話対応が充実

JTBがより先進的でオンライン中心のサポートを提供している一方、日本旅行は従来型の電話サポートを中心としていることがわかります。
ネットだけのサポートしかない旅行会社が多い中で、どちらも、ネットが苦手な方におすすめの旅行会社です。

7，海外旅行の違い

JTBの海外旅行の主な特徴を3つ挙げると、以下のようになります。

豊富なオプションと柔軟性
JTBは、旅行先やプランスタイルに合わせて多様なオプションを提供しています。ホテルのグレードや部屋タイプ、アクティビティの追加予約など、幅広い選択肢があります。これにより、旅行者は自分の好みや予算に合わせて旅行をカスタマイズすることができます。
安心のサポート体制
JTBは大手企業として信頼性が高く、旅行中のトラブルにも対応できる体制を整えています。特に「ルックJTB安心パック」では、出発前から現地での問題や心配事をサポートしています。例えば、急な体調不良の際の薬局紹介など、現地JTBスタッフによる細やかなサポートが受けられます。
多彩な旅行スタイルに対応
JTBは、価格重視のツアーから添乗員同行ツアーまで、様々な旅行スタイルに対応しています。また、ビーチリゾートや世界遺産巡りなど、目的別のツアーも豊富に用意されています。さらに、フライトパターンやホテル、現地プランなども選択可能で、旅行者のニーズに合わせた旅行プランを提供しています。

日本旅行の海外旅行の主な特徴を3つ挙げると、以下のようになります。

多様な旅行スタイルに対応
日本旅行は、添乗員同行の海外ツアーから個人向けの海外旅行、フリープランまで幅広い選択肢を提供しています。これにより、海外旅行に慣れている方も初めての方も、自分に合った旅行スタイルを選ぶことができます。
豊富なブランドとパンフレット
日本旅行は、「大好きシリーズ」「感動の宝石箱ヨーロッパ」「ベストBUY ヨーロッパ」など、目的や予算に応じた多様なブランドを展開しています。これらのブランドごとに特徴があり、例えば「大好きシリーズ」は最大28名様限定の快適な旅を提供しています。
オンライン予約と情報提供
日本旅行のウェブサイトでは、海外旅行やツアーの検索・予約が可能です。また、メールマガジンに登録することで、旅行のお得な情報を入手できるサービスも提供しています。これにより、顧客は便利に旅行を計画し、最新の情報を得ることができます。

JTBの海外旅行は、期間限定でパスポートキャッシュバックキャンペーンや無料のハワイモニターツアーなどのフェアなどの企画ものが充実しています。
また、ハネムーンや添乗員付きツアー、世界遺産ツアーなどラインナップはJTBも日本旅行もどちらも充実。
ツアーバリエーションというとJTBに軍配があがるかもしれませんね。
参考：→JTBの安い海外旅行は？おすすめの時期やツアーをご紹介！

8，割引・特典・クーポンの違い

JTBと日本旅行の割引クーポンの違いを以下の表にまとめました：

特徴	JTB	日本旅行
クーポンの種類	国内旅行、宿泊、航空機ツアーなど	国内宿泊、JR・新幹線＋宿泊、海外旅行など
地域限定クーポン	特定地域（岩手、群馬、箱根など）のツアー	九州エリア発、中部エリア発など
最大割引額	30,000円（200,000円以上の旅行）	5,000円
会員制度との連携	JTBトラベルメンバー会員限定クーポンあり	マイクーポン会員限定クーポンあり
会員登録の必要性	全てのクーポン利用には会員登録が必要	会員登録がなくても利用できるクーポンがある

JTBはクーポンの種類が豊富です。国内ツアーや航空券利用などいろいろなニーズに対応しています。
JTBは会員登録が必要ですが、初回限定クーポンが人気です。

一方日本旅行は、種類が少ないものの分かりやすくまた、会員登録が必要ない日本旅行のクーポンも一部配布しているため、アカウント登録が面倒な方や、個人情報を入力することに抵抗のある方におすすめです。

国内のJTBの予約に使える割引クーポン